11.日工産業 アングラーリール No,550 JET
このリールは、お宝と言っても過言じゃないのかな?
買ったその場では、正体がワカランかったのだけど、古い事だけは間違いないと確信出来てた。
↓なんせ、このデザインを今やったら、中古とはいえ1650円じゃ売られないはず。
赤いカップの色が、今でも褪せる事なくキレイだ。
↓こんな事が、書かれてました。
No,550 JETは読めたけど、その下のトロフィーみたいなマークの下の文字が解読できなかった。
すると、動画を見て下さった方々から、日工産業 アングラーリール No,550 JETだと、教えて頂きました、ありがとー!
まず、日工産業のリール自体、初めて手にしたかもしれん。
さらに、教えて頂いた情報では、1960年のカタログに登場してるとのことなので、発売はその前後になるんじゃないか・・・と。
そんなに古いとは!
還暦超えやん!
↓なので、クラッチの樹脂も、いい感じのくすみ具合。
汚れは、歯ブラシでゴシゴシすれば、落ちる事でしょう。
↓クラッチにドラグの他に、L〜OFF〜Rへの切り替えスイッチがある。
このスイッチは、ハンドルの回転方向を指定できるスグレモノ。
本来は、必要ない方向へハンドルが回転するのには、当時のリール需要に何か事情とかがあったのかな?
ベイトタックルに使う場合はコッチで、スピニングタックルだと逆に・・・とか、今では考えられないかもしれんのだけど、
昔の人は、ベイトロッドにスピニングリールを搭載して使ったりしてたもんだったからね。
中のスプールには、錆があったりしたけど、使うには問題なさそうなんで、内部洗浄してメンテナンスしてみたいと思う。
12.シェイクスピア 2530
某中古屋さんで、1350円だった。
リールフットに、「JAPAN」の刻印があるので、OEMで日本のメーカーが製造してたみたい。
全く同じ形で違う番手があったり、RODDY社からも、色が違うだけのモノが数種発売されていた。
おそらく、1970年代のフライリールなんじゃないかな?
ボディは、樹脂じゃなくて金属です。
↓ハンドル側は、こんな感じ。
バブル期に売ってた金のカルカッタは、この穴を真似したのかね?
↓外すと、こんな感じ。
色合いが、抜群にセンスある。
ただ、金はアルマイトか焼付塗装っぽいんだけど、緑の方は、フツーに塗装されてる気がする。
なので、ちょっとぶつけたりすると、簡単にボロりと塗装が剥がれちゃいそうな気もするね。
ただ、そんな塗装なのに、今まで無事なのが、すんごく有り難い。
もしかしたら、あまり使われなかったのかもしれないね。
我が家でも、オレがフライフィッシングデビューしない限り、秘宝として保存されることでしょう・・・。
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