201.マリオネット 清酒 生酒
三芳菊酒造株式会社(徳島県)
原材料:米・米こうじ
アルコール分17度
相場1200円位(720ml)
横浜の吉祥という酒屋限定品・・・らしいのだが、定かじゃない。
吉祥の解説によると、信じられない程甘口なのに、後味は辛口という。
飲んでみたら、日本酒じゃねー!!!
そう思うほど、まったく異次元の味。
甘口・・・という表現は、間違いじゃない。
でも、ベタつかないから、スッキリと言わないまでも、
不思議なキレはある・・・。
なんなんだろ?
不味くとか美味いじゃない。
とにかく、不思議な日本酒。
こんな味は、間違いなくオンリーワン。
女性は好きかもしれない味だね。
オレ的には、やっぱ本来の日本酒の味が好きなんで、
ちょっとリピートし辛いけど、悪い酒じゃない。
202.みやさか 純米吟醸 山廃50 生
宮坂醸造株式会社(長野)
原材料名:米(長野県産美山錦100%)・米こうじ
精米歩合:50%
アルコール分16度
相場1628円位(720ml)
これは、蔵元でも販売して無いレア酒。
現地の、地元酒屋の一部でしか売ってない代物。
地元の人達に喜んで欲しいという思いから、
蔵元じゃなく現地酒屋限定という発想になったみたい。
それゆえ、知ってる人しか知らない。
この酒は、山廃造りで生酒なもんだから、どっしりとした味わいがありつつも、
生酒特有の旨味、風味、さらに、後味にキレがあるスグレモノ。
ここまでバランスが取れたポン酒は、ありえない。
お値段を考えると、安くて美味い酒の最高峰と言っても過言じゃない。
長野の酒屋さんで、このお酒を見つけることが出来たなら、迷わず買うべし!
203.想天坊 純米大吟醸 生詰原酒
河忠酒造株式会社(新潟)
原材料名:米(新潟県産越淡麗100%)・米こうじ
精米歩合:40%
アルコール分16度以上17度未満
相場3140円位(1800ml)
この精米歩合で、このお値段はありえない。
相当な企業努力をしてる。
味わいは、やはり新潟産・・・定番とも言うべき辛口。
悪く言えば、風味が弱いけど、それは好みの差。
純米大吟醸なんで、純米酒程の風味は無い。
逆に言えば、洗練された仕上がり。
嫌みなく、キレのイイ辛口。
新潟の「美味い日本酒」として定番以上の味わい。
204.吉乃川 おけさカップ
吉乃川株式会社(新潟県長岡市)
原材料名:米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分15度
相場205円位(180ml)
完全に、ジャケ買い・・・だね。
長岡の酒造が作っているのだから、
佐渡とは、あんま関係無いはず・・・。
もしかしたら、何らかの繋がりはあるのかもしれないけど、
やっぱし、佐渡の酒造に「おけさ」は、
名乗って欲しかった気持ちがある。
味は、まあ・・・、不味い清酒。
ワンカップなのでね、そんなもんでしょう。
205.屋守(おくのかみ) 純米無調整生詰
豊島屋酒造株式会社(東京都東村山市)
原材料:米・米こうじ
精米歩合:麹米50掛米55%
アルコール分16度
相場2678円位(1800ml)
美味い!
純米酒レベルでは、間違いなく最高峰。
無調整生詰という表現は、世間的にはどう映るんだろうか?
無調整ゆえ、いい加減?なんて思えちゃうのかな?
無調整で瓶詰めされているという事は、出来たてそのまんまとも言える。
ヘタに調整されて不味くなるよりも、原酒の方が断然美味いことも多い。
この酒は、抜群に美味い。
美味しいのに調整する必要なんて無い。
しかも、生詰めして、要冷蔵。
劣化してない最高の状態で味わえる。
これが、本当の美味しい状態。
コレほど美味しいのに、一升で2700円程度。
エライなぁ。
206.眞澄 純米酒 奥伝寒造り
宮坂醸造株式会社(長野)
原材料名:米・米こうじ
精米歩合:60%
アルコール分15度
相場1200円位(720ml)
酒造いわく、しみじみ美味い、いやし系純米酒。
その名に、恥じない味わい。
常温や燗で飲む方が美味しい。
特に、常温がおススメ。
純米酒らしい風味に、さらっとした味わい。
ちょっとだけ日本酒特有の嫌味があるものの、
それは、火入れした日本酒ならば、仕方の無い事。
逆に、それが無いと日本酒らしく無いと感じる人もいるから、
この嫌味は、あってイイもの。
それが嫌な人、この純米酒じゃなくて、純米吟醸の生酒を飲めばイイだけ。
昔ながらの日本酒の味わい・・・なんだけど、それを最高峰まで磨き上げると、
こういう味になるんだね。
これほどのお酒が、なんと!セブンで買える・・・。
スゴイ時代になってきたもんだ。
207.さぶろう 樽しぼりたて純米生原酒 純金箔入
中本酒造店(奈良県)
原材料:米・米こうじ
精米歩合:60%
アルコール分17度以上18度未満
相場3150円位(1800ml)
金箔入りの樽酒なんて、もう気分はお正月!!!
クリスマス前にだったが、早々に堪能してしまった。
やっぱし、こういうメデタイ酒はイイもんだね。
純米酒の割には、ちょっとキレもあり、
樽の風味も漂って、極々少量だけど金箔が入ってる。
新年に飲むには、最高の1本。
208.三戸のどんべり
八戸酒類株式会社八鶴工場(青森県)
原材料:米・米こうじ
精米歩合:60%
アルコール分15度以上16度未満
相場2100円位(1800ml)
俗に言う、純米にごり酒。
でも、もったーとした感も無い、ベタつき感も無い。
甘酒の様な甘味がほんのりとあって、すこぶる美味い。
これは、にごり酒の中でも素晴らしい出来栄え。
美味くてクピクピ飲んでしまい、悪酔い間違いナシ。
それほど飲みやすく美味しい。
209.群馬泉 超特撰純米
島岡酒造株式会社(群馬県)
原材料:米・米こうじ
精米歩合:50%
アルコール分15度以上16度未満
相場3000円位(1800ml)
ウチの息子の先生が、おススメしてくれたお酒。
日本古来の製法で造られており、
味わいも、酸味のある、古来の味わいと言える。
口当たりで、一瞬ヨーグルトの様な風味があり、
サラッとした飲み味。
そんで、日本酒特有の後味がある。
人によっては、コレがちょっと嫌味にもなるかな?
でもこれは、火入れされた日本酒なら、必ずあるモノ。
それが好きな人も多いはず。
純米酒で、一升瓶で3000円は、ちょっと高額だね。
そんだけの人気がある酒造なのでしょう。
210.山法師 純米吟醸 あらばしり生
株式会社六歌仙(山形県)
原材料:米・米こうじ
精米歩合:60%
アルコール分15度
相場3150円位(1800ml)
これぞ!って思うほど、メッチャ美味い。
さすが、純米吟醸のあらばしり生・・・最高過ぎる。
これが、本当に美味いと言える味。
フルーティーな味わいが最高で、嫌味ゼロ。
風味も素晴らしくイイ。
コレ以上は、求められない。
最高の一本。
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