◎ロドリのトップ屋新聞内で連載してた「えぐってえぐってそのまま90度回転」の裏話
2008.1号(11月26日頃発売)で、連載終了。
確か、連載終了の一言コメントを書いた気がするが・・・、載らずに終わったね。
それは、さておき、そもそもこの連載の始まりは、トップ屋編集部長のケンケンからTELがあって、
「YOU連載やっちゃいなよ」みたいな感じでスタート。
当初は、とりあえず系の連載だから半年位・・・、その後モデルチェンジするかも・・・、みたいな感じだったと思う。
実際、半年位の予定が一年になったから、長続きしたと言っていいのか?
その辺はなんとも言えんが、終了の理由は、お決まりの紙面リニューアル。
これは、連載終了を告げる時に、最もあたりさわりなく使えるので、業界内では多用されていると思う。
実際の理由は、人気がねぇー! とか、おもしろくないとか、まあ色々でしょ。
オレの場合は、アクがつおいので、極端に好かれるか、嫌われるかのどっちかになりやすい。
ふつーが無いって感じ。
まあ、オレ自身は、そんなとこ目指してないんで、このまんま変わらずいくことでしょう。
今回の連載は、マジで超楽だった。
前回のえぐり旅は、店ごと取材でカラー2Pだったから、それなりのブツが必要だった。
でも、今回はルアー1個だけでOK。
そんなのでOKなら、いくらでも出来ちゃう。
月に数十個のルアーを大抵えぐってるから、超楽勝!
だもんで、原稿を何本かまとめ書きしてあったくらい楽だった。
ぶっちゃけ、今手元に使おうと思っていた候補ルアーが20個位、そのうち原稿まであがってたのは5本ある。
まあ、このへんは、そのうちHPでネタとして使うとするかな。
えぐってくるルアーは、一応トップウオータープラグ限定だったのだが、
そんなの関係ねえってことで、何個かはオレの趣味的アイテムが登場してる。
この辺も、編集部長がケンケンだったからこそ可能な技だった、サンキュー。
登場させるルアーは、完全にオレ任せにして貰えたから大助かりだったよ。
今回、オレが登場させるルアーの条件として、ちょっとこだわった部分は、MADE IN JAPAN
なんというか、日本人のバカさ加減と、素晴らしいほどのオモシロ発想と、器用さとか細かさの部分が
こんなに楽しくてすごいんだよー、って伝えたかった。
でも実は、海外製のルアーも何個か登場してる。
これは、バグプラグやレーベルのカエルみたいなオモシロさを、
昔の外国人もマジメに持っていたんだよ、って伝えたかったから。
でも、チャグバグは完全にオレの趣味。
スケーテイングポッパーっていうルアーは、昔はチャグバグしかなかったと思う。
今でこそ、日本化された感じのリアルな外観のスケーテイングポッパーはあるが、ルーツはココ。
オレのトップウオーターフィッシングのルーツも、このチャグバグ。
このルアーがなかったら、たぶん今ほどトップウオーターフィッシングを好きになってなかったと思う。
そんな思い入れが強いルアーを、たまたまえぐれちゃった、
しかも1970年代モノなのに、最高の保存状態で残っていたモノを!!! だもんで載せた。
このルアーがえぐれた店には、何度も何度も行ってるんで、じじ&ばばとはマブダチ。
だからといって、お宝釣具をキープしといてくれるとか、そういうのは一切ナシ。
単に、ジジババに会って、楽しく話し込んで、パワーを貰ってくる、そんな感じ。
そもそも、このジジババは、釣具買おうとすると、「そんなもん買うな」ってホザきやがるからね。
店に来てくれるだけでいいから、買わないでまた来い、って言ってくれる、最高のお店ですな。
えぐり旅の醍醐味は、なんといっても、こういうお店とのやりとりに尽きる。
ただ単にOLD系ルアーが欲しいのだったら、えぐり旅をやるよりもヤフオクでもやってたほうが利口。
よっぽど安く、楽に手に入ると思う。
オレが、実際市場的価値のあるお宝に遭遇する回数は、年間に数回。
市場が閑散としてきた現代では、お宝そのものの価値観が薄まってしまったため、
オレ自身えぐってても、市場的価値までは判断出来なくなってきてるね。
結局、オレはオレが好きなルアーなら、それでOKなんで、市場的価値など関係ねぇってことかな。
昔は市場価値に踊らされて、必要ないモノも随分と買っていたなぁ。
今は、ようやく普通に純粋にえぐり旅を楽しめてるね。
そんな我が家のえぐり旅で欠かせないのが、珍品&ご当地モノえぐり旅。
その土地の名物や、珍みやげをえぐる!
実は、我が家のえぐり旅は、釣具よりもこっちがメインの気さえする。
そんな珍みやげのえぐりコーナーは、突如トップ屋新聞でも導入された!
きっかけは、オレがケンケンに嫌がらせ的に送ったカレー石鹸だった。
オモシロそうなアイテムで安かったから、ルアー送るついでに入れて送ったのが、
ああいう方向で誌面に登場。
我が家的には、びっくりな出来事だったが、さすがケンケンと思わずうなったね。
そんなワケで、この珍土産をえぐってくるのも、我が家的には超楽しかった。
でも、アレには、ほとんど応募がなかったという伝説が・・・、モッチー処分担当ご苦労さん。
こんなノリで、楽しく連載?というよりも原稿を書かせてもらえたが、それも無事終了。
明日からは、普通の男の子に戻りますんで、そこんとこ夜・露・死・苦!
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