得体の知れないスプーン&スピナー


1.得体の知れないスプーンセット その1

パッケの上に書かれているのは、「FISHING “AT IT’S BEST”」
コレは、ルアー名でも、メーカー名でもないよね。
下に小さく書かれているのは、「THE CONTENTS OF THIS PACKAGE REPRESENT A REAL VALUE」
グーグルに訳して貰ったら、「このパッケージの内容は、実際の値を表します」と・・・。
なんじゃそりゃ?
つまりは、メーカー名もルアー名も、記載が無いって事だね。
右隅には、小さくJAPANとあるから、日本製なのは間違いない。
汚い釣具屋さんで、150円で買ったモノだから、長年処分に困ってたのかね?
推測だが、1980年代のパチモノセットじゃないか・・・と、妄想中です。


2.得体の知れないスプーンセット その2

ケースの左上に、「ルアーセット No,4 \1000」とある。
まあ、1個200円と考えれば、それほど高いワケじゃない。
↓ただ・・・、クオリティは低い。

一応、形状やサイズは違うみたいだけど、青いのは搭載してる赤いプレートの形状が違うだけな気もする・・・。
スプーン本体の素材も不明で、どうも・・・鉄っぽい。
海で使った日にゃ、即錆びちゃう事でしょう。


3.得体の知れないスプーンセット その3

ケースには、一切手掛かりがない。
静岡の汚い釣具屋さんで、2002年頃に買った・・・と思う。
確か、ロドリのロケハンに来て、誌面で使わないであろうモノを買った時、コレがあった。
買ったお値段までは記憶に無いが、高かったら買わないオレなんで、1000円以下だったのは間違いないでしょ。
↓当然、スプーンのクオリティは、低い。

フックがブロンズだったり、銀メッキだったり、統一性が無いのは、なぜなんだろうか?
スプリットリングも質が悪く、段も無くただ丸めてあるだけ。
もしかすると、素材もステンレスじゃない可能性が高い。
それは、スプーン本体にも言えそうで、海で使ったら、即錆びるな・・・。


4.Big Hunter?

形状的には、まんまABUのトビー。
1970〜80年代、パチモノスプーンといえば、コレがド定番だった。

パッケージの下部には、↓堂々と「PLUG」と書かれとる!

なんじゃそりゃ?
パチモノあるあるで、パッケージの使い回しが原因かな?
「Big Huter」というのも、このルアーの名でも無けりゃ、メーカー名でも無いと思う。
おそらく、台湾の工場で作られた全てのパチルアーが、このパッケで売られていたのでしょう。


5.得体の知れないスピナーのセット その1

某中古屋さんで、たったの165円でした。

↓メップス、パクり放題。

真ん中の2つは上出来だが、両サイドのブレイドは・・・やっちまったなぁ。
どうせなら、全部メップスにしとけやー。


6.牛角スプーン?

某中古屋さんで、100円程度で売られていたスプーン。
牛角のスプーン・・・だと思いたいが、あまりの安さに樹脂製んなんじゃないかと、疑わざる負えません。
ただ、ボディをホめてるパーツが、量販品に用いるようなモノじゃない気がするのだよ。
う〜ん・・・、何か特殊な素材のボディな気がしているのだけど、どうやったら確認出来るのかね?


7.忠さんのスプーン?

ABUのトビーと似た形状なんだけど、本家よりも幅広にしてパチってる。
忠さん(一時期シマノ)のギンザンよりは、やや細めなシェイプなんで、どっちかといえばダムサイドに似てる。
お尻の部分が、ウロコじゃなくて、線状になってるのは、ギンザンやダムサイドとは異なる点だね。
忠さんのスプーンを、シマノが取り扱う前の最初期のダムサイドという説もあるが・・・、
果たして真相は、どうなんでしょうか?


8.CHALLENGER!

こんなしょーもないセットが、某中古屋さんで220円で売られてた。
正直・・・、そのお値段は納得できないほど高い!
こんなセット、100円の価値もないだろう。
それでも買ってしまったのは、ネタにしたかったのさぁ・・・。
アジア圏でバブル期に作られたであろう、スピナー5個セット。
全部同じ形状で、ブレイドの色だけが違う。
特に、性能が良いとは感じられないし、なによりブレイドの色がイマイチすぎる。
それなのに、「釣れすぎにご注意!」とは、よくぞ言えたもんだ。
その度胸だけは、褒めてあげたいね。


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