COTTON CORDELL LURE
1.クレイジーシャッド
昔のクレイジーシャッドは、なんとも雰囲気があってかっちょいい。
これは、樹脂の透明感を巧みに使って、何十年も経った現代でさえ、なんとも素敵。
スイッシャーとしても、かなり高性能な部類だとオレは思う。
コイツは、現代でも入手がしやすいプラドコ品よりも、ちょっと大きめサイズなOLD品。
プラドコ品は、小さくて軽くて使い道無いが、コイツはベイトタックルにジャストフィット。
扱いやすい上、割とピンスポットでネチネチっとした使い方もイケル。
なかなかの名作なのだが、なんで現代ではダメなヤツしか売ってないんだ?
2.チョップスティック
オレの愛読書「ヒット:バスルアー」によると、チョップするように水をかき分けて、
恐ろしく小刻みで素早いチャギングにより、チャッチャッチャと引くと、下からバスが、
日本流の「ガボッ」ではなく、アメリカ南部流に「シュポッ」と出るのだとか・・・。
オレも、そんなアメリカ南部な体験をしてみたいもんだ・・・。
でも、それには、クリアーカラーなヤツじゃないとダメらしい。
この黒骨じゃ、早朝のシャッドを追い回すバスを狙う事は出来んのだね・・・。
でも大丈夫、日本にゃシャッドいませんからぁ・・・残念。
3.BIG O
シャロークランクの名作とされるのが、このBIG O
BALSA 50が、このルアーをモチーフとしてる事も有名だし、昔のバス釣りが上手いとされた人達は、
こぞってコイツを名作と紹介してた。
歴史的には、1960年代の後半頃にバルサで作ったモノが始まりで、
それが1970年代のアメリカのトーナメントで大活躍したことにより、
生産が追い付かず、コットンコーデル社がプラで量産化した。
この大ヒットによって、アメリカでは続々と多彩なクランクベイトが生み出されていく。
いわば、全クランクベイトの目標とされた元祖中の元祖。
やっぱし、名作と謳われるルアーってのは、何十年経っても色褪せないね。
↓ちょっとレア?
コレは、2002年に行ってたキャンペーンの景品?だったのかな。
オレは、お得意の某中古屋さんで買ったモノなんで、なんとも言えないのだが、
市販は・・・、されていなかった様な気もする・・・けど、確証は無い。
テキトーで、スマンちょ。
↓プラドコのジャパンスペシャルだという記載があるね。
↓ヒロ内藤さんのサインも入ってる。
↓小さいサイズもある。
大きさ的には、ピーナッツ位かな?
古いのはワカランけど、近年のモノはルアーに刻印が入ってるんで、中古屋さんでも見つけやすいね。
パチモノが、時代を問わず多数生み出されてるルアーだけに、本物が見分けやすいのはありがたいのだよ。
4.C.C.SHAD
空前のラパラのシャッドラップブームがアメリカで起きた時に、おそらく生み出されたんじゃないかな?
バグリーのバッシングシャッドとクリソツだが、どっちが元祖なのかはワカラン。
多くのルアーがこうやって、元祖を見失っていってしまうのだろうね。
それを逆手に、じゃない方が元祖ぶったりし始めたら、そりゃ元祖はムカつくわな。
そういった事って、ルアー界に限らず多々あるもんだよね。
ちなみに、このルアーは、バッシングシャッドと比べて、アクション的にも劣るし、なにより飛距離が稼げない。
どっちが元祖かはワカランけど、どっちが優秀かというと・・・、バッシングシャッドだね。
コッチは・・・、残念でした。
5.レッドフィン
ソルトウォーター界じゃ、昔から定番と紹介されがちなルアーなんだけど・・・、
オレは全然使わなかった。
なんせ、軽いしデカい。
特に、遠投性能を欲しがった時代に、ラパラよりも飛ばないのは致命傷だった。
板重りで増量したりして使う方法が、紹介されてたりもしたけど、そこまでして使うルアーでも無いでしょう。
ただ、世界的には定評があって、ロングセラーなのだから、きっと釣れるルアーなのでしょう。
↓コレは、ボディがウロコ状になってるタイプ。
チュルチュルボディの方が、後口になると思う。
↓昔のは、ボディが反ってる。
その時代のモノの方が「釣れる」と評する人もいるけれど・・・、おそらく変わらんでしょ。
反ってる反ってないよりも、レッドフィンが釣れるのか?他のルアーの方が釣れるのか?の方が重要。
オレ的には、他のルアーの方が圧倒的に釣れてるなぁ・・・。
6.スポット色々
ヒロ内藤さんが言うには、コイツがラトル入りの元祖。
なぜなら、中に入れる重りのサイズを間違ってしまい、振ると音が出る状態になり、
それに気づかず出荷され、それが爆釣しちゃって、コットンコーデル社に問い合わせ殺到・・・となったのが始まりなんだと。
つまりは、その間違いが無けりゃ、ラトルという概念さえ生まれてなかったのかもね。
↓ボディ下部には、「by Cordell」と筆記体で刻まれてる。
コレは、たぶん昔のモデルでも今のモデルでも、刻まれているんじゃないかな?
まあ、サイズによるだろうけどね。
↓こういう小さいのには・・・、どっかに入ってるのかな?
そこいら辺までは、オレにはよく分かっとらんです。
サイズも多彩にあるだけじゃなくて、元祖のラトル入り、ワンノッカーと呼ばれる1個のウエイトで音を出すタイプ、
もちろんジャラジャラもあるし、フローティングタイプ、ジョイントタイプ、リップ付きの不思議型まである。
↓上はワンノッカーで、下はロングボディのスポットミノーになる。
↓パッケ入りだと、こんな感じね。
まあ、パッケは時代によって違う。
コレは、90年代かな?
ちなみに、先に紹介してる黒いパッケのは、70〜80年代のモノだと思う。
↓進化系のネオンスポット
色が、異次元だよねぇ。
7.テールウエイテッド・ボーイハウディ
ボーイハウディだと思ったら、今はテールウエイテッド・ボーイハウディというらしい。
Wスイッシャーと差別化したみたいだね。
テールに球状のウエイトを搭載していて、好みに削って使う・・・のだと思った。
オレは、実践的にルアーを使う人じゃないんで、純正状態を汚すような行為が好きじゃないんで、一生削ることは無いな。
それ以前に、このルアーをパッケから出して、フィールドで使う日なんて・・・、果たしてくるのでしょうか?
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