31.ゼロファイター

ブレイドは、タンデムの他に、
↓シングルがある。

バブル当時は、ジグスピナーがあまり売られていなかった市場で、入手のしやすさはNo,1だった事から、
けっこう市場的にはウケてた気がする。
釣果も、それなりに結果が出せてたんじゃないかな?
釣れない要素が、見当たらないもんね。
オレも、某中古屋さんで格安で出会えて、いっぱい揃ったなら、ガンガンに使っていきたいと思う。


32.アパッチ

4タイプの重さがあって、小さい方から順にT〜Wと分けてたと思う。

↓ブレイドが樹脂製という、珍品。

一応、ケンさんが言うには、ポリカーボネイトのモノコックブレード・・・だという。
なんだか・・・、よくワカラン素材だなぁ。
メイン的な使い方はスローローリングを推奨してて、デッドスローでも確実に回転するんだとか。
樹脂製なので、クリアーなブレイドや、ゴースト系、ホログラム系など、多彩なモノがあったみたい。
ブレイドだけの別売りも、当時はやってた。
特許出願中のアイデアだったみたいだけど・・・、市場ではウケずに消え去ってしまったね。
確かにオレも、コイツは使う気も起きんなぁ。
やっぱし、金属が良いのだよ。


33.HELLBAT Jr. SPIN

たぶん、そもそもはノーマルバイブとして作られたボディ形状だから、
それを無理矢理スピナーテールにしてるので、バランスは悪いでしょう。
ベースとなっているのは、フェニックスブランドから売られたバイブが、ケンさんブランドに化けた、先に紹介してるバイブだと思う。
それに、背ビレと尻ビレを搭載し、スピナーテールも作ってみた・・・と、そんな感じに思える。
バランスの悪さを利用して、リアクションバイトを誘発するとか、そういうテクもあるけど・・・どうかな?
こういうルアーは、使い手の好みで、評価はどうにでも変わる。
バランスの良いルアーが欲しい人は、こういうのは買わない方がエエ。
でも、あえてバランスを崩しやすいルアーが欲しいのであれば、こういうのがエエのかもしれん。
オレは使い込まないから、ワカランがね。

↓スピナーテールじゃないのもある。


↓コレは、サスペンドモデル・・・かな?


↓大きさも、2サイズ・・・。

先にも語ってるが、No,27で紹介してるKEN VIBに背ビレと尻ビレを搭載しただけなんじゃないかな?
そもそもKEN VIBは、フェニックスが売り始めたのに、ケンクラフトと化し、それもイマイチだから、背ビレと尻ビレを搭載した?
それでも、市場からは消えていってしまう・・・。
ここまで数奇な運命なのに、無駄に抵抗しまくったルアーってのは、なかなか無いね。
そういう意味では、とても面白い・・・、オレ好みだなぁ。


34.B.B.PULLTOP

B.B.は、Bass Bustersの略で、バスバスターズは上州屋が、安いルアーを世に放ってた会社?ブランド?
パッケの裏には、Bass Busters Coと書かれていたから、税金対策で子会社的に立ち上げたのかな?
まあ、そういう大人の事情まではワカランのだけど、バブル当時上州屋は、ケンクラフト以外にも色々と立ち上げていた。
コレは、そんな安い路線から生まれたルアーで、当時はそれほどの人気を博してはいなかったのだが、
後々、珍品度が高いと称され、某中古屋さんでも意外と高値になっている事が多い。
確か、当時の定価は1000円以下で、ワゴンセールじゃ600円程度で売られてた事もあった。
2021年現在では、某中古屋さんでの相場は、500円以上。

↓オレが買ったお値段は、264円。

リップが曲げられてるので、このお値段なのでしょう。
上州屋系ルアーを叩き売りする傾向にある某中古屋さんなのに、このルアーだけはお高いんすよ。
264円で出会えたのは初めてだったんで、リップが曲がってても、ついつい買ってしもうた。
まあ、この程度の改造なら、直せるしね。

↓早速、直しました。

そもそも、力で曲げたのか?どう曲げたのかはワカランかったのだけど、
直す方法は、ラジオペンチを熱して、曲げたい部分を掴んでクイっとやるだけ。
注意点は、ラジオペンチの熱する時間。
やり過ぎると、掴んだだけで樹脂が溶け落ちてしまうし、ラジオペンチそのものを持てなくなる。
かといって弱いと、クイっと曲がってくれない。
それに、ラジオペンチを熱した事によって、掴んだ部分は若干溶けるのが必然。
画像の黒い部分が、掴んだ部位である事が分かってもらえるかな?
この部分を、ヤスリで整えて、アロンで強度を増し、再塗装するのが完璧に蘇らせる方法だが、
オレは、ヤスリで整えて、アロンで強度増ししただけでお終い。
どうせ使うルアーなんで、キレイに仕上げる必要は無いっしょ。
サイズが多彩にあったはずで・・・、たぶん3サイズ。
コレは、真ん中サイズ・・・だと思う。
↓ウエイトは、12gと記載があった。

ルアーは、○/○ozと書かれる事が多いのに、グラム表記とは・・・やるなぁ。

↓桜吹雪とも書かれとります。

カラー名・・・だよね?
安っぽいルアーなのに、意外な程、随所にこだわりがある。
実に素晴らしい・・・。


35.タイドライズ シーバスミノー70&90

上州屋が、ケンさんブランドとして売らなかったルアー。
タイドライズが、ブランド名なのか、ルアー名なのかは、ハッキリしない・・・。
生産国は日本で、上州屋と蜜月関係にある神戸の会社が絡んでいるとか、いないとか・・・。
ミノーのクオリティとしては、及第点・・・かな?
売値は、当時の正貨で、70の方は780円。
90はワカランけど、大差ないお値段だったのでしょう。
バブル当時、大抵の良いとされる国産ミノーは、1500円超えだった事を考えると、
このルアーは、その半額。
お財布に優しいルアーとしてのラインナップだったので、ケンさんブランドとはしなかった・・・のかな。
固定ウエイトで、それなりに泳ぎ、70はラトル内臓、90はノンラトルとなっている。
入門者向けとしては、十分な機能を有してるルアーだったのかもね。


36.Little Rock Baits MAX MINI SERIES MINNOW−SP

Little Rock Baitsが、メーカー名と判断してよいのかな?
このメーカーは、バブル期に上州屋に出回った代物で、入門者向けの安価版・・・的なポジションで売り出されたみたいなのだが、
市場ウケせずに、そっこーでワゴンセールの常連。
100円程度で売ってた事もあった。
他に、ペンシル、シャッド、クランク、バイブといったタイプもある。
積極的に買う予定は無いが・・・、某中古屋さんで新古状態で100円以下なら買うかもしれん。
その際には、ココに画像が増えていく事でしょう。


37.Little Rock Baits HAWGSTAR

リトルロックベイツカンパニーのホグスター。
そんな会社は知らん・・・かったのだけど、先のミノーと同じやん!
ということは、JSY系のメーカーか・・・。
コレは、先のミノーよりも先に、バブル期よりも、ちょっと前に売ってた気がする。
形状的には、TDクランクと同じだね。
稀に、某中古屋さんで見かけるが、誰も判別できないので、110円程度で売られてる事は多い。
先のMAXミノーとかに比べると、遭遇率は低いので、新古のモノは貴重な資料として、今後に役立つ・・・と思いたい。


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