[Fred Arbogast]


現代では、フレッドがつかず、アーボガストという表記に変わってしまったが、
昔は「フレッド・アーボガスト」だったのさ。
1980年代では、ツネミさんが取り扱ってたから、箱入りでラパラの様にプレゼント券が入ってたモノだった。
それが、パッケージに変わったり、プラドコが取り扱うようになったり、時代の流れってのは、スゴイもんだ。
フレッド・アーボガスト社についての詳しい歴史なんかは、プラドコのサイトのあると思うんで、
そういうのは割愛で、とりあえず、オレが入手したルアーの一部を、紹介してみたいと思う。

まずは、1938年に誕生した名作「ジッターバグ」から。
↓出目とも呼ばれた、OLDタイプ。

コレは、1970年代モノ・・・かな?
それほど極端に古いモノじゃ無い・・・と思う。
もっと古いのだと、ウッドボディだったり、戦時中は鉄不足で樹脂のリップだったり、そういうのもある。
オレ的には、そこまで古いのを高い金払ってまで収集したいとは思ってないから、持ってましぇん。
フリーマーとかで、1000円以下で買える様な機会があれば買うが、
それ以上のお値段じゃ、買う気にはならんし、使う気も起きないね。
そういうモノは、博物館にでも収めときゃ、いいんじゃないかな。

↓1980年代に登場したリアルカラー。

ちょっと、ボディが劣化して割れてきているけど、十分使える。
この殿様フロッグ以外に、スズメ、シマリス、カラス、ネズミとかもあった。
Seein’s Belivin’finishというシリーズモノで、1990年頃まで売ってたんじゃないかな?
その後、2003年以降に、色んなタイプが復刻されてるけど、一見して分かるほど、昔のモノとは違う。
まあ、一言でいうなら、復刻版は臭わないのだよ。
樹脂や塗料の顔料なんかも、違うのかね?

↓1980年代に、ちょっとだけ出回ったウッドボディ。

目の違和感が、ハンパねーっす。
一切、彫ってないのだね。
実に、簡単に作っちゃったもんだ。
こんなんだったら、自作できそうな気がするぅ・・・。

↓1990年代に、ちょっとだけ出回ったウッドボディ。

コッチは、5/8oz
目は、ちょっと掘ってあるものの、ボディは塗装せず・・・。
う〜ん・・・、手抜き加減が、なんとも素敵だ。

↓1980年代モノ。

オレが、最初に買ったジタバグっす。
オレは、あんまトップウォーターな釣りをしないし、使ってもトップだと根掛ける可能性は少ないから、
失くさずに、いまだにオレのタックルボックスにいる。
ちょっと、白い粉みたいのを噴いてくるのが、昔のアメリカンルアーには、よくあること。
この粉は、なんなんだろうね?
カビかなぁ?

↓コレも、同時期のモノ。

紫のコーチドッグは、すぐに消えちゃった・・・。
ケバくて、イイ色だとオレは思うのだけど、世間的にはそうじゃ無かった様だね。

↓2000年後期頃に買ったモノ。

リップまで、黒く塗られちゃうのだね。
以降、ボディカラーに合わせた、赤いリップ、黄色いリップ、透明なモノまで出てる。
透明なモノは、過去にもあったなぁ。

↓もっと進化すると、こんなのまで!


↓クリアーボディで、反射板も入ってる。

すんごい時代だなぁ・・・。

↓別路線での進化も遂げた・・・。


↓メガとコラボしちゃいましたぁ。


↓このカラーは、2013年版。

2011年からコラボは始まった・・・みたい。
でも、あくまでも進化してるのはカラーリングだけであって、中身は変わらんね。
そこが、ジタバグのスゴさの証明だよねー。
現代では、ノイジーという分類がされているけど、かつては、水面をうごめくアクションから、
「ウォーカーベイト」と呼ばれたこともあった。
オレは、コッチの呼び名の方が、断然似合ってると思う。

↓フラポッパー


↓先にも紹介した「Seein’s Belivin’finish」シリーズの限定スズメ。

スカートまでもブラウンなのは、スゴイやね。
このスカートも、ジタバグのリップ同様アーボガストの発明品。
ただ、劣化すると、現代では代替品が入手難なので、大変なのさ。

↓1980年代のフラポッパー。

カエルは、リアルカラーじゃないタイプね。
クリアーボディは、この時代だと、ちょいと珍しいモノだった。
現代のモノよりも、ちょっと濁ったような透け感が、なんともイイでしょ。

↓1990年代のフラポッパー。

オレの大好きな紫のコーチドッグは、一時期製造してなかったんだけど、急に復刻したのが嬉しくてお買い上げ。
だが、その後使わずに20年以上経過すると・・・、
↓パッケ内で、フラスカートは劣化しまくり!

もはや、スカートの役割を果たすことが出来ない程粉々に!

↓フラダイバー

海外の向けのPOCKET CATALOG上では、
↓「HULA PIKE」という名で紹介されているのだが、

当時のルアーに付属されてたプレゼント券(ツネミ製)には、フラダイバーとなってる。
謎だね。

↓ディープダイバーなのに、ジョイント構造ってのは、珍しい。

現代でも、昔にも、ジョイントのディープダイバーって、コレ以外にあったかなぁ?
さらに、フラスカートまで搭載してるから、そのシルエットは、ドジョウ系を意識したのかね?
でも、釣れないルアーだったんだろうなぁ・・・。
なんせ、後にも先にも、1970〜80年代の一時しか売ってなかった気がするもん。


↓リルバス

リップに、LIL−BASSって刻印があるから、たぶん、ルアー名なのでしょう。

↓だいぶ汚いなぁ・・・。

コレが、現代的なスイムベイトの元祖と言えるんじゃないかね?
当時は、どういう意図で、コイツを作ったのだろ?
単に、柔らかい方がイイってことで、ゴム系素材を用いたのか?
それとも、樹脂だとリアルな外観にならないから、ゴム系でリアルを目指したのか?
ただ、根付かなかったトコをみると、釣れなかったんだろうなぁ・・・。


↓バグアイ

リップの長さ、ボディ、スカートの比率が、1:1:1って感じだね。

↓にょーんと突き出たリップが、なんとも不思議。

あまり、泳ぎが上手な構造に思えないね。
このルアーも、短命だった。


↓ティプシー

コレは、上から見た画像ね。

↓横向きに泳ぐ構造なのだよ。

水面で、横向きになって弱ってる魚・・・を、演出するのが狙いかな?


↓アービー

コレも、前記してるバグアイの様に、リップがにょーんしてる。
この時代の、フレッド・アーボガストのこだわりなのかな?
何かの意図があっての、にょーんなのかもしれないね。
昔は、金属リップ主体だったが、1980年代は「にょーん」で勝負!みたいな。
でも、釣れなくて、敗退・・・だったようだ。


↓フラダンサー

リップから、お尻まで金属が一体型となってる。
それにより、フロントフックとリアフックが、絶対に絡まない構造になってるね。
果たして、その為の機構なのかはワカランけど、実に素晴らしい。

↓この卵型が、ルアーボディに採用されるケースが多いね。

フレッド・アーボガスト的には、釣れるボディ形状=卵型・・・だったのかな?
そして、フラスカートが、絶対だったのだね。


↓スピンフラダンサー

なんか、小型サイズのジタバグのボディを流用して、てきとーに作っちゃいました感が強い・・・。

↓でも、ちゃんと背中にルアー名があるから、けっこうマジだったのか?

それにしては、短命だった。

↓パグノーズ

空前のBIG Oブーム時に、オレもオレも・・・的に登場した。
↓でも、鼻をブタにしちゃうトコに、遊び心を忘れない精神があるのさ。

アクションは、BIG Oそのもの。
釣れないワケが無い!


↓スパターバズ

1990年代頃まで、ふつーに売ってた気がするけど、いつ間にやら消え去ってしまってた。
コレは、消え去る直前のモデルなんで、ペラも大きくて黒いし、フックにウィードレスガードまでついてるスグレモノ。
ダブルフックにする・・・という事を考えず、あくまでもトリプルフックにこだわってる感が、なんともイイね。
でも、それにしちゃあ、フックサイズが小さい気がしてならないのは、オレだけでしょうか?

↑スペルを見てもらうと分かると思うが、コレはスパターバズ。
↓昔は、スパターバグだったのだよ。

何で改名したのかね?
バズの形状の違いで、ルアー名を分けたのかな?


↓ドラド

ウエイトが7gしかないもんだから、飛ばない・・・。
けっこう、風の影響受けまくり!
アクションも、なんだかのたーっとしてて、疲れてんのか?って感じ。
↓ダーター・・・っていうポジションかね。

スピニングタックルで扱うのが、ベストなんだろうけど、
そこまでして、このルアーを使う意味は、果たしてあるのでしょうか?
どういうタイミングで、コイツが威力を発揮するのか、オレには見出せそうも無い。


↓トゥルーシャッド

めちゃくちゃカワイイ形状だね。
一口サイズなので、釣れる気はしないワケじゃないけど、オレは釣った事ナイッス。
やっぱし、カワイイ形状優先・・・、だったのかな?


↓スクーター

レッドヘッドで、不思議な反射板?入り。
その要素から、現代のルアーだったらソルト用な気もするけど、サイズ的にはバスフィッシングに最適。
レッドヘッドは、海水でも淡水でも釣れるカラーなのだよ。
実魚でも、頭側が暗くなってるパターンが多いから、レッドヘッドってのは、明暗でだけで判断すると、
実魚に近いリアルなカラーと言えるのさ。


↓マドバグ

上のは、2015年になった現代でも、甲府のシマヤで買える。
下の黄色いザリガニは、前記してるカエルやスズメとかのリアルカラーなシリーズの一種。

↓裏まで、ちゃんとザリガニ!

コレは、いいカラーだ・・・。


↓ティンリズの流れを汲んでるモノ・・・かね?

金属の尻尾があるのを、昔はティンリズという名でリリースしてたのだが、
画像のモノは、左のは尻尾無いし、右のは不思議なジョイントしてる。
どっちも、ティンリズに似ていながら、ちょっと違うんだよ!みたいな主張が入ってるね。
なんなんだろう?


↓コレは・・・、なんだべ?

ハワイアンウィグラーを目玉だけにして、スピナーをドッキングしちゃいました・・・みたいな。
ちょっと変則な、スピナー・・・と言えるのかな?
どっちかといえば、スピナーベイトの変則系・・・、かね?


↓珍品

たぶん、日本じゃ流通しなかったと思う。
英語のカセットテープ・・・聞かないでしょ。
たぶん、アメリカで、入門者向けアイテムとして作られたんじゃないかな?
テープでは、ルアーの使い方をレクチャーしてる・・・のかね?
それとも、アーボガストの歴史とか語られてたりして。

↓内蔵されてるジタバグは、1/4oz

スレたバスには、小さいのがイイ・・・、なんてブームが、日本で起きたけど、アメリカでもそんな感じだったのかな?

↓フラポッパーは、ちょいとレアなカエルカラー。

スカートは、絶賛劣化中!

↓ノーマルテープ・・・かな?

メタルやクロームじゃ、無さそうだね。
オレは、英語ワカランから、聞くだけ意味ないので、一生再生することは無いでしょう・・・ってか、
再生する機械が、もはや無いね。

↓パッケの裏は、こんな感じ。

このパッケを切り取って、たったの3ドルで、キャップが買えたのだね。
メチャクチャ欲しい・・・。
このキャップが出回ってたのは、日本だとツネミさん時代だから、1980年代にアメリカで売られてたモノかなぁ?


↓木箱UP

コレは、アメリカ在住だった人から、フリーマーで買った時、アーボガストのルアーが入ってた木箱の縁。
この文字が、元々書いてあったのか、売ってたおっちゃんが書いたのか?
それは、永遠の謎。
でも、おっちゃんは、この木箱に、多数のアーボガストルアーを飾った状態で売ってた。
それを、オレが、箱ごとお買い上げしたのさ。
そん時入ってたのが、先のカセットテープやら、金属のルアーとか、日本じゃあんま見かけないスピンフラダンサーとかだった。


↓PHRED’S PHYDEAUX


1980年代の終わりから90年代始めの頃だろうか、突如グラスアイを搭載したルアーが多種発売された。
上の大型のは、ザラスプークとそっくりなシェイプなんだけど、下のは、ややずんぐりしたヘッドになってる。
確か、この形状の大型タイプも存在してる。
ちなみに、このルアーの名前「PHRED’S PHYDEAUX」は、どう読んだらいいのか、わかりましぇん・・・。


↓BLOOPER(ブローパー)

フレッドアーボガストのポッパーといえば、フラポッパーなんだけど、1990年代の初め頃かな?
もうちょっと前かもしれないんだけど、このグラスアイを搭載した、ウッド製のペンシルやクランクが、突如流通しだした。
スヌーカーとかも、この時代かな?
とにかく、今までの路線とは完全に別モノの、他社が作ってるんじゃないの?的な、
フレッドアーボガストらしくないルアーが大量に出現し、そしてみんな消えていった・・・。
なんだったんだろうな、アレは・・・。


↓フラッシュダンサー

コレも、不思議なグラスアイを搭載したクランクベイト。
先のペンシルベイトやポッパーと、同じトコで作ってたのかね?
↓リップがもっとデカいディープダイバータイプもある。

いずれのルアーも、短命で消えちゃった気がするなぁ・・・。


↓シンキング・スヌーカーミノー

似たようなボディで、6タイプのルアーがあったスヌーカーシリーズの1種。
他の5種、ジャンピングスヌーカー、テールプロップスヌーカー、スヌーカーミノー、ツインプロップスヌーカー、ミディアムダイビングスヌーカーミノーは、
見つかり次第UPしていきまーす。


↓バズプラグ

2013年に登場した、かなり奇抜なボディのルアー。
1oz以上のウエイトがあるんで、かなり硬派なルアーだね。
ケツに浮力があるんで、立つ様に浮く。
デカいバズで集魚効果を発揮し、ケツの浮力によって、ピンポイントでネチネチ使える。
バスのみならず、ナマズ系にかなり効く。
ナイターじゃ、抜群ですな。
プロペラに、ギザギザが入っているのだけど、実は「Arbogast」と削られているのさ。
かなり、遊び心があるね。


↓ツネミさん時代のプレゼント券。

いつの時代かはワカランけど、オレが所有してる1984年のプレゼント券には年号が入っているから、
たぶん、それ以前の券だと言えると思う。
↓裏は、こんな感じ。

ツネミさんが取り扱ってた時代は、ラパラ同様に、プレゼント券が入っていて、
↓こんなん貰えた。

キャップが欲しかったなぁ・・・。
郵便番号は、3桁の時代ね。
イマドキの子・・・というか、今後は、そういう時代があったことも忘れ去られていくのかな?

↓コレは、1984年と1985年のプレゼント券。

色合いが違うだけじゃなく、コメントが違うの分かる?
1984年の券には、「ご存じ?海釣りにも大活躍」とあるが、
1985年の券には、「バスプラグ一筋50年」とある。
このフレーズは、先に紹介してる古いプレゼント券でも採用されてるね。
バスプラグ一筋50年なんだけど、海釣りでも大活躍という、矛盾してるような感じがイイね。
まあ、それだけ対象魚を問わない高性能なんだよ・・・と、そういう意味で捉えて頂ければ、よろしいかと思います。
↓裏は、こんな感じ。

ラパラと同じように、個人情報の他に、買ったお店やルアー種、対象魚やご意見を書く欄がある。
↓貰えるプレゼントは、変わってないね。

Wプレゼントが、Tシャツなのは豪華だねぇ。
ただ、サイズが、S・M・Lなんで、オレの入るサイズは無いな。

海外向けのポケットカタログ。
並行輸入された箱入りのアーボガストルアーには、
↓こんなカタログが入っていることがあった。

7種ありまーす。

↓上記の中じゃ、コレが一番古いかな?


↓開くと、こんな感じ。

色んなルアーが、紹介されてる。

↓裏面も、ルアーの紹介。

このカタログが一番古い・・・と思われる理由は、ルアーが写真じゃなくてオールイラストなのだよ
他のカタログだと、写真も交じってくるんで、オレが所有してる7種のポケットカタログの中じゃ、コレが一番古いかな?
せっかくなんで、全部紹介していきまひょ。
↓「HAWAIIAN WIGGLER」が3タイプ。

スピナーベイトの元祖みたいなルアーで、スピナーの進化版?みたいな感じもする。
フロントにブレイドじゃなくて、スクリューみたいのが搭載され、ウィードガードのワイヤーが2本出て、
スカート付きのジグヘッドが搭載されたルアー。
ヘッドの形状で、No,1 No,1−1/2 No,2というサブタイトルが付くみたい。

↓4種のルアー。

上から、「HAWAIIAN SPOON」、「HULA POPPER」、FLY用「HULA POPPER」、FLY用「MIDGET HULA POPPER」
現代でも販売されているのは、上から2番目のフラポッパーだけ・・・かな?

↓次は、ルアー2種と予備スカート。

ルアーは、上から「SPUTTERBUG」、「HULA DANCER」
予備のスカートは、3種あった

↓スピナベ系2種とプラグが3種。

スピナベ系は、「BUSY BODY」と「HUM BUG」
プラグは、「DASHER」、「HULA PIKE」、「SCUDDER」。
「DASHER」と「SCUDDER」は、ソルト系なイメージが強いね。
「SCUDDER」は、このカタログ上では、NEWとなってる。

↓ハワイアンウイグラー風なルアーと、プラグが2種。

なぜか、このハワイアンウイグラー風なルアーは、名が「HAWAIIAN」だけで、ウイグラーが付かない。
正確な名称は、No,2−1/2 HAWAIIAN(SPUTTERFUSS)となるみたい。
イラストからは、ヘッド以外の違いを感じ取れないのだが・・・、果たして何が違うのかね?
プラグは、「HULA−HOOPLE」と「RIB LIP」。

↓プラグが、2種。

メールオーダー用のスペースが設けてあるんで、このページは、2種しか紹介されていない。
ルアーは、「ARBO−GASTER」と「HUSTLER」
ルアーボディから、水平に伸びてくリップが特徴のHUSTLERは、実に不思議な形状だね。

↓ラストは、代表作を含む3種のルアー。

「JITTERBUG」、「LIL−BASS」、「SCOOTER」

↓この3種のカタログは、似てるようで、紹介されてるルアーに、ちょっと違いがある。

左から、古い順。

一番左は、↓「THE STINGSILDA」という、メタルジグみたいなルアーが表紙で紹介され、


真ん中は、↓ウィードレスジッターバグとバグアイ、


一番右は、↓アービーとウィードレスジッターバグ。


中のカタログ内容にも、当然違いがあるので、細かく紹介していきまひょ。
まず、先の3種の前に紹介した、
↓一番古いカタログだと、


↓「HULA−HOOPLE」と「RIB LIP」

こんな2種が紹介されているが、
↓一番左のカタログでは、


↓CHATTER CHUBと、


↓こんなワームが紹介されている。

だが、この2種は、↓真ん中のカタログでは早々に消え去ってしまっている。

実はこの時、大幅な入れ替えが行われており、他に消えたルアーは、
↓「BUSY BODY−HUM BUG」


↓「HUSTLER」


↓「HURA PIKE」


↓「LIL−BASS」と「SCOOTER」


さらに、表紙にあった↓「THE STINGSILDA」も消えてしまっている・・・短命だねぇ。

まあ、コレは、ノルウェー製のルアーなんで、代理店的な提携が終了しただけなのでしょう。
ルアーそのものは、世界から消えてないからね。

変わって、新たに登場したのが、
↓「MUD−BUG」


↓「HAMMERHEAD」


↓「DORADO」


↓「THE STICKLEBACK」と「TRU−SHAD」


↓「TOURNAMENT HAWAIIAN WIGGLER」


↓「PUG−NOSE」と「SAINT」


さらに、↓表紙のこの2種も新登場。


大幅な入れ替えが行われた時代だね。
さらに、↓書体までも細くなる。

左が旧タイプで、右が細くなった書体ね。
色んな事を、見直した時代だったのかね。


逆に、↓このカタログへ移行する時期は、大幅な変更がない。

ルアーの入れ替えは、1種のみ。
↓SAINTが消え、

↓「ARBY」が登場してる。

正確な年代こそ分からないものの、ルアーの歴史というか、移り変わりだけは分かるかね。

↓次は、このカタログに変わる。

白い方は、紙質まで薄くなっているのだけど、なぜなんだろ?

↓白表紙の内容は、こんな感じ。

内容を見比べる限り、白表紙の方が古いみたい。
なぜなら、ジッターバグ1/8ozの値段が、3.25ドルから、4.25ドルに変わっているのだよ。
1ドルも値上がるって・・・、相当だよね。
何があったのかなぁ?
単に、月日の流れによるものなのかね?

白い方のカタログに新登場するのは、
↓「TIPSY」


↓「PURSUER」と「PAUL BUNYAN」


↓「DOCTOR SPOON」と「K.B.SPOON」


↓「RETO’S RIG」


↓「PRANCER」


↓「WATER CRICKETS」と「BOBBER STOP」


↓お次は、黄色表紙の方。

一目で分かると思うけど、ラヴァージグに搭載するであろう、
↓「DRY RIND TRAILERS」が登場。


↓「FISHERMAN’S CAP」も、ココで初登場。

ツネミさんのプレゼントになってたアイテムだね。
コレ、欲しいなぁ・・・。

↓タワシの様な毛鉤も誕生。

「Hank Roberts」という外注メーカー製っぽいね。

↓次のカタログでは、表紙にポロシャツまで登場


↓中は、こんな感じ。


↓ココでの初登場は、珍品「スヌーカー」

似たボディで、6タイプのルアーが存在したスヌーカー。
ちゃんと、それぞれに名前があったのだね。
知名度も無いルアーで、中古屋でも、得体の知れないルアーとなって、安売りされてる事が多い。
いまだに(2016年)、甲府のシマヤでは、新品が売ってるね。
詳しい事は知らんけど、下請けのルアー製造会社が、今までのルアー達とは違うんじゃないかな?
それほど、フレッド・アーボガストとしては、異色なルアーだと思う。
超、短命だった気もするね。

とりあえず、こんなもんで。
ちょいちょい暇をみて、こっそりと続々追加していくんで、
そこんとこ夜露死苦!


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