21.ハリーズ
これまた、ケンさん&バグリーのコラボ品。
大きさ的に、DB−3そのものだね。
本家とは違う色合いのライムチャートは、オレ的には好印象。
↓ちょっと、文字はカスレ気味・・・。
書かれてる文字は、「KEN Craft HR3」
HR3がルアー名ね。
バグリーが、DB−3なのだから、番号位は変えときゃエエのに・・・。
↓「Harry’s」と、ルアー名が書かれてる。
↓リップにまで、ご丁寧にケンさんの刻印がありまっせ。
パーツには、凝ったなぁ。
↓ケンさん&バグリーは、目玉に違いを設けるのが常!
他のルアーでは、それがブサイクな要素になってしまってたが、このルアーに限っては、悪くないだろう・・・。
↓本家と比べてみた。
↓コッチは、一回り小さい「HR2」
もちろん、ベースとなってるのは、DB−2
茶色のクラックカラーは・・・、あんま釣れそうな気がしないねぇ。
↓コレは、シリーズ最小サイズの「HR1」
↓コイツだけは、ベースとなったルアーがワカラン・・・。
コイツだけは、ケンオリジナル・・・なのかな?
この木目調のカラーは、クランクベイトには合わないけど・・・エエね。
トップウォータープラグに使ってたら、バブル期だと大いにウケたと思うけどね。
でもそれを、敢えてクランクベイトに使っちゃうのが、ケンさんだよねぇ・・・最高じゃ。
そんな、バグリーとケンさんが組んで生まれたルアー達を動画にしてみましたので、
↓見てみてね!
隠れた名作? ケンクラフト&バグリーが組んだら、珍品色々生まれたよ!
22.シャッドマックス
もう、コレは、問答無用でラパラのシャッドラップをパクりました。
ただ、本家よりも重くして、沈む構造なのがミソ。
一応、ケンさんとしては、「サスペンド」としてるはず・・・。
バルサ製のシャッドラップに、サスペンドタイプは無かったから、ケンさんはその隙を突いたワケだ。
それなのに、ウケなかったねぇ。
ただ、その重たい仕様は、東京湾シーバスを狙う時、特に防波堤でのテクトロで、オレが一番使いたい仕様。
まあ、ラパラのシャッドラップに、貼る板重りやら、フックにコイル状の重りを巻いたりして使えばエエんだけどね・・・。
そういう面倒が無く、純なままで使えるのは、良いとしておきたい。
↓ルアー名も、背中に入ってるぜ。
外観上、まるでシャッドラップなのに、ココで違うよと気付かせてしまうのは、パクリ道としては王道と言えるだろう。
アジア圏の無作法なパクリとは、心構えが違うのだよ。
↓リップには、ちゃんとケンさんの刻印入り。
こういうトコにちゃんとこだわるケンさん、ナイスですね。
23.リニージベイト
ケンさんから放たれてる、同じ「リニージ」を冠名に持つ「リニージクワイアット」が、外観のウロコ模様だけで2種の金型を用意したように、
コイツも、フローティングとサスペンドで、別の金型を持つ。
内部構造やウエイトの位置まで変えてるので、フローティングとサスペンドで金型を分けたみたい。
当然、ルアーアクションも違ってくると思うのだが、オレはコレ1個しか持ってないから、よくワカラン。
ただ、大抵のメーカーが、内臓ウエイトの重さだけで、フローティングモデルとサスペンドモデルを作っていたのに対して、
別々の金型を駆使して、似た外観でも、全く別のルアーとして作り上げたその姿勢は、実に素晴らしい。
だが、そんなに頑張って作ったルアーなのに、市場的にケンさんの評価は低いよなぁ。
24.リニージシャッド
先に紹介してるリニージベイトの形状で、シャッド型になったのがコレ。
開発秘話としては、当時の市場を意識して敢えてバランスを崩し、使い手重視の設計にしたのだとか。
本来のリニージシリーズのコンセプトである、「ただ巻きで釣れる」を覆したルアー・・・らしいのだが、
市場的には、そんな事は浸透せずに終わったと思う。
やっぱし、当時の市場におけるベビーシャッドの信頼と実績には、太刀打ち出来んかったわな。
25.シーゾーン
9cmでフローティングタイプ。
他サイズや、シンキングとサスペンドがあるのかは、確認出来てない。
モノ的には、ロングAかな?
あまりクオリティが高いミノーじゃなくて、先に紹介してるマリアナと似たクオリティかな?
なぜか、ケンさんの海用のルアーは、皆テキトーに作った感があるね。
それでもコイツは、なんかコーモランに通づる感があって、オレ的にはエエ。
↓ケンクラフト・・・じゃなくて、ケンインターナショナル。
税金対策で、色々と会社を小分けにしてたのかな?
けっこう粗悪なミノーなのに、まさかの日本製なんだね。
下請け会社は、ドコなんだろ?
ガチで、コーモランだったりして・・・。
26.リニージスピン
バランス良い形状で、スカートの装備方法が他社と違い、スレッドで止めているのかな?
簡単にゴムで止められている場合だと、スカートがズレたり、量のバランスも悪くなるもんだが、
コイツは、そういった事が一切無いだけじゃなくて、量のバランスが実に素晴らしい。
長さも、丁度いいトコで、スパっと切れてるし。
↓ヘッドは、ハゼ型。
こうやって立つほど、底面は広い。
形状的には三角形に近く、エバグリのデルタフォースのヘッドをリアル化した・・・様な感じでもある。
ボトムで使う事を、意識したのかね?
↓ケンさんオリジナルのブレイド。
コロラドタイプだが、キレイに段が入ってて、水を掴みやすくなっているのかな?
滑らかな凹みがある通常のブレイドとは、きっと違うアクションをしてくれる事でしょう。
もちろん、ウイローリーフタイプもあったし、シングルやタンデムといった様々なタイプが存在してた。
ウエイトは、1/4oz 3/8oz 1/2ozの3種類。
このヘッド形状だったら、1ozのヘビーなモノがあっても良かったんじゃないかな?
スローローリングで使うなら、オレは1oz派なのさ。
27.KEN VIB
当初は、フェニックスからヴィブフォースという名でリリースされていたモノが、いつの間にやらケンさんブランドに!
なぜなのでしょうか?
↓コレが、フェニックスバージョンね。
↓コレは、フェニックスから放たれた、日本の淡水魚カラー。
シリーズ化されてたのか、このウグイ以外に、鮎やニジマス、山女魚など、多彩なカラーがあった。
↓モノ的には、T・Dバイブそのものだね。
ココまでパチってあれば、釣れないワケはない・・・。
でも、本家にはかなわなかった。
そりゃ、本家と同じ値段で売ってたら、誰だって本家買うでしょ。
メガみたいに、本家が入手難だったらまだ期待も持てるけど、ダイワのルアーなんてのは、一番入手しやすかったからね。
残念でした。
28.KEN STICK
これまた、↓フェニックスからAlexフォースとして発売されてたヤツ。
ケンさんバージョンのパッケの裏を見ると、全て英語表記だから、ケンさんが海外で売るためにフェニックスのを受け継いだのか、
それともフェニックスブランドだとアメリカで売れない事情があったとか、
とにかく大人の事情で、ケンさんが売る事になったのでしょう。
モノの良し悪しまではワカランけど、とにかく日本じゃ売れてはいなかったし、評価されてる記事を見た事も無い。
オレも、某中古屋さんで200円程度だったから買ったものの、パッケを空けてさえいましぇん・・・。
29.KEN POP
これまた、フェニックスのがケンさんに化けたルアーで、フェニックスの時の名は、Michael
まさかのマイケルやん!
ティファとカブリまくってるけど・・・エエの?
おそらく、海外製だったからアリだったのでしょう。
ポッパーとしては・・・、どうなの?
こんなの売るよりも、ケンさんはバスパーという名作を生み出したのだから、
海外でもそっちを自信をもって売って欲しかったね。
30.ステルス
ジグスピナーの需要が高まりつつあったバブル始まりの頃、市場はリトルジョージ独壇場・・・だった気がする。
その状況を変えるべく、国産のジグスピナーが色々と出回るようになった。
特に、ZEALのバイブルスピンが人気を博していたが、バブル期は入手難だったこともあり、
ケンさんからゼロファイターなるジグスピナーが登場した。
それが人気モノ?だったのかはワカランけど、そこから派生したのか、こんなのも生み出された。
ヘラブナボディで、ブレイドじゃなくて、まさかのプロペラ搭載・・・。
これ・・・、効果あんの?
その答えは、誰からも聞くことなく、市場から消え去ってしまった・・・。
まさに、ルアー名の「ステルス」の様に・・・。
きっと、魚からも見えないステルス仕様だったのでしょう。
↓コレは、後に某中古屋さんで見つけたのだが・・・、ステルスのベース品?
形状的には、全く同じサイズなのだけど、目玉が違う。
それよりも決定的に違うのは、プロペラじゃなくて、ブレイドを搭載している事。
たぶん・・・、コッチの方が釣れるだろうなぁ・・・。
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