その他の国産メーカー製スピナー
1.ケンクラフト ルイスクリークスピナー ギャラクシーブレード
「ルイスクリーク」ってのは、ケンさんの中でトラウト系のルアーにみんな名付けてた気がする。
ルイスクリークミノーだとか、ルイスクリークスプーンなんてのもあったね。
このスピナーのボディは、まるでロースターテール。
ブレイドにアワビを貼ったのが、無駄にケンさんらしくてイイ。
そんな事で、パチったのを誤魔化そうとする手法・・・。
1980年代の釣り具メーカーが、みんなやってたけど、21世紀になったバブル期にやるとはね。
それが、ケンクラフトクオリティ!
2.コーモラン バススピナー
コレは、ブレイドにメップス風の文字列が記載されている。
「FJORD」と書かれており、読みは「フィヨルド」。
意味は、氷河の浸食によって形成された地形の湾や入り江の事。
特に、ノルウェーの海岸に多いらしい。
そんな言語を、なぜにブレイドに記載したのだろうか?
ヨーロッパ向け・・・と、アピールしたかったのか?
ヨーロッパで実績があると、アピールしたかったのか?
単に、お洒落だと思ったのか・・・、謎じゃ。
それにしても、なぜに「バススピナー」と名付けたのだろうか?
当然、対象魚はブラックバス・・・だよね。
ブラックバスに、スピナーが効くってのは、オレも賛成なんだけど、
なぜ、バス専用として売り出したのだろうか?
それも、過去にトラウト用として販売してたモノまで寄せ集めて、バス用とした意味はなんだろね。
市場的に、バス専用のスピナーを欲してるなんて時代は無かったと思えるだけに、意味不明だよなぁ・・・。
3.JOLルアー SNATCH−0
作ってるメーカーは、JOLCOになるのかな?
パッケに書かれているのは全て英語なんだけど、海外製という感じがしない。
推測だけど、相当昔の日本製のルアーなんじゃないかな?
国内向けにでも、海外向けにでも対応出来るよう、パッケは英語で書いて、
全ルアー共通のパッケとして使える様に、ルアー名と値段の部分はスタンプにしてる・・・。
驚異なのは、最上部に「JOL・LUER」と書かれているトコね。
思いっきり、「LURE」のスペルが間違っとる。
裏面の解説には、ちゃんとJOL・LUREとなっているのだから、完璧に大間違いをしてる。
それに気づかずに販売してしまったのか、予算の都合上、直すという事は諦めたのか・・・、そこいら辺の真相は永遠に謎でしょう。
それにしても、このルアーはスピナーなのかな?
ブレイドは、まるでバズベイトだよね。
効いたのかね?
こんなのが、魚に・・・。
↓別形状のモノも、見つけた。
ルアー名は、No,3GRBとスタンプされてる。
↓形状的には、スピナーだよね。
ブレイドは、インディアナタイプをより細長くした独特の形状。
市販品では、見た事ない形状だね。
JOLCOは、金属系に強いメーカーだったのかな?
スピナー以外のルアーも作ってたのかね?
スプーンも・・・、ありそうだよなぁ。
4.Sangoルアー スピナー色々
昭和の時代、コーモランの陰に隠れながらも、関東じゃけっこうアッチコッチで売られてたパチモノが、サンゴルアー。
プラグ系もあるけど、スピナーはとにかく多彩だった。
↓こんな虫付もある。
虫のクオリティが最高潮だよねぇ。
コレだけでも、別に売って欲しいもんだよ。
まあ、当時は、そういう虫系とかを、サクラベイトが色々と売ってたから、それを搭載する改造方法もあった。
↓ザリガニもいる。
スピナー自体にウエイトがあるので、フックに毛鉤の変わりにコイツがついてる感じで、意外とアクションには影響が少ない。
↓虫の種類は、実に多彩。
一番右は、虫じゃなくて魚形状。
なぜに、赤いのじゃ・・・。
↓コレは、異次元。
スピナー本体は軽いのに、フラフラするジグヘッド。
ワームは搭載できない、フェザー仕様。
パッケにも、ジグスピナーと表記しているので、単なるスピナーとは一線を画すみたいだね。
バス用として、生み出したのかな?
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