11.テリトリアン アユ チュピ
このルアーは、バス用として開発されてるんだけど、クオリティが高いんで、ココで紹介しま〜す。
さらに、このルアーに関しては、のりピーのコメントが書かれた記事があったんで、思いっきり使わせてもらいます。
完成までのあらすじ・・・・と、秘密。
バスが小魚を好きなのは誰もが知っている。
でも、食べやすいサイズの魚なら、なんでもいいワケじゃない。
フナやハヤなどはあまり好まないが(オレ的には?我が家でバス飼ってた時には、ガンガンに喰ってけどね・・・)、
皮が薄くやわらかいワカサギやヤマベはよく食べる。
ヤマベとは、オイカワの別名なんだけど、北海道や東北では、ヤマメをヤマベとも呼ぶトコがある。
アメリカでは、レインボートラウト(ニジマス)がデカバスの好物となっている。
そうした中、季節を問わずバスが、最も強く反応する小魚は「アユ」であった。
今まで、アユを見たことも食べたこともない水域で育つバスでさえも、アユにはメロメロなのである。
そして、このアユを研究して、1つの基本的な考えがまとまった。
ただ単に姿・形を追求したナチュラルミノーとはちょっと違う。
それが、「テリトリアン アユ チュピ」である。
コレが、のりピーのコメントね。
ボディはバルサで、アルミフィニッシュ。
↓グラスアイも、リアルによく出来たモノを採用してる。
白い口の再現も、素晴らしいね。
製法としては、ハンドメイドで、クオリティは高すぎる位。
コレが、当時は2000円程度で売られていたのだから、儲け主義じゃない良い時代だったというのか・・・、バカなのかな?
採算合うの?って感じだよね。
作り手には、全然金が流れなかったんじゃないかな?
だからなのか、短命に終わった気がする。
今だったら、5000円位で売らないと、作り手もいないだろうな・・・。
12.ベルズ Super Ayu
コレも、バス用のミノーなんだけど、クオリティ高くてオレのお気に入りなんで、ココで紹介しちゃいまーす。
サイズは、70と90があって、画像のは70
ハンドメミノーに負けないくらいのリアルさで、体高のあるミノーってのは、当時オレ的には珍しい印象だった。
それなのに、意外と売れなかったのか、あまり市場に出回った印象も無く消え去っていった・・・。
リアルさが優先されて、釣果としての結果というのが、付いてこなかったのかなぁ・・・?
オレは、使い込んだことが無いので、単なる妄想でしかないんだけどさ。
それでも、絶対に釣れるというオーラみたいなのが、オレにはビンビンにある様に感じられた、外観の完成度だよ。
大量に手に入れられたなら、徹底的に使い込んでみたいね。
13.スミス リッパー
サイズは2種あって、10cmと13cm
上の画像が小さい方で、下の画像が大きい方。
大きい方は、トリプルフックが3個付いてる。
元は、「カワダミノー」というハンドメイドルアーを、プラ化した量産モデル。
カワダミノーは、1980年代に出回ってたけど、一部のマニアしか記憶に残って無い。
現在では、おそらく生産されていない・・・と思う。
まあ、リッパーも、現代じゃ作られてないけどね。
リッパーは、そのカワダミノーを忠実に再現してる。
ただ・・・、それでも売れなかったのかね?
あまり見かけることも無く、短命に終わった気がする。
14.キクチミノー
1980年代から、相当に有名なハンドメイドミノー。
その実績や、功績、ルアーの素晴らしさは、オレが語る必要もないでしょう。
バブル期の頃、コレをベースにしたプラスティックモデルも発売された。
↓ハンドメ品は、ココに「Kikuchi」と記入されてます。
何十年経っても、その人気は陰ることなく愛されているのは、何より名品である証拠。
いつの日かオレも、コレでデッカイ鱒系魚を釣ってみたいもんだ。
15.ケンクラフト ブルックシャイナー
あのケンさんが、よくぞまあ、こんなルアーを作ったもんだ。
樹脂ボディなのに、ハンドメ手法で作られたタイプ。
リップは後付けで、ラパラばりのスイムテストをしてから出荷してる・・・という、ホントか?
他にも、薄いボディで高浮力とか、9cmのみ重心移動システムが搭載されて飛距離が出るとか、
あえて背中の塗装を薄くして、透け感を出してるとか、色々と小技が効いてるみたい。
バブルも終焉に近づいてた頃、2000年になる前かな?
その頃に、定価1980円で発売されていた。
当時の市場的には、上州屋だけでプロ組織を立ち上げたり、金にモノを言わせてメディアで自社ブランドの釣り番組、
そんだけやりたい放題だったケンクラフトを毛嫌いしてた傾向もあってか、知名度が全然無いルアーだった。
その傾向は、いまだに衰えておらず、某中古屋さんだとケンクラフト製品は叩き値で売られることが多い。
コレも、200円程度で買えた・・・。
当時のケンクラフトというか、上州屋ブランドは、金儲けに貪欲であったと思うけど、このルアーは決して悪いモノじゃない。
安く買えるのなら、買って使うべきルアーだと思う。
釣れるかどうかは、ワカランがね。
16.スイフト アクアバッハ
1980年代に人気を博したハンドメイドミノーの村瀬ミノーを、バブル期に樹脂化したルアー。
オリジナルを忠実に再現した細見なボディが特徴的なミノーで、バブル真っ只中で発売されたからなのか、
本家が入手困難だったからなのか、各地の釣具屋さんで飛ぶように売れてたのは印象的だった。
その人気は本物で、オリジナルに近いタイプは、あんなに売れてたのに、あまり中古市場には流れてこない。
稀に流れてきても、けっこうな高額だったりするからビックリだね。
まあ、元祖のモデルが、1980年代以降に作られてたという情報も無いんで、
1990年代以降からは、コレがあっただけでも有難かったのかもしれん。
↓海向けなのか、バス向けなのか、レッドヘッドまで存在してる。
海用のタイプが出る前に、作られたカラー・・・なのかな?
滅多に見かけないカラーなんで、ちょっとだけレアな気がしてる。
↓画像のモノは、亜種系で、
ディープバッハという名のディープダイバーと、リップが折りたためる珍機能を有している上に、
本家よりはややファットなボディのソルティーバッハ。
この亜種は不人気な様で、ちょいちょい安く出会えたりしてる。
ディープタイプも、ソルティーも、オリジナルよりもファットなボディに変更されてしまったのが、致命傷だった気がする。
↓リップが折りたためる珍機能は、こんな感じ。
ウインドフラップシステムと名付け、固定重心でありながら、重心移動システムに負けない飛距離を誇る・・・と、当時は宣伝してた。
だが・・・、そんな事は釣果UPにつながりはせん。
良い発明だったのかもしれんけど、後にも先にも、このルアーでしかお目にかかれない珍機能と化してしまった。
ファット化したのも、おそらく飛距離向上の為だとは思うが、それが逆に嫌われる要因となってしまったのは、皮肉なもんだ。
17.リセント キクチミノー KM−80
上の画像のがノーマルで、下のは後に発売された「レーザーフラッシュ」タイプ。
バブル期には、80年代にちょっと流行ったハンドメイドミノーが、樹脂化されて登場する・・・みたいな事が流行った。
そもそも人気のあったミノーが、大量生産によって入手しやすくなるのは、オレにとってはエエ事。
それも、安くなって売られるのなら、大歓迎じゃ。
だが・・・、樹脂化したものの、やっぱりオリジナル以下のモノでしかない・・・というのも、少なくはない。
リセントが生み出したキクチさんは・・・、残念ながら、そっちの方。
ボディシェイプこそ、本家に似せてはあるけど、ウロコ等々のリアルさが、チャチなミノーと大差無い。
どうせなら、アルミホイルフィニッシュタイプでも売り出してくれたら、もうちょっと評価されてたかもしれん・・・。
同じシェイプで、リップが無い↓「キクチミノージグ」というのも存在してる。
当然、ウエイトや重心は、ミノーとは別物。
ミノーは、もう生産してない様だけど、ジグは2009年頃までメーカーのサイトでは紹介されてたね。
今でも作ってると・・・、エエなぁ。
18.リセント キクチミノー KM−70
80よりも、コッチの方がオレは気に入ってる。
本家に通づるボディシェイプで、80よりもファットな分、飛距離も稼げて扱いやすい。
アクションも良くて、アユ系の塗装は見事だよね。
シルバーの方は、後に発売された、レーザーフラッシュ70と名付けられたタイプで、
独自技術により、厚さ3ミクロンの箔を一体成形しとるんだと。
それにより、箔が剥がれに強く、長寿命、高輝度になっとるらしい。
なんか・・・、色々と頑張っていたんだなぁ。
残念ながら、コレも生産は終了してると思う。
19.ティムコ ヴィクセン
バブル期の頃に登場して、けっこう売れてたね。
当時は、メガバスのルアーがリアル系の中では群を抜いて売れていたが、
発売当初のヴィクセンは、それに勝るとも劣らない人気を博してたと・・・オレには思えたけど、違うか?
発売当初は、フローティングのみで、サイズは9cm カラーは、ベイトフィッシュ系が主体で7種あった。
でも、我が家にあるのは、赤金と黒金というナイター仕様。
ベイトフィッシュ系も欲しいが、安く出会えてないのだよ・・・。
ちなみに、ベイトフィッシュ系は6色あって、アユ、イワナ、オイカワ、ウグイ、ワカサギ、ヤマメ。
イワナカラーが珍しくて、広告にもよく使われて、なんとなく象徴的なカラーだった。
リップは、マイティペッパーと一緒だよね。
開発には3年の歳月をかけた・・・といってたが、どの部分に?
後には、↓サスペンドタイプも追加され、
サイズも、↓7cmと
↓5.5cmが登場する。
カラーも、当時流行ってたゴースト系が追加された。
ディープダイバー的なリップのモノも2種登場して、金箔カラーや銀箔カラーまで生み出し、
ラインナップはどんどん充実していく。
最初は、「名優ヴィクセン」と広告に謳ってたが、ディープダイバーを売り出す頃になると、
「女狐ヴィクセン」と謳い文句が変わってしまった・・・。
なんか・・・、正統派から、金儲け主義に変わったんだよ・・・みたいな感じがして、オレ的にはイマイチな謳い文句だったなぁ。
20.エムズクラン カレントクラン
トラウト系のハンドメミノーとして、その筋の人達からの評価は高いんじゃないかな?
オレ的には、高価過ぎて使ったことは無いから、何とも言えんのだけどね。
強靭なボディで、小さいリップなのが、このルアーのウリ。
ただ・・・、高額なお値段過ぎて、オレが使えるルアーじゃないね。
アユカラーの小さいヤツは、すんげー釣れそうだよなぁ。
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