11.バスクルーダーNo,1&スペシャルバスクルーダー


上が安価なノーマルで、下がちょっと高価なSPタイプ。
何が違うのか?
目玉と塗装だね。
もしかすると、素材も違うのかもしれんけど、そこいら辺はワカラン。
SPの方が、グラスアイにアルミフィニッシュでハンドメ調になってるので、もしかしたらウッド・・・?
なんて、そんなことは無いと思う。
↓グラスアイじゃないSPも、存在してる。


↓コッチは、スペシャルじゃない版。

600円は、安いよなぁ・・・。
このルアーは、一見バイブの様だが、実はシンキングジャークベイト。
沈ませて、自分の好きなレンジで、使う事が出来る上、ルアーアクションも自分でやれ!
という、かなり使う人を選ぶルアーなので、玄人好み。
使い方を知っている人にとっては、欠かせないほどのルアーなのだが、
知らない人には、クソの役にも立たないという一品。
あのリョービが、どうしてこんなにスゴイルアーを作ったんだろうか?
摩訶不思議・・・、たまたまかな?
ちなみに、バスクルーダーNo,2というのも存在していて、この形状に、ディープダイバー風なリップが搭載されている。
扱った事が無いので、機能は未知数だが、いつかは出会ってみたいもんだ・・・。


12.スラッシュバックミノー

見方によっては、ダーターにも見えるし、バイブにも見えるが、コレはミノーなんだと・・・。
フローティングタイプなんで、水面でジタバタも出来るし、泳がせて使うことも出来る。
↓新品状態だと、中の紙にメーカーの解説が書かれてる。

それによると、「シャローを効果的に探って攻めれる・・・」とある。
ボディの大きさから、あんま遠投性能を有してるとは思えないし、重心移動システムが無い時代のルアーだから、
イマドキのルアーに比べたら、おそらく遠投性能は劣ると思う。
水面で大きくアピール出来る動きは、オレ的にはシーバスよりもバス向き。
それなのに、シーバスをターゲットに作ったというのだから、摩訶不思議なルアーにも思える。
ただ、ウチの裏の川みたいに、それほど水深が無い場所では、もしかしたら活きてくるのかもしれない。
そういう期待を込めて、今後は使って行ってみたいと思う。
まあ、メインルアーの合間に、息抜き程度にしか投げんとは思うけどね。
でもそれで結果が出たならば、きっとすごいルアーなんだという評価に覆る事でしょう。
そんな日を夢見て、今日も投げるぜ!


13.イクシオフラッガー色々

イクシオフラッガーRという名だと、プラスティック製の量販品。
Rが無いと、↓ウッド製のハンドメ品・・・だったと思う。

コレは、けっこう古い時代からあった代物で、量販品のベースになったモノ。
↓昔だから、ちょっとクオリティがイマイチなトコもある。

この程度のコーティングの失敗は、当時OKだったのでしょう。
まあ、バイブだから、実際に使った場合は、この部分を底に磨る事が多いからね。
使うなら、アロンで補強すべきでしょう。

サイズは多彩で、サスペンドとシンキングタイプがある。
↓サスペンドタイプってのは・・・、どうなの?

オレは、フォールを重要視する部分もあるから、止めるってのは、用途としてバイブに求めてないね。
まあ、そこいら辺は使う人の好みなのでしょう。
形状的には、独特と評してもイイと思う。
ヘッドの角度は、ピコパーチに近い気もするけど、あそこまで大胆でもない。
ただ、市販品の中では、けっこう食い込んだ急角度のヘッドで、ハンパ無いアクションをしてくれる。
↓ソルト用は、エンターソルトフラッガーと改名。

下のだけが、ソルト用ね。
ウエイトやサイズは、バス用と共通なのか?変えたのか?・・・定かじゃない。


14.ハイドロクランク

一見単なるクランクベイトだが・・・、
↓コレが、特長。

リップの付け根に、穴が開いてるの分かるかな?
↓コッチの方が、分かりやすいかね。

この構造は、ヘドンのヘッドハンターが最初かな?
リトリーブ抵抗を減らす目的で、設けられた穴。
リョービの方が、ヘドンよりも大きい穴になってるし、穴の位置も違う。
ヘドンのは、ラインアイを挟んでリョービとは反対側に設けられてた。
穴の位置は、リトリーブ抵抗を減らすという目的であれば、リョービの方が正解だと思う。
ただ、ヘドンがこの位置に穴を設けなかった理由は、リップが折れる事を懸念したんじゃないかな?
ヘッドハンターが売ってた時代って、1970年代後半頃だと思ったから、当時の樹脂でリップの根元に穴を開けたら、
使い方が雑なアメリカ人にとっては、ポキポキ折れちゃうルアーと化したと思うよ。
リョービがリップの根元に穴を開けれたのは、材料の時代の進化で、大きな穴を開けても、折れにくいリップになったからじゃないかな?
実によく頑張った・・・アイディアではあったけど、消えちゃったってことは、釣れなかったんだろうなぁ・・・。


15.ハイドロシャッド

クランクだけじゃ飽き足らず、まさかシャッドまで作っていたとは!
↓ただ、シャッドというよりも、細めのクランクの様な感じでもある。

シャッドで、巻き抵抗を猛烈に感じた・・・なんて事、ある?
そもそも、ディープを攻めるからこその巻き抵抗であって、シャローを攻めるルアーに、
↓こんな穴いるのか?

もしかしたら、ディープを攻めるシャッドなのかもしれんけど、
どうもオレには、リップが付いてるルアーには、みんな穴を開けちまえ・・・という短絡的な考えでやっちまった気がしてならない。
だから・・・、売れなかったのだろうし、この珍機能も根付くことは無かった。


16.イクシオ バックウォッシュ


WOOD製のルアーかと思いきや、硬質発泡ボディ。
バブル期に起きた、トップウォータープラグブーム、そして一気にスレた釣り場で威力を発揮した、チマチマルアーブーム、
その両方の需要を満たすルアーを、色んなメーカーが試行錯誤して生み出していた時代に、
リョービから放たれたのは、イクシオシリーズだった。
結果としては、残念ながら、チマチマブームは、ZEALとラッキークラフトの独壇場だったね。
ただ、ラッキークラフトはけっこう買えたのだが、ZEALは全然買えないこともあって、
こういったパチモノで我慢せざる負えなかったり、ZEAL製と勘違いして買ってしまうという事例もあった。
まあ、でも、それはスプラッシュクラブのルアーだけどね、こんなリョービのルアーじゃ、そんな目出度い勘違いは起きませんよ。
とはいえ、このルアーは、そんなに悪いモノではない。
ナイターじゃ、そこそこの成果を上げているという情報も無きにしも非ず・・・。
やっぱし、チマチマボディってのは、サイズを問わずバスを惑わすもんだね。
↓コイツに限っては、チマチマよりも小さいのがある!

ポッパーなお口なのに、アイの位置が下顎なんで、どういう動きになるのかね?
エラの様な凹みもあって、何らかの意図が感じられる・・・様な気もする。
ただ・・・、その効果はなかったのか、単に発売から人気者にはなれなかったのか、
↓某中古屋さんでは、こんなお値段で出回っとります・・・。

まあ、あのお店は、ケンさんのルアーや、ケンさんの一味のタックルを低評価して叩き売りする癖がある。
老舗のリョービだが、最後は上州屋に譲渡してしまったので、やはり、そういう扱いになってしまっているのかもしれない。
このルアーが売られてた当時は、仲良しではあっただろうけど、まだ一味ではなかったんだけどね。


17.イクシオ ペンシル


サイズはスモールとラージの2種あるのだが、我が家にあるのは、チマチマサイズだけ。
サイズ感的には、ZEALと同じ。
違うのは、ボディの素材ね。
コイツは・・・というか、イクシオシリーズは、みんな硬質発泡ボディ。
なので、どっちかといえば、ZEALよりもスプラッシュクラブ寄りのルアーになるね。
コッチは出目じゃなくて、シールアイで勝負!
それにしても、コーチドッグの柄は独特だね。
なんか、生命体の影の様にも見えて、不思議な模様・・・。
なんか、意味があるのかなぁ。
そういうトコが、知りたいよねぇ。


18.フォークスピーン

いわゆる「ジグスピナー」ではあるのだけど、1980年代では、こういう風に売っている方が多かったように思う。
後々、需要が高まったからなのか、スピナー側だけのパーツが売られ、好みのサイズのジグヘッドやワームを搭載するようになっていった。
昔だからなのか、ルアー名が、スピンじゃなくて、スピーンなトコが素敵だよねぇ。
ワームも劣化している様で、ジグに搭載されている方のワームは、黒いドットが溶けだしている・・・。
予備の方は、まだ無事だけど、数年後には同じ運命かな?
スイベルも、ベアリング入りじゃなくて、安いヤツ。
ただ、使うにはそれで十分だとオレは思う。
ベアリングが入って回転が滑らかになったとて、それが釣果につながるものじゃない。
結局は、このルアーをバスの居るところで使えるのか・・・が、一番重要な事。


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