色んな生物系ルアー
1.チキチキ卵卵
カリメロ風なカラーが、なんとも素敵。
小さい卵型の・・・、ペンシルベイト?
細長じゃないから、ペンシルベイトってのは、当てはまらない気がするんだけどね。
水面で、クイクイしたり・・・、ネチネチしたり・・・、そんな使い方かなぁ?
オレ的には、使う気はせんので、BOX内の癒しアイテムと化することでしょう。
2.ホッツ わがままプーちゃん
バブル期に、アライくんの登場で市場が湧き上がってた頃、ちょうど皆が手に入らないアライくんの代わりを探してたタイミングで、コイツが登場した。
しかも、小瓶に入れられ、ヒマワリの種まで一緒に入れられて、演出は抜群だったね。
お値段も手ごろで、2000円位だった気がする。
この後、本格的なトップウォータープラグブームが襲来して、高額なウッド製ルアーが乱立されていくのだけど、
コイツは、まだブームの襲来を計ってたタイミングでの発売だっただけに、まだ価格は良心的だった。
ルアーは、ピンスポットでネチネチやる仕様。
まあ、この形状じゃ、それしか出来んわな。
釣れる・・・という機能を有してなかったのが、アライくんとの決定的な違いで、
その後、バブル期に生まれていくルアーは、そのテーマに悩まされる・・・のがフツーなんだけど、
バブルって恐ろしいもんで、その時は、ルアーに一番求められるはずの「魚を釣る能力」が、完全無視された。
だもんで、その時には一時売れたけど、後々デッドストックと化し、倒産や解散するメーカーも相次ぐ。
そういったルアー達を、このコーナーで供養していけたらなぁ・・・。
3.PAYAO ネズミ
箱入りで売られているのだが、その箱に「PAYAO」と書かれている。
ルアーの腹にも、PAYAOと記載があるので、コレがルアー名なのかと思いきや、
同じPAYAO箱に入ったペンシルベイトにも、ルアーの腹にPAYAOとある。
なので、ルアー名は、PAYAO ネズミとした。
作ってる会社は、箱に「YASUOKA MARINE」とある。
まったくもって、聞いたこと無い。
ハンドメルアーと箱に書いてあるが、無名だからなのか、バブル当時でもけっこう安く売られてた。
確か・・・、2000円もしなかったんじゃないか?
まあ、そこいら辺は、お店によるよね。
現代じゃ、叩き売りしてるお店もあるし、中古屋では300円程度で買えることもある。
まあ、中古屋は、知名度がルアーの価格にある程度左右する部分があるんで、こういうのはキツイやね。
ルアーアクションは、それなり。
おそらく、こういうアクションをさせたくて、こういうルアーを作ったんじゃなくて、
こういう形状なら売れるだろうと、作り出されたモノなんじゃないかな?
バブル期のルアーは、そういうのが主流だったので、ロングセラー品は無いのだよ。
4.じぱんぐ どじょう
↓腹に入ってる文字は、Coolong(クーロン)
コレは、社名になるのかな?
モーリスで、ベジタブルファミリーを発表した方が、その後自分で立ち上げた会社が、クーロン。
そして、このドジョウと、もう1種リップの無い頭の横にラインアイがあるタイプのドジョウを発表し、
すぐにお亡くなりになってしまった・・・。
こういった不思議なルアーを世に出してくれてた方だけに、実に惜しい・・・。
5.BASSDASS DORDASS?子ガメ
DORDASS?ってのが、ルアー名になるのかね?
子ガメともフロッグとも箱には書かれているのだけど・・・、フロッグはルアーカラーの事かな?
↓ボディが、上下にも稼働する。
この構造に、何か意味はあるのかね?
釣果UPにつながるとは、まったく思えないが、ずいぶんと凝った作りだね。
そんなルアーが、ベリーで540円だった。
仕上がりと構造を考えたら、安いやね。
見るからに、未使用に近い状態だし。
↓でも・・・、腹から何か生まれてます!
コレは、ウッドルアーあるあるで、ボディの木材が乾燥して縮んでしまい、中に埋められてたシンカーを押し出してしまう現象。
材料の乾燥が十分に行われていなかったのが主な原因だけど、コーティングも弱かった様だね。
こうなった場合の修理は、やったことないので、ちょっとチャレンジしてみたい・・・という好奇心が、ついつい買ってしまった要因の一つ。
ルアーそのものも、面白いからね。
ぜひとも、甦らせてみたいじゃん。
ただ・・・、やっぱりバブル期って、こういうレベルで作られたルアーが多かったのだと思えちゃう。
↓直してみました。
飛び出たシンカーを取り除いて、剥がれかけてた塗装で蓋をしただけ。
再塗装すれば、剥がれた境目は消せるかもしれんけど、面倒なんでそこまでやらんかった。
本来入ってたはずのシンカーを取り除いてしまったから、製作者が意図としたアクションは、もはや出来ないと思う。
まあ、それが、どういったアクションだったのかも、オレには分かってないから、ノー眼中です。
どうしても再現したい場合には、貼る板重りで対応出来るんでね。
とりあえず、見た目重視な修復だけやっときました。
今後は、金属系のパーツを外しての再塗装をやるか・・・が、課題だね。
もしやったら、ひっそりと更新しときまーす。
6.woody’s ウォーターザウルス
フロントヒートンの巨大さは、違和感爆発
なんで、こんなにデカいのを搭載したのかね?
デザイン的な事からのチョイスなのかなぁ?
ルアーアクションが良くなるとは、思えんのだけど・・・謎じゃ。
↓お腹に、ヒレみたいなのがついてる。
それが効く・・・とは、思えんがね。
これにも、何らかの意図はあるのかなぁ?
ちょっと、色々と謎が多い。
意味がある様で、本音で言えば、ビッグヒートンにもヒレにも何の意味も効果も無いと思う。
ただ、売る時に、ビッグヒートンがこういう風に効果的とか・・・、ヒレがこう効く・・・みたいな事を書きたかったのかな?
まあ、あくまでもオレの妄想なんで、ワカランがね。
ルアーを使ってみた感想では、そう思わざる負えなかったかな・・・。
7.マイルストーン レジーシェイカー
レジーシェイカーという名のペンシルベイト?
メーカーの、マイルストーンってのは、詳しくは知らんけど、インディーズ系かな?
ルアーは、WOOD製なのか?ワカラン。
ただ、このパロットカラーは、素晴らしくキレイ。
この出来栄えなのに、中古屋に流れると、たったの346円だった。
それなら、買いでしょ。
髭まで搭載して、良く出来てるとは思うけど、使いはせんだろうなぁ・・・。
8.QUICK QUACK スケーティンバード
醜いアヒルの子だったり、鴨だったり、アヒルだったりと、多彩なラインナップ。
↓こんな状態で、販売されてた。
↓ヤクザな鴨もいる。
アクション的には、その名の通り、スケーティングするのでしょう。
面白い形状だし、可愛いけど、使いはせんだろうね。
中古屋に出回ることも多く、200円程度で見かけることも多い。
不人気なルアーとは思えないけど、需要は無いのだね・・・。
9.犬
オレは、その昔から色んな釣具屋に行ってるけど、こんなの初めて見た。
「犬」って・・・。
1890円じゃ売れなかったらしく、945円と半額になっても、まだ高ぇーよ!
↓中身は、こんな感じ。
経年劣化で、ボディの上部だけ黄ばんできてるのが、なんとも・・・。
↓横から見ると、こんな感じね。
よく見ると、フロントダブルフックが、ふつーとは逆向きなの分かるかな?
これだと、ウィードレス効果ゼロだよね。
そんな事も知らん人が、てきとーに作ったルアーなんだろうなぁ・・・。
よくぞ、そんなのを、1890円で売ったもんだ。
恐ろしい時代よねぇ・・・。
↓裏面。
裏は、黄ばんでない。
でも、それほど良い塗料じゃないから、いずれ黄ばんでいくことでしょう。
なんか・・・、割れやすそうな感じもあるなぁ。
ZEALのチマチマに、耳つけました・・・みたいな形状だね。
なんだかなぁ・・・。
10.ファーDEちゅ
パッケには、BigFieldとパテントを意味する表記がある。
コレが、社名なのか、ブランド名なのかは、ワカラン。
ただ、制作会社なのか取り扱い会社なのかもワカランが、大原商事という社名と、大阪局番の電話番号が記載されている。
パッケによると、ナチュラルジグベイト。
↓顔の部分に、シンカーが内蔵されている。
要は、毛の多いジグヘッドみたいなもん。
ただ、この毛はガチでウサギの毛らしい・・・。
おそらく、現代では動物愛護の観点から、使用する事は出来ないであろう素材だ。
注意書きには、使う前にはよく水に馴染ませろ・・・とあるし、長期間使わない場合には、無臭防虫剤を入れろ・・・とある。
う〜ん・・・、色んな意味で凄まじいなぁ。
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