日清 どん兵衛シリーズ
1.どん兵衛・天ぷらそば&きつねうどん 西日本バージョン
一見、フツーに売ってる単なるどん兵衛なのだが、
↓ココに注目してみてちょ。
NISSINのロゴの向かって左側に(W)とある。
コレは、WESTの意味で、つまりは西日本での販売品を意味してる。
東京では、(E)となっており、もちろんEASTの意味。
出汁にこだわるのが西日本で、濃いめの味付けを好むのが東日本。
それに合わせた、汁になっているのだという。
確かに、オレもアッチコッチへ旅するので、その違いは痛感する。
西日本ほど、狂ったように「お出汁が・・・、お出汁が・・・」と、こだわる地域は無いね。
そんで、東京より北は、濃いめの味付けを好む。
特に、東北地域は、醤油も濃いし塩分も高い・・・。
体に優しくない食べ物が豊富なのは、間違いなく東北な気がする・・・。
でも、それだけ、質素なおかずで、お米をいっぱい食べるという食文化が、昔から定着しているのだと思うよ。
2.最&強 かき揚げそば
このどん兵衛は、全てが主役だという・・・。
まあ・・・、確かに出汁は複雑で、太麺で、かき揚げもグレードアップしてるのかな?
試してみた時、お湯入れたタイミングで電話が鳴っちゃって・・・、開けたのは10分後だったんす。
それに、オレは天ぷらの後入れがキライだから、既に投入済み。
つまり、出汁違いは分かったけど、太麺はのびちゃったの?みたいな。
美味しい麺の太麺ってのは大好きなんだけど、所詮カップ麺なんで限界がある。
その限界点まで、仮に高めてある麺なのだとしても、太麺よりも細麺の方が美味しく感じると思うな。
天ぷらは、後入れ派と先入れ派で、見解が違うんじゃないかな?
オレは、カップ麺の天ぷらに、サクサクを求めてない。
それよりも、汁に染み出す油分が重要。
それがまた、汁に旨味を足すし、天ぷらの油ギッシュ感も低減してくれる。
後入れだと、天ぷらがサクサクであっても、油分の凄さで、唇とかやられちゃうんす。
まあ・・・、味は良いので、安いのであれば買いだね。
今回は、158円でした。
緑のたぬきの様に、100円程度で買えるなら、コイツを買いまくるかもしれないね。
3.最&強 きつねうどん
200円を超える値段で売られていることが珍しくないのだが、
たまたま、きつねうどんだけが99円だった。
このお値段は、あり得ない程ラッキーだったね。
ノーマルの方が99円になる事はあっても、最強シリーズがこのお値段はあり得ん。
もちろん、味はすこぶるよろしい。
特に、出汁文化が根強い地域の方々に程、愛されるんじゃないかな?
東京人は、出汁に疎いので、関西圏程はウケないかもしれない。
とはいえ、食べれば分かる美味しさだから、安ければ売れる事でしょう。
4.最&強 鴨だしそば
そもそも、ノーマルタイプでさえ激ウマなのだから、それが最強になったら無敵です!
もはや、カップ麺というレベルじゃない気がする。
昭和の時代にこんなのがあったら、衝撃過ぎるよね。
200円以上するカップ麺だけど、そのお値段の価値が存分にある。
100円のカップ麺5倍以上の美味さなのだから、むしろ安い位だ。
5.鴨だしそば
我が家で作る年越しそばは、毎年鴨出汁にするほど、我が家は鴨出汁が大好き。
その味が、まさかカップ麺になるとは!
しかも・・・、めちゃんこ美味い。
マルちゃんにもあるんだけど、この鴨だしそばだけは、日清の方が美味い。
それほどまでに、研究された汁だね。
実に素晴らしい。
6.どん兵衛・豚ねぎそば
コレは、2009年に発売したヤツで、定番化している商品・・・なのだと思う。
だが、下仁田ネギが入るタイプは、数量限定になる・・・はず。
味は、すこぶるよろしい。
この手の蕎麦は、マルちゃん派かどん兵衛派かで、割れるトコだが、オレはマルちゃん派にも関わらず、
このどん兵衛は・・・美味い。
っていうか、そもそもどん兵衛もマルちゃんも、どっちも負けず劣らず美味いがね。
特に、マルちゃんには存在してない、イレギュラーな味ほど、美味しい傾向にあるね。
7.どん兵衛・芋煮うどん
東北限定だけど、山形でこそ、コレが活きてくるんじゃないかな?
宮城にも芋煮はあるらしいが、単なる豚汁みたいなヤツで、この芋煮とは違う。
醤油(山形では、味マルジュウ)が汁のベースとなってる、山形の芋煮にうどんが合うさー。
このタイプは、5分以上(8〜10分)待って、麺をモチモチにしても美味しいのだよ。
麺硬めが好きな人にとっては、絶対に許せない行為だがね。
8.欧風ビーフカレーうどん
赤ワイン仕立ての、欧風ビーフカレー・・・って、なんなん?
ビーフストロガノフな感じかな?
スープは、美味いねぇ。
うどんにも、合わないワケじゃない。
だけど、出来るなら米に合わせたいなぁ・・・。
そんな味だね。
9.どんどん兵衛 沖縄風そば
なぜに、「どん兵衛」じゃなくて、「どんどん兵衛」なんだろ?
味は素晴らしく良くて、これぞ本場の味!
まあ、それは大袈裟だろうけど、カップ麺としては上等な部類。
そもそも、どん兵衛のうどんは、沖縄そばに通づる様な感じもある。
そこに、ちゃんと日清が沖縄の味を再現したのなら、ある意味最強の沖縄カップ麺かもしれん。
出来ることなら、三枚肉を付けて欲しかったけど・・・、お値段的には無理か。
10.どん兵衛・天ぷらそば 善光寺御開帳バージョン
善光寺御開帳とは、数え年で7年に一度、丑と末の年に行われる盛儀「善光寺前立尊御開帳」のこと。
コレは、2015年の時に発売された、関東甲信越地域限定品。
善光寺土産の定番「八幡屋礒五郎の七味唐からし」付きというのがミソで、
あとは、フツーに売ってる天ぷらそばと一緒。
つまりは、「八幡屋礒五郎の七味唐からし」さえ持っていれば、フツーの天ぷらそばで、いつでも再現可能。
それでも、このパッケージにこそ価値があるのだよ。
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