fenwick
1.FS65
武蔵村山の某中古屋さんで、たったの2160円と、驚愕なお値段でした。
↓滅多に出会えない、お宝です!
憧れのOLDフェンウィック!
↓モデル名は、FS65
1960〜70年代の竿だったと思う。
↓コルク部に、こんなステッカーが貼ってあった。
コレを見ただけで、テンションアゲアゲ!
↓リールシートは、昔ながらの形状。
国産RODでも、1980年代以前は、このリールシートが圧倒的に多かった。
↓古い竿なのに、装飾キレイで、ルアーを引っ掛ける金具まで搭載してる。
この竿が、当時は高級モデルだった・・・様な気にさせてくれるよね。
↓ガイドは、針金を曲げた様なヤツなんだけど、TOPガイドだけは樹脂製。
やっぱし、TOPガイドだけは高性能じゃないとダメだという認識だったのかね?
↓一番下の大きなガイドは、他のガイドと逆向きにセットされてる。
上のガイドは、右に向かって針金が長く伸びてるけど、下のガイドは左に長く伸びてるでしょ。
コレは、間違って逆になってるんじゃなくて、他の竿もこうなってるから、何か意図があってのこと・・・なのかなぁ?
その意図は、いまだに解明されてないけどね。
ブランクの素材は、おそらくグラス。
時代的にも、まだカーボンは高価だったんじゃないかな?
古いグラスで、6フィート5インチと長さがあるから、取り回しには、けっこうなたくましさを必要とするね。
ぶっちゃけて、扱い辛い。
ただ、たくましさを備えてる人にとっては、鍛錬にもなってエエと思う。
感度は悪いが、巻物を使うには問題ない。
むしろ、グラス特有の粘りが、弾いてしまう様なバイトでさえ、ノセてくれる様な気がする。
まさかまさか、まもなく2回目の東京オリンピックになろうとしている時代に、過去の名刀に出会えるとは思わなかった。
超ラッキー!
2.Bright Hawk BH 60CML J Teal 6’0”
↓フェンウィック!
オレがガキの頃、憧れのアメリカ道具といえば、このフェンウィックだった。
いつの日か、コレにABUを組み合わせて使う事を夢見てたね。
↓ブライトホークというシリーズになるのかな?
BH 60CML J Teal 6’0”
適正ルアーウエイトは、3/16〜5/8oz 適正ラインは、8〜16lb
↓TOPガイドに変形があるとかで、864円と破格だった。
オレが見る限りじゃ、変形はワカランのだけど・・・。
↓他のガイドは、オレの大好きなダブルフット仕様。
このガイドの方が、丈夫でイイんすよ。
作りを見る限り、フェンウィックの竿の中でも、安い仕様なんじゃないかな?
作られてた時代にもよるが、それほど良いモノは使われてない。
グリップもガイドも、安いヤツ
それでも、オレとしては憧れのフェンウィック。
しかも、864円で買えたなら、バリバリに使い込んでみたいと思う。
3.EAGLEU E65P MH
廉価版として、1980年代に登場したモデル。
当時は、円相場が1ドル200円台なので、フェンウィックの最高モデルなんて、夢の竿だった。
でも、このイーグルシリーズならば、当時お子ちゃまでも、頑張ってお年玉を2年位貯めれば、買えそうな竿だったね。
もちろん、当時からオレは「無駄遣いの帝王」だったので、お年玉が貯まる事は無く、手に入れる事は出来なかった竿。
そんな憧れだった竿が、ベリーでまさかまさかの2160円だった。
あり得んでしょ。
でも、1980年代の廉価版の竿という肩書だけで判断したら、その位が相場なのかね?
竿の場合、古いとスレッドやコーティングが劣化し、剥がれてる場合も多いから、そういう危険性を加味して、こんなお値段なのかな?
でも、この竿自体は、使い込まれた感も少なく、スレッドもコーティングも無事、未使用に近い状態だった。
フェンウィック竿の素材といえば、グラファイト。
グラスロッドとカーボンロッドの良いトコ取り・・・とまでは、言い難いけど、オレ的には高性能なグラス竿というイメージ。
自分で掛けるよりも、ノリが重視なオレの釣り方の場合、最適な素材だと思える。
↓長さが6フィート5インチで、硬さはミディアムヘビー。
↓この時に発明された、トリガースティック。
↓コレね。
当時は、シャフトスルーハンドルと呼ばれていたけど、現代はブランクスルー構造と呼ばれている。
当時、シマノのファイティングロッドが、アメリカでちょっと流行っており、ちょっと変えた構造がコレだったんじゃなかったかな?
ダイワも、当時はこのタイプのグリップを採用してるね。
↓ガイドやスレッドには、なんの不備も無かった。
ちょっと、画像じゃ伝わらんかもしれんが、未使用に感じる程キレイ。
初期のEAGLEだと、ガイドはオレの大好きな蛍光樹脂が組み込まれたタイプだったのだよ。
EAGLEUでは、たぶん高性能なガイドに交換されたのだろうけど、オレ的にはガッカリだね。
4.EAGLEU E60P MH
前記の竿の短いバージョンだね。
長さが6フィートで、硬さはミディアムヘビーという、ちょっと珍しいタイプ。
ヘビーウエイトで使うワームやラヴァージグ専用って感じだね。
もちろん、お得意のシャフトスルーハンドル仕様。
↓文字が、銀色!
前記のは金だから、なにか違いがあるのかな?
この竿も、ベリーで2160円。
でも、コッチの竿は、けっこう使い込んでいたようで、小キズも多く、グリップも擦れて一部が剥がれ気味。
↓でも、スレッドやコーティングは無事だった。
一番大事なのは、ココ
スレッドさえ無事であれば、使い倒せるってもんさ。
5.EAGLEU E59SM
5フィート9インチで、型名にあるSMの意味はワカラン・・・。
おそらく、硬さを表記してるのだと思うが、SMなんて聞いたことないなぁ。
もしかすると、Sは無視して、Mだけ読み取って、ミディアムという意味かもしれん。
先の2本はベイトロッドだが、コイツはスピニング仕様。
↓金文字でした。
↓ガイドとスレッドも、一応は無事・・・と言えるかね?
右のガイドは、ちょっと妖しい感じなんで、何年か後には補修が必要になる事でしょう。
6.Lunker Gear LC70S MH
7フィートもある竿だからなのか、グリップが長いよね。
ジャークを多用する場合には、ちょっと扱い辛そうな気もする・・・。
この竿は、お得意の2160円と、安かったんす。
↓フェンウィックでそのお値段は、信じられん・・・。
でも、今は、そういう時代なんだろうね。
↓見辛くてすまんちょ、型番の「LC70S MH」が読めるかな?
7フィートでミディアムヘビーな竿ってこと。
↓ガイドは、やっすいヤツ。
そんでもって、ダブルフット。
近代的なスピニングロッドだと、シングルフットが主流だが、オレはそれが大嫌い。
ぶつけると、クニャって曲がっちゃうからね。
長い期間をタフに使うなら、求めるのは機能性よりも丈夫さ。
オレにとって竿のガイドは、ダブルフットが最強なのだよ。
長くて、硬くて、軽い竿を探していたのだけど、この竿はその条件の長くて硬いを満たしてる。
軽さってのは、一切無い。
むしろ、クソ重い竿だと思う。
でも、それはそれでイイのだよ。
重いのは、オレの腕を鍛えればエエだけの話。
それよりも、長くて硬い竿が、憧れのフェンウィックで、たったの2160円で買えたことが、なによりですな。
この竿で、フラッシュミノーやターゲットミノーを、ビシバシ扱って、ミノー使いを目指してみようかと思う今日この頃・・・。
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