トラウト用ミノー


トラウトを狙う為に作られた・・・と思われるミノーだけを、色々と集めてみました。
中には、トラウト用じゃないのもいるかもしれんけど、そこいら辺は大目にみてちょ。


1.タックルハウス ツインクル

国産トラウト用ミノーとして、これほど愛されて、信頼されてるミノーは無いんじゃないかな?
メーカー表記によると、
この輝き、ウッドの飛距離、水へのなじみ。
「S&F(Slow&Fast)リップ」の成しえた着水直後からの優れた泳ぎ出し、小魚を思わせる繊細なデリカシーローリングアクション。
タックルハウスの記念すべき第1号ルアーとして誕生し、幾度かのモデルチェンジを繰り返しながらも、誕生時からのコンセプトは変わりません。
トラウトと戯れる大人のための最上の道具として・・・、とある。
S&Fリップというのは、画像のツインクルに搭載されてる、ちょっと丸みを帯びたリップの事。
コレは、モデルチェンジを繰り返した「四代目」とされるバージョンから搭載される様になった。
ツインクルは、初代とされるモデル(前期型と後期型がある)、二代目、三代目と、現行品とされる上記画像の四代目がある。
↓ちなみに、コレは二代目。

リップは角型で、フロントアイが横型になってるのが特徴。
背中の丸みも、控えめだね。


2.アングラーズリパブリック ラピッド

量産と呼べるほどでは無いかもしれんけど、一時期はそれなりの量が出回った、ハンドメイドミノー。
オレは、一時期けっこうな量を保有していたが、オークションに出品すると、けっこうな高値で売れてしまうので、
財政難の時にほとんどを手放してしまった。
それほど、別の意味で我が家を助けてくれたルアーでもあるが、本来は、その釣力でこそ評価されるべきルアー。
鱒族を狙う場合、特に渓流の奥地では、コレに勝るプラグルアーは、なかなか無い。
だもんで、ファンも多く、高値で売買されているのでしょう。
オレも、いつの日か大金持ちになった時には、たくさん買い漁りたいと思ってる。
まあ、実現する日は、けっこうな未来・・・かな?

↓そんなオレでも買える、樹脂タイプも発売された。

色んなバリエーションがあるけど、オレは45Sがお気に入り。
画像の上2種は、金箔カラーとされる代物で、実に素晴らしい色合い。
コレは、釣れそうなんだけど・・・、オレは渓流の奥地までは行った事無いなぁ。


3.スカジットデザインズ チップミノー

バルサ材で作られていて、オレの感覚じゃ、超絶リアルなラパラ・フローティング。
ただ、ラパラよりも水面から飛び出しにくいので、渓流に向いているとされ、
「渓流のミノーイング」という言葉を作り出したとされている。
ミノーイング・・・っていう言葉の意味が、オレにはちょっと理解不能なんだけど、
まあ、泳ぎがバツグンだと考えれば、イイんじゃないか・・・と。
泳ぎも最高なだけじゃなくて、その美しさも、このルアーの素晴らしさのひとつ。
本物の魚と見間違うほど、実に美しい。


4.ぺネックス yamato−SF

リップを見る限り・・・、ツインクルをパクってますね!
そう、思わざる負えません。
ぺネックスというメーカーは、ランカーズクラブというブランド名でも多彩なルアーを市場に提供し続けていたが、
諸事情により急に釣り業界からは、惜しまれつつも撤退してしまった。
↓小さいサイズもある。



↓大きいのと比べて、リップが違うね。

ツインクルだと、二代目に通づるリップ。
逆の言い方をすれば、このルアーも、そんだけ泳ぎにこだわっていたのでしょう。


5.ぺネックス ピースミノー

オレが知る限り、上の画像の7.5cmと、5cmの2種があった。
タイプは、フローティングとシンキングの2タイプ。
↓コレは、5cmのフローティングタイプ。

エラが掘ってあったり、造形にはかなりのこだわりを感じる。
激流でも耐え、レスポンスの良さがウリ。


6.コータック KAORU「馨」 SS MINNOW

超激安な、400円でGETしました。
売ってたパイオニア商会のおっちゃんいわく、元値からして安いらしい。
ホントか?
ハンドメ風に見えるけど・・・、樹脂ボディのモノを、ハンドメ風にアルミ貼って、大量生産したのかな?
それにしても、安過ぎる気がする。
まあ、買う側のオレには、ラッキーでしかないがね。
ただ、形状的には、ミノーというよりも、小さいシャッド?
バグリーのマイティミノーを小型化した様な・・・、レーベルの小型シャッドのリップをミノー風にしただけの様な・・・、
なんとも釣れないルアーに見えちゃうのは、オレだけ?


7.コータック チャットミノー

パッケに「バルサ」というシールが貼ってある通り、バルサ材で作られたミノー。
リップ形状から、ツインクルを意識してる感はあるが、驚くほど細身のミノーで、フラッシング効果が絶大な感じ。
この薄さで、よくぞワイヤーを通したなぁ・・・と、誰もが感心するほど、おそらく世界一薄っぺらいバルサミノーだと思える。
その薄さゆえ、飛距離は一切稼げない・・・。
むしろ、薄いのに、ちゃんと体高はあるもんだから、風の影響をビンビンに受ける。
なんとも・・・、使い手を選ぶミノーだね。
↓ダイビングミノータイプもある。

足場の高いスポットだと、コッチの方が重宝すると思う。
こんだけ薄っぺらいのに、ワイヤーだけじゃなくて、こんなロングリップをよくぞ搭載出来たもんだ。
そういう意味では、このルアーを作った人の技術に感服です。


8.メガバス グレートハンティングミノー95

背中の曲がり具合が、初期型BAIT−Xを、にゅーんと伸ばした様に見えて、なんとも不自然に感じたのが第一印象。
使ってみたら、驚くほどのショートリップで、アクションはローリング系。
好みによると思うけど・・・、オレには好きじゃないアクションだったね。

↓素材はプラだが、製法はハンドメミノーと一緒。

なので、腹の部分の処理が、イマイチだったりするのもある。
今のメガじゃ考えられないクオリティかもしれんが、オレはこの時代のメガの方が、
一生懸命さが伝わってきて、ルアーにも血が通ってる様な気がして、大好きだった。


9.メガバス グレートハンティングミノー70
↓初代のグレートハンティングミノーは、シール目で、塗装もリアル重視じゃなく、当時の定番みたいな塗り方。


コレは、ワカサギカラーなんだけど、下に敷いてる青い紙の色が反射して、実際のルアーとはちょっと異なるカラーに見える画像になってしもうた・・・、すまんちょ。
画像に凝る人だと、撮り直すのだろうけど、オレは面倒なんでやりましぇん。
まあ、ホントの色が気になる人は、どっかにサイトにでも画像があるだろうから、そっちを参考にしてみてちょ。
ココでは、あくまでもルアーの紹介ということで・・・。

↓コッチは、後期型のリアルタイプ。

このアユカラーは、リヴァイアサンが登場した時に、同じ様な剥製製作の技法で塗装されたヤツじゃないかな?
目玉も、この頃からシールじゃなくなったね。
確か、このモデルが発売された後、数ヵ月で「X−70」に改良されちゃったんじゃなかったっけ?
なので、このアユカラーは、おそらく生産終了になる直前ギリギリのモデル・・・だと思う。
初期モノと違って、塗装が素晴らしい上に、オレが大好きなアユカラー。
最高ですたい。

↓ちなみに、下がX−70ね。

外観は一緒だけど。
↓リップの長さが、全然違うのだよ。

当然の事ながら、アクションも違う・・・はず。
まあ、オレは、X−70使ったこと無いんでワカランけど、グレートハンティングミノーは超絶ローリングアクション。
ラパラのカウントダウンとは対極のアクションなんで、実はあんま好きじゃない・・・。

↓コレが、当時のパッケ物。

緑が多いメガバスのパッケなのに、コイツは赤い彗星なんす。


10.メガバス グレートハンティングミノー50

3種あったグレートハンティングミノーの中で、最小サイズがコレ。
画像の赤金は、けっこう初期のモデルで、シール目時代。
後期には、↓リヴァイアサンに通づるリアルカラーが登場した。

ただ、このアルビノカラーは、5cmサイズにのみ採用。
当時、リヴァイアサンに採用されたカラーが、5cmと7cmのグレートハンティングミノーにも採用されたのだけど、
なぜか、アルビノカラーだけは、5cmモデルだけだったね。

↓現行モデルのX−55と比べても、違いがワカラナイ・・・。


↓リップの大きさも、同じ気がする・・・。

ただ、グレートハンティングミノーの時代は「50」とされたサイズが、X−55と「55」に変わったね。
旧タイプと現行モデルで、5mmサイズが違うことは無いから、なぜに5mm増やしたのかは、ワカラン。
ユキちゃんの気まぐれ・・・、かね?


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