その他海外メーカー製スピナー


1.BRETTON

箱に描かれている絵で、どんだけ古いか?分かって貰えるかな?
1970年代の代物が、2014年でも、ふつーに売ってるお店があるのだから、えぐり旅って奥が深いよね。
埼玉の行田市にある「丸山釣具」には、いまだに大量にコイツが残ってる。
ふつーは、1個ずつ買うモノなんだけど、この箱欲しさに「箱買い」ってやつをしたのさ。

↓ブレイドの色の違いは、金銀だけじゃなくて、ドットの色が違うという斬新なパターンだった。

ブレットンは、1980年代当時、バスが釣れるスピナーとして、それなりの知名度があったけど、
現代では、スピナー=マス用ルアーみたいな感じになってしまったから、
スピナーをバスに使う事すら無くなってしまってきている・・・。
そういう時代・・・よねぇ。
でも、現代であっても、スピナーはバスに効くルアーであることは間違いない。
使うべき、ルアーなのだよ。


2.Bass Pro Shops MICRO SPIN

バスプロショップがOEMで中国に作らせたヤツ。
ボディはロースターテールみたいな感じで、ブレイドに魚っぽい彫刻がある。
完成度としては、ダイソーレベルだね。
まあ、こういうのは後々の資料となる可能性もあるので、保存用として新古状態なら買ってしまうのさ。


3.ルーハージェンセン METRIC PRO SPINNER

ルーハージェンセン製というだけで、すんごく珍しい気がしてしまう。

↓ボディは、似たような真鍮パーツを連結してる。

この量で、ブレイドとのバランスをとっているのかね?
小さいブレイドだと、ボディの量をもうちょっと減らす・・・みたいな。
構造的には、シンプルというか、大雑把・・・と思っちゃうのは、オレだけ?
このタイプは、けっこう大きめだね。

↓最初から、シングルフックを搭載してるというのは、アメリカンなルアーでは珍しい気がする。

近年は、日本製のスプーン&スピナーで多く見受けられる現象だがね。
オレは、あんま好きじゃない。
やっぱし、スピナーには、フェザー付きのトリプルフックがエエなぁ。


4.パンサー マーティン

イタリア製のスピナーで、日本国内じゃ一時期コータックが取り扱ってた。
コータックが倒産した後、アッチコッチの某中古屋さんに、超格安で出回ったらしいけど、即いなくなった気もする。
他のコータック商品が売れ残る中、コイツは人気者なんだね。
オレ的には、ブレイドの回る構造が気に入らず、あんま使ったことは無い。
人の意見だと、低音のスピナーだとか、回転が不規則でそれがイイとか、立ち上がりは早いとか、色んな見解があるみたい。
まあ、人それぞれですよ。


5.AU LION D’OR

おフランス製のスピナー。
コレも、一時期はコータックが取り扱ってた。
ただ、人気も知名度も無く、あんま日本国内じゃ売れなかったんじゃないかな?
オレも、なんで持っているんだか?
ワカランですよ。


6.mosca

イタリア製のスピナー。
同国製のパンサーマーティンに比べ、認知度はゼロに近い。
というのも、オレでさえ、買ったパイオニア商会以外じゃ、出会った事すら無い。
moscaというのも、ルアー名なのか?メーカー名なのか?
まったく、ワカラン。
ただ、形状としては、優秀な気がしてる。
パンサーマーティンと違って、ブレイドの装着には、ちゃんとクレビスを使用しているし、
テールフックには、毛も装備されている。
コレが、釣れるスピナーの基本形ですな。


7.BLUE FOX SUPER VIBRAX

このスピナーを見た時、ボディは、まるでテキサスリグ用のシンカーだなぁ・・・と。
そんな発想から、いっぱいスピナーを手作りしたもんだった。
テキサスリグ用のワームシンカーは、色んなタイプがあって、重さも選べるし、形状もスリムだったりファットだったり、
中には、ラトル入りなんてのまであった。
自作スピナーは、根掛けても痛くも痒くもなかったんで、ビシバシ使い倒して全部失くしてしまったなぁ・・・。
今度また、作ってみるとしよう。


8.Worden’s ROOSTER TAIL

良く釣れるスピナーとして、絶賛する人が多い。
オレも、川を堰き止めて造られた箱根の管理釣り場で、ガンガンに釣れた思い出がある。
それほどまでに、コレだけ特筆的に釣れた事があった。
確かに、水の掴みが良くて、立ち上がりが早く、ゆっくりでもブレイドは回転する。
フックに付いてるフェザーも、良く釣れる要素で、コレがあるとないでは雲泥の差。
ただ・・・、フッキング性能は悪い。
管理釣り場では、アタリの半分位しか捕れなかったから、鱒族を狙うのであれば、フックは交換した方がエエ。
↓1990年代に買ったモノは、BOXの中でこんな状態に!

20年以上使わずにいたら、まさかの鉛破裂状態!
鉛って・・・、経年劣化でこうなるの?
それとも、湿気とか、そういうのも影響あるのかね?
なんにせよ、20年前に買った大量のロースターテールが、ゴミと化しました。
まあ、捨てるのも、もったいないから、大量のアロンアルファで割れを埋めまくったんで、使い倒します。


9.Super vibrax

おフランス製という事以外、よくワカラン。
ボディが開閉式で、中にラトル用の小さいガン玉とか、フォーミュラーを入れる事が可能。
現在は、ブルーフォックス社が販売してるけど、画像の品はそれ以前のOLD品で、
どこが取り扱ってたのかが、オレには解読できん・・・。


10.KUUSAMO

作ってるメーカーは、フィンランドのクサモン。

↓ボディに、刻印があったんで、それだけ分かりました。

後は、何もワカラン。
ルアー名は、なんだろうね。
ワイヤーに、羽根付きの金属ボディが通ってて、水を受けてクルクル回る構造。
ボディ全体がスピナーみたいな、そんな動きする生命体・・・いるのかな?
似た構造に、オリムピックのウイングルアーってのがある。
アレは、コレをヒントに生み出されたのかもしれんね。


ホームページのTOP        えぐりタックルのTOP          NEXTタックル