色んなリール
1.富士リール 25プラスチック
埼玉の超汚えー、駄菓子屋と同居した釣具屋さん?
いや、もはや釣具屋という店じゃあなかったね。
ヘラのエサが、破けて散乱してたし、なんともハチャメチャなお店だった。
そんなお店の片隅の棚に、無造作に3個山積みになってたこのリール。
店のオヤジが、値段なんてもはや覚えてないってことで、千円だった。
高いんだか、安いんだか、よくワカラン感じだが、
強烈なお店の内容に敬意を表して、買わせて頂いた。
落とし込みでの使用がメインだが、遠投することも出来る。
但し、遠投する際には、リールを90度横に傾けて、キャストしないとダメ。
それでも、慣れるまでは、上手に遠投出来ないし、ライントラブルも多い。
玄人向けの、古き良き道具である。
2.富士リール 青いヤツ
相方家からプレゼントされた、Fuji製の青いリール。
けっこう大きめで、使うシーンは限定されそう。
それにしても、色がエエなぁ・・・。
↓ずいぶんと、太いラインが巻いてある。
海でのサビキ釣りなんかでは、こういう味のあるリールを使うのも悪くない。
3.PFLUEGER 543
単なるクローズドフェイスリールも、フルーガーが作ると武骨でたくましいデザインになる。
なんで、こんなにかっちょいいのかね?
不思議なもんだ。
機能的には、まあ、それなり。
所詮クローズドフェイスだからね、こんなもんでしょ。
4.BACHE BROWN Spinster
一見、ベールが壊れているようだが、これは元々こういう仕様。
でも、壊れているように思っても仕方ない位、ガタガタなリールだった。
シールシートも欠けてたし、使うには無理があったね。
インテリアとして、ちょっとカワイイ感じだったんだが、
今ウチにはいないので、いつどこで誰に売ってしまったのだろうか?
5.Argus #562
タックルベリー佐野で、大量に売ってた。
↓国産な上、オールダイキャスト。
ただ、メーカー名等、詳しい事が一切ワカラナイ。
リール名も、箱に書いてあったのを用いただけで、
それが果たして、#562がリール名なのか?
Argusがメーカー名なのか?
そういうことも、全然ワカラン。
↓形状も、独特過ぎる・・・。
コレで、まさかのお値段199円(税込)だったのだから、文句は言えないが、
詳細情報が欲しいなぁ・・・。
ただ、とんでもなく扱いづらいから、1960〜70年代に、どっかのパチモノ会社が、
一儲け企んで、激安リール・・・作り上げたのかなぁ?
それとも、輸出向けに、安価で雑なリールを作った・・・とか、あると思います。
6.NAKAZIMA ペンタッチ手巻リール
鮎の中通し竿用のリールになる。
8m位の竿で、リールシートが付いてる鮎竿なんかで、その昔使われていたモノ・・・なのかな?
小さいベイトリールを使ってる人の方が、圧倒的に多かったとは思うけど、こんなお手軽モデルもあったのだよ・・・と。
100円で売ってたからね、まあ、今ではコレを使ってる人なんていないのでしょう。
ハゼ釣りでも中通し竿が使われているので、それに応用したり、ワカサギ釣りでも使える・・・みたい。
↓樹脂製なんで、壊れやすそう・・・。
↓シールシートは、こんな感じ。
穴が開いてるのは、ネジ止めも出来る様にしてあるのかな?
オレが作る、木彫り人形なグリップには、直付けできるね。
裏の川の手長エビ用に、コイツを活用した竿を作ってみようかな・・・。
7.MARTIN Fly Reel 61
マーチンといえば、フライリールの老舗。
オレは、あんまフライリールに詳しくないんで、歴史的な事とかまでワカランのだけど、
このリールは、地方の釣具屋をえぐってた頃に出会えた代物。
かっちょイイので、いつの日か使う事を夢見ていたけど・・・、どっかにいってしまった。
もしかしたら、我が家のドコかに眠っているのかもしれないんだけど、財政難の時に手放してしまった可能性の方が高いかなぁ・・・。
オレは、まだフライフィッシングをやったことは無いんだけど、このリールが健在だったなら、
今頃、毛鉤オヤジになっていたかもしれないね。
8.No,70
フライリール風だが、落とし込み用のリールかな?
スプールが見えれば、判別出来るのだがね。
この画像からじゃ、ワカランな。
↓何らかの文字が刻まれている。
上の菱形の中に刻まれてる文字は、「HANDMADE」
左側に刻まれてるのは、No,70
おそらく、古い国産のリールじゃないかと思っているが、今手元に無いんでなんともワカラン。
財政難の時に、売ってしまったのかな?
落とし込み用のリールなんてのは、使う予定がないもんだから、真っ先に処分対象となっちゃったのだろうね。
スプール次第では、フライリールにも転用出来そうで、エエ感じだったなぁ。
9.Strong35
↓読めるかな?
今は無き、ストロング釣具製のスピンキャストリールだった。
↓もちろん、日本製。
↓カップや、ドラグにハンドルシャフトは金属だけど、あとは樹脂。
カップは、中が錆びまくってた。
↓樹脂は、安っぽいヤツで、いつ壊れてもおかしくない。
よくぞ、無事な状態でいてくれたもんだ。
お値段は、某中古屋さんで、たったの220円。
これなら、持っておいても損は無い・・・よね。
10.Johnson98
某中古屋さんで、2200円だった。
Johnsonは、現存してるメーカーらしい。
そういえば、シルバーミノースプーン作ってるメーカーが、ジョンソンだったなぁ。
同じトコかね?
↓大型スプールの割りには、小型なボディ。
しかも、樹脂製なんで軽い。
↓色が、エエよねぇ。
イマドキは、こんな色合いのリール作らんでしょ。
↓クラッチの白い部分が、妙にキレイだよなぁ。
日本のクローズドフェイスと比べて、スプールの短さが不思議でならない。
なんで、こんなに薄いのかね?
サイズは大型なスプールなのに、肉厚は薄い・・・。
その方が、ライントラブルが少ないのかな?
とにかく、構造も気になるし、製造された年代も気になる。
実に面白いリールに出会えた、良き旅でした。
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