さて今回は、2016年12月26日発売のRod&Reel 2月号に載った
えぐり道中膝栗毛・拡大版のロケ模様でーす。
しかも、泊りでプチ遠征なロケ。
つまり、我が家がたまの休日にやってる「えぐり旅」そのものが、リアルな記事となるレアな企画。
そんな遠征には、ドコへ行くべか?
泊りとはいっても1泊なんで、射程距離的には400km圏内が限界でしょ。
というワケでチョイスされたのは、「愛知県」。
オレ的には、頻繁に遊びには来ているものの、釣具をえぐる・・・となると、なんもやってないに等しい。
県内の有名なお店には、何軒か訪れたことはあるものの、汚い釣具屋には行った記憶も・・・無い。
何故、そんな地域がチョイスされたのか・・・?
う〜ん・・・、なぞじゃ。
さてさて、出発はメチャクチャ早いAM7:00前。
相方を拾ったなら、東名で一路愛知を目指す。
幸いなことに、雨降りだったからなのか、渋滞が全くない!
初日だけで、チョイスしてきてる釣具屋さん5軒をすべて周る予定だから、早く着けるのはありがたい!
バビュンっと、4時間チョイで愛知に突入。
ルート的には、愛知の南方面から西へ抜け、北上して大垣のホテルに泊まるプラン。
まずは、外観もまるでパチンコ屋なら、名前まで「マルハン」というパチンコ屋の様な釣具屋さんへ。
けっこう大型な店舗で、本店というサブネームが付いてることから、現地では何店舗かチェーン展開してるのかと思いきや、
1店舗しかないみたい。
早速覗いてみると・・・、アカーン!
ルアーは、海系ばかり。
若干、バス用もあるけど、ナマズにも転用出来そうなモノが多く、「えぐる」なんてレベルのモノじゃ無い。
さすがのオレも、無いモノまではえぐれないからね。
期待してた1軒目から、まさかのOUT!
「撮れ高0」ってヤツです。
まあ・・・、相方からは、入店前から「大丈夫か?」と、不安な声が漏れていたのだけど、その不安通りダメでした!
でも、それが、ある意味「リアルえぐり旅」。
そう簡単にえぐれるほど、甘くは無いのだよ。
でも、入店したなら何かを買うってのが、オレのポリシーなんで、
↓こんなんお買い上げでした。
100本も入って、360円(税別)と激安な「チヌ針4号」
しかも、黒色バージョン。
オレは、コレを、3インチ以下のワームでダウンショットリグをやる時に、メインフックとして多用している。
5号の場合も多いが、シブイ時には4号の方がイイのだよ。
ただ、エサ釣り用の針なんで、バス釣り用のワームフックの様なラインアイが無い。
慣れてない人だと、結ぶことさえ大変なのかもしれんが、逆に慣れちゃえば、特に支障をきたすこともなく、ふつーに結べる。
ワームフックが100本360円で売ってるなんてのは、ありえないでしょ。
そこが、エサ釣り界のすごいトコでもあるし、逆にルアー界は金儲けし過ぎてる。
こんなに安い針だって、バリバリ魚は釣れるもんなのさ。
実は・・・なんだけど、今まで5Pの企画やる時って、オレの方でロケハンして、目星をつけてから行く事が多かったのだよ。
ちゃんと、アポまで取ってたお店もあったからね。
だが、今回はリアルえぐり旅。
ロケハンもしてなければ、アポも無し。
ほとんどのお店にオレは行った事が無いし、行ったことがあるお店でさえ、何年前だ?って話。
とはいえ、撮れ高0じゃ、5ページも穴を開けることになっちまうからね。
それだけは、ヤバイっしょ!
というワケで、急遽予定になかったルアー屋さん「ルアー アングル浜」へ行ってみる。
辿り着くと、妙にキレイな外観の店舗。
中には、最新のアイテムがずらりと並ぶ・・・。
アカン・・・。
これまた、えぐれるタイプのお店じゃない。
↓こんなん買って、とっとと退散でした。
ルアー用の部品ね。
ボス付のペラで、45mmと大きめのヤツ。
こないだ、中古でZEALのロジックというダブルスイッシャーのルアーが、ペラ無しで300円位で売られていたのだよ。
それを直すために、我が家にあった大型ペラの在庫を使い切ってしまっていたんで、補充しときました。
意外と、このサイズのペラは売ってるお店が少ないんで、ラッキーだったね。
しかも、オレの好きなコーモラン製だし。
さてさて、お次は海沿い方面のお店「太平堂釣具 飛鳥店」へ。
着くと、外観の雰囲気は、素晴らしくイイ。
だが・・・、中身は海沿い店にありがちな、エサが主体のお店。
釣具は、一応最低限のモノだけ揃ってます・・・みたいな。
ルアーも、海で投げれるジグや餌木程度。
えぐれるレベルには、当然無い・・・。
だが、オレには、入店したからには何かを買うというポリシーがある。
こんなエサ主体なお店で、何を買うのか?
↓こういうのを買いまーす。
ナス型シンカーね。
オレは、ダウンショットのシンカーに、ナス型を使う。
なぜなら、安いからだ。
タングステンのシンカーと比較した場合、圧倒的に安いことが分かって貰えることでしょう。
かつては、1個10円で売ってるお店も多々あったし、福島のいわきじゃ、5円で売ってたもんだった。
なので、ハズレが続くと、ナス型シンカーが山盛り集まるという不思議な現象が起きてしまうのだよ。
我が家には、その過去の産物によって、数百キロ相当のナス型シンカーが転がっているのさ・・・。
さてさて、3店舗も周って、相も変わらず撮れ高0
焦って次のお店へ行くべきなのは分かっちゃいるが、腹が減っては戦が出来ん!
それに、次のお店は有名店だから、撮れ高バッチリでしょ。
だったら、↓先に飯喰うとすんべ。
大人気店で、行列してることも珍しくないお店なのだが、ランチ営業の閉店ギリに飛び込めたんで、たまたま空席があった!
超ラッキー!
↓コレが、ご当地麺の「台湾ラーメン」
東京でも色んなお店で提供され始めてるラーメンだが、本場の方が断然美味い。
辛さの中に旨味アリって感じで、細麺との相性も良く、炙りチャーシューも最高!
コレは美味い!
↓だが、コッチこそが、今の名物!
台湾まぜそば。
東京だと「油そば」という名で汁無しの麺を提供してるお店もあるが、それの愛知版みたいな感じ?
極太麺に、上の具材をぐちゃまぜにして喰うのだが、コレが、すんげー美味い!
ハンパねー!
味にパンチもあるし、ボリュームもたっぷり!
さらに、麺を食べきった後には、残った具材の中に無料でミニライスを投入して混ぜてくれる・・・。
それがまた、超美味い!
ヤバいね・・・こりゃ。
釣具屋はハズレだらけだけど、ラーメンは一撃必殺で大当たりだ!
↓ウチの息子は、名物を無視して大好きな醤油ラーメン。
コレも、かつお出汁がパワフルに効いて、美味い!
↓サイドメニューのキノコご飯。
ラーメン屋でキノコご飯なんて、初めて見たね。
コレがまた、妙に美味かった・・・。
「麺屋 はなび」最高。
すぐにでもまた行きたいほど美味かったし、気になるメニューも満載だった。
今回は王道ばかりを頼んだのだけど、明太まぜそばとか、カレーまぜそばの様な、うどんにありそうな変わり種メニューもあったね。
気になるなぁ・・・。
愛知へ行ったなら、ぜひまた寄るとしよう。
そんじゃ、えぐり旅の再開でーす!
まずは、超有名店の「ポパイ釣具」、通称「蟹江のポパイ」へ。
辿り着くと、黄色が主体のお店だったはずなのに、いつの間にやら黒と赤が主体の「ドン・キホーテ」みたいなお店に様変わり。
店内へ入ってみると、並んでる商品は、ほぼ中古タックル。
若干、新品もあるが、えぐれるという品揃えではない。
簡単に言うと、タックルベリーと、似たようなもん。
ただ違うのは、OLD品として人気あるモノに対しては、プレミア価格で販売しているモノもあるってことだけ。
なので、ダイワのドリンカーやレーザールアーといった人気のOLD品に出会えるのだけど、
それらが3000円を超えた価格で販売されているのだよ。
となると、それは「えぐり」とは、ちょっと違うかな?と。
珍しいルアーを紹介したい気持ちはあるけど、それを読者が納得のいかない値段で買わされるというのは、どうなのかね?
まあ、そういった見解には、人それぞれな意見があるだろうけれども、少なくともオレのページでオレが紹介する必要は無いかな?
自分が買わないモノを、人に紹介するなんて、最低じゃん。
というワケで、相方も見渡した限り「面白味は無い」という同じ見解だったことから、スルーが決定!
だが・・・、それは、実にヤバイことなのだよ。
なんせ、愛知へ来た理由は、ココで撮れ高がそれなりにあるだろうから、後はテキトーに掘れればいいんじゃね?
という、予定だったのだよ。
だが、先に周った3店舗では、テキトーにすら掘れてない状況。
さらに、メインに考えていたお店さえ撃沈!
どうなってしまうのでしょうか?
とにかく、ピックアップしてた残りの店舗を周りつつ、ナビから新たに周れそうなお店を次々ピックアップしていくっきゃない!
相方は、今回の旅企画がボツになった場合の穴埋め企画5ページ分を、なんとかひねり出す作業に没頭し始める・・・。
オレが大量に所有してるルアーで、紅白歌合戦的なルアー対決が出来ないか・・・とか、
それはそれで、面白そうな企画ではあるが、そうはいくか!
リアルえぐり旅の、本領を発揮するのは、これからだぜぃ!
だが・・・、↓次なる「岬釣具」でも、ナス型シンカー・・・。
5個で220円は、高いなぁ・・・。
小型店で、品揃えも地域密着型な感じだった。
ルアーは、海系がチョロリ・・・程度だったね。
お次は、「やすや」へ。
なんとなく、過去に行ったことある様なイメージがあったし、ストビュー見た時の古っぽさに期待をしていたのだが・・・、
ダメでしたぁ・・・。
けっこうな大型店で、ルアーは多彩にあったのだけど、「えぐり」と呼べるレベルにはなかったね、残念。
ただ、↓2個だけ、いいルアーはあった。
左のルアーは、値札で見えんかもしれんけど、
↓コーモランのミノーね。
ロングAのパチモノっす。
306円でした。
↓巨大なフィンガーリングは、480円。
最近妙に縁があるルアーで、先週もベリーで本家とパチをえぐったなぁ・・・。
ただ、こんな巨大サイズがあるとは、知らんかった。
こんなんじゃ、巻くのも大変だろうね。
さてさて、コレにて事前にピックアップしてたお店は終了・・・。
本来なら、ココから大垣の宿へ行くはずだったのだけど、とにかく撮れ高をなんとかせにゃアカン。
というワケで、愛知の北から中央方面へ切り込みながら、釣具屋を探し続けてみる。
まずは、稲沢釣具センター。
着くと、駐車場に車が1台在中で、店内を改装しているような感じ。
営業してる可能性もあるが、店外から物色した限り、えぐれそうな要素は一切無い。
だったら、スルーして次に行っちゃう方が賢明でしょ。
仮に、入店して、1〜2個当たりルアーがあったとしても、それじゃ5ページは埋まらないのだよ。
今は、そんなショボい撮れ高が欲しいんじゃない、もっとページを稼げるごっついのが欲しいのだよ。
続いては、釣具の店ロイヤル。
着くと、お店は半ゴミ屋敷化。
所在地のドアは封印されており、営業してないのは明らかなので、ココも通過。
次は、「ルアー・フライショップ上飯田」へ。
着くと、あまりにもキレイな店構えに、相方から「えぐりの店じゃないだろ!」と、するどいツッコミ!
その通りなんで、ココもスルー。
次に辿り着いたのは、↓ココ。
ただ、2階から上が店舗になっているらしく、1階には多数の魚拓が。
威圧的な注意書きも多く見受けられるんで、入店するにはハードルが高いイメージを抱いてしまう。
こういうのって、お店側からしたら仕方の無い決断なのかもしれないけど、お客を遠ざける要素になってしまうのは、
ちょっともったいない気もしちゃうね。
ただ、そういうお店には、お宝がそれなりに眠っていたりする!
このお店にも、1990年代バブル期の負の遺産が、いっぱいあるじゃないですかぁ!
とりあえず、1ページ位は稼げそうな感じなんで、取材のお願いをしてみる。
すると、息子さんと、そのお母さんと思われるばあちゃんが居たのだが、「ちょっと確認します・・・」とテレフォン。
数分後、じいちゃんが現れ、「ええよ!」と。
よっしゃー!
聞いてみると、50年位前から釣具屋をやっているらしいので、掘ればいいものが眠っている可能性もある。
なので、まずは、BOX関係をチェック。
売れ残り率が高いのは、オレの経験上BOX関係。
特に、1980年代は国産よりも輸入物が主で、ルアーフィッシング用のBOXほど、その傾向が強かった。
だが、当時の舶来物は、すんごく高価だった・・・。
なので、売れ残ってる傾向が高いのだよ。
↓こんなBOX発見。
一見古そうだが、マミヤOP製。
マミヤOPは、オリムピックが他社と合併し、1993年に社名変更して誕生したから、
↓このBOXは、少なくとも1993年以降のモノ。
↓開けると、小型のBOXが3個も!
この仕組みは、バス用じゃないね。
ただ、この小型のBOXは使い勝手が良さそう。
でも、耐久性には難がありそうだし、ワームを入れたら溶けちゃいそうな素材にも見受けられる。
う〜ん・・・、なんかビミョーだなぁ。
↓グランダー武蔵が、てんこ盛り!
あの伝説の釣りアニメ、グランダー武蔵を知ってるかい?
オレは、見たこと無いっす!
でも、基ちゃんが、超美化2000%で登場してるのは知ってるがな。
内容を知らんから、これらのルアーが、どういった意味や機能があるのか、全くワカラン。
↓ひとつ目のお化けみたいなルアーと、ゴキブリみたいなルアー。
この2種は、センス抜群だと思う。
↓名作とも思える、パンダロン。
俗にいう、フロッグベイトをパンダ風にしたルアー。
なぜに、パンダ?
そのセンスに、脱帽っす。
↓ちょっと珍品なキャタペン。
ファクターというメーカーが作ったウッドルアーなんだけど、取扱店が少なかったと思われるので、
見かけたことさえ無い人も多いんじゃないかな?
バブル期に登場したのだけど、すぐ消えたタイプ。
↓これらも、バブル時代のアイテムだね。
アクアフリークのツイストマウスとエビヤン。
どっちも、ウッドルアーで、パーツも豪華なモノが使われている。
特に、エビヤンは、素晴らしい出来栄えなんで、1個欲しい位なんだけど・・・、2100円は手が出なかったなぁ。
↓VIVAのトラ!
1998年の寅年に、あのコーモランの流れをくむ「アクア ビバ」から発売された虎。
このホワイトタイガー風なカラーは、確か蓄光だった。
アライくんのブームにのっかる感じで発売されたような気もするけど、クオリティは高い。
コレは、いいルアーだ・・・。
↓基ちゃんルアーも、発見。
左は、ウォーターソニック。
右は、クリアーボディなテクノソニック。
どっちも、シンプルな感じなのに、近未来な感じもする、不思議なバイブ。
それが、釣れるんだから、すげーよなぁ。
↓何だかワカラナイ、Wスイッシャー。
商品名もメーカー名も、一切無し。
どゆこと?
↓バルタン星人発見!
なぜか、赤だけが大量に残ってた。
他には、青と黒があったのだけど、そっちは売れてしまったのかな?
↓フロッキーズ タヌキ
パッケージの上部には、「SPLASH WATER」と記載されているのだが、
それがメーカー名・・・ではないみたい。
フロッキーズが、メーカー名になるみたいなのだが、他にどんなルアーを作っているのかはワカラン。
得体が知れないにもほどがあるのに、ハンドメイドルアーだということで、まさかの1700円。
しかも、特売とされての価格だから、元値はもっと高いはず。
間違いなく、バブル期のアライくんに便乗したルアーなのだろうけど、売れなかったのだね。
↓タルイカ用だという、巨大な餌木風パーツ。
こんなんで釣れるイカって・・・、相当ジャンボだね。
↓カーディナル発見。
OA時代のモノなら欲しいのだけど、これは2003年に復刻されたモノ・・・かな?
おそらく、機能的には一番向上してるモデルだとは思うのだけど、高価だよなぁ・・・。
特売でも、21200円ってのは・・・、オレが扱うリールじゃない。
↓スキットルとセットになったリミテッドモデル。
酒飲みのオレとしては、スキットルだけが欲しい・・・。
↓他にも、ABU満載。
1990〜2000年代のモデルが多いね。
クロームの1500Cは、メッチャ欲しいなぁ・・・。
赤べロのレプリカも、今となっては発掘困難なモデルだね。
これで・・・、ようやく、まともな撮れ高かな?
他にも、ウルトラマンワーム、ピグモン、アクアフリークのルアーが多数あったんで、
とりあえず、ココは使えそう。
↓こんなの買ってきました。
グランダー武蔵に、寅といった気になるルアーは満載だったのだけど、
予算の都合で、600円だったコイツをチョイス。
↓3cm程度のボディなのに、ちゃんとしてる。
ウッドボディなのも、イイ感じだね。
誌面には、違うタイプが載っていると思うよ。
さてさて、まだまだ撮れ高は足りないので、次を目指すべし・・・。
ただ・・・、オレ的には、正直厳しいかな?・・・っと。
なぜなら、今日散々周ってやっと1軒。
それも、バブル期のルアーなお店。
正直、バブル期のルアーが売れ残ってるお店ってのは、けっこうアッチコッチにあるから、
そういう店を1軒押さえた上で、OLD系・・・というのが理想だった。
だが、OLD系がえぐれるほど、愛知は甘くない。
となると、バブル期の面白系がココで撮れてしまった以上、次は・・・あるのか?
そんな不安がよぎる。
時間的にも、残すところ寄れるお店は、あと1軒。
だが・・・、ピックアップしてたお店は、ルアー専門店・・・。
そこで、OLD系がえぐれるなんてのは、奇跡に近い・・・。
なので、今日は止めて、ホテルで飲んだくれようか?
ついつい、そんな気持ちになったのだが、ウチの奥さんと相方から、あと1軒なんだったら寄れ!と、
↓着くと・・・、妖しさ爆発!
↓外から見る限り、ルアー屋には、一切見えん・・・。
↓燕の巣が、2個現存。
店主によると、毎年作っていくのだと。
今残っているのが、たまたま2個なだけで、ピーク時にはいっぱいあって、みんな巣立っていったのだと。
スゴイやね。
こりゃあ、色んな意味で掘り甲斐がありそうだ。
相方が、店主からお店の基本情報を聞いてくれているので、その隙にオレは掘りまくる!
元々はタバコ屋さんだったのだけど、好きが高じてルアーも始めたんだとか。
お店は兄弟でやっており、この時応対してくれたのは弟さん。
見た目は汚いおっさんなのに、笑顔がステキで、ソバージュの様なヘアが、妙に神々しい・・・。
まるで、池から出てきて、金の斧でも持っていそうな感じだ・・・。
なんか・・・、仙人?みたいな。
店内は、極めて狭い・・・。
そもそも広くないタバコ屋さんに、大量のルアーが詰め込まれている状態だね。
中には、↓段ボールのままで置かれているのも多々見受けられる。
単なる空き箱かと思いきや、
↓しっかり、中身在中!
売る気ゼーロー!
こんなんだから、お客さんに「アレありますか?」と尋ねられて、「無いですねぇ・・・」と答えたのに、
後で出てくることが、度々あるんだとか。
とんでもねーな。
そんなお店を掘っていると、なぜかお店の奥から鼻歌が聞こえてくる・・・。
ダレだ?
なにか料理でもしているのだろうか?
そんな作業音と共に、妙に軽快な鼻歌が心地よく響く・・・。
兄弟で経営してるってことだから、もしや・・・伝説の「鼻歌のアニキ」なのか?
さてさて、そんじゃ掘ってみまひょ。
↓オレの大好きなルアー発見!
ダイワのショアラインシャイナーね。
このパッケージ時代の、このサイズが、一番好き。
絶賛コレクション中ではあるが、ベリーで400円程度で出会えることもあるから、正貨じゃイラン・・・。
↓スプラッシュクラブのてるてる坊主
木目そのまんまなボディに、頭にはタケコプター付き。
イイねぇ。
↓バレーヒルの骸骨ヘッドなスピナベ。
金や銀のヘッドは、稀に出会えるケースがあるのだけど、
この白い頭のヘッドは、なかなか売れ残ってないタイプ。
コレは、イイものだ・・・。
↓お宝、出ました!
オレが愛する「基ちゃん」のエイリアンペンチ!
オレ的には、中身よりも、このパッケージに価値がある!
生え際が、ナイスだぜ!
↓知ってるかい?
良質なハンドメイドルアーを世に送り出すメーカー「タックルハウス」が、バス用として売り出した「アーリーバード」シリーズの
スラッシュという名のルアー。
シングルスイッシャーのルアーで、ヘルレイザーの様な扁平ボディ。
釣れそうなルアーなのに、こんなトコで出会えるとは・・・。
↓トラに、また出会えたぁ!
しかも、コッチは多彩なカラーラインナップだったんで、一番人気のノーマルトラカラーをパチリと。
↓オレ的な、お宝発見!
ラスカルじゃないですかぁ!
しかも、食パン持ってるバージョン。
↓白いのは、いっぱい居た!
↓奇跡の本物ラスカルカラーだぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
マジか!
コレは、発売と同時に、即売れしまくったヤツ!
本家アライくんのパクリ的なルアーとされながらも、そのクオリティにそれなりの人気を博してはいたが、
この本物のラスカルカラーは、人気に陰りが見え始めた頃に食パンのリップを搭載して発売されたのだよ。
当時のオレは、今と変わらぬビンボーだったもんで買えなかったのだが、
まさかまさか、こんなトコで、本物ラスカルカラーに出会えるとは思わなんだ・・・。
コレは、我慢できずに、買いましたよ。
↓マジで、イイっしょ?
↓ケースから出すと、尚更イイ!
↓食パンは、苦肉の策なのかな?
↓横から見ると、食パン感が活きてる。
↓裏は、こんな感じ。
↓ケースに入ってた紙。
著作権的な部分は、クリアしてるみたいだね。
↓レアなウルトラマン発見!
冬季限定で売り出されたモデル。
おそらく、売り上げに陰りが見え始めた時、ラストオーダー的な在庫を限定カラーにしたんでないかな?
確かバルタンもあるはずなんだけど、ウルトラマンだけ1個売れ残ってました。
ノーマルのウルトラマンさえ見つからないのに、まさかの冬季限定モデルがみつかるとはね・・・。
スゲーなこの店、只者じゃないぞ。
↓こんな感じで、けっこう無造作に売られてまーす。
白いラスカルは、いっぱい居るぜよ。
↓復刻モノのフルーガー。
ケント・フローターという、ルアー名ね。
Wスイッシャーで、けっこう大型なボディ。
ボディが横に大きいってのは、近代的なルアーに無いタイプだよね。
とにかく、色合いがキレイで、出来栄えは最高。
なのに、忠実に昔のルアーを再現してるのは、実に素晴らしい。
ちょっと、欲しかったなぁ・・・。
↓ラッコが大量に居ました。
ゴダグレイのルアーといえば、コレが代表作といっても過言じゃないほど、一時期は大人気だった。
↓コレは・・・、なんだべな?
木箱に入って、3420円とかなり高額なルアー。
木箱をちゃんと調べてくれば、メーカーやルアー名が分かったのかもしれないのだけど、
写真だけ撮ってお終いにしちゃったから、詳細不明っす。
↓カレント・クラン。
トラウト系のハンドメミノーとして、評価は高いんじゃないかな?
オレ的には、高価過ぎて使ったことは無いから、何とも言えんのだけどね。
強靭なボディで、小さいリップなのが、このルアーのウリ。
ただ・・・、4200円は、オレの使うルアーじゃないね。
↓ノリぴーのセミラ発見!
ノリぴーファンの間でも、伝説のルアーなんじゃないかな?
一時期しか売ってなかったし、仕入れてるお店も限られてる感じだった。
まあ、高価なルアーだったからね。
バブル期に登場してるのに、不思議と目立たなかった・・・というのか、のりピーマニアに瞬殺されたのか・・・。
↓Zippoが、かっちょいい。
他にも多彩なZippoがあったのだけど、一番写りが良かったコイツだけ採用してみました。
ブラックバス柄のモノや、ルアーが多彩に描かれたモノ、毛鉤柄のモノなど、色々とあった。
誌面には、ルアー柄の良いヤツが出てたでしょ。
さすが、タバコ屋さん兼用のルアー屋だね。
Zippoのセンスは、コレ以上無い。
↓ダイワのセミ。
ジタバグ風のリップを搭載しているのだけど、そのリップに穴を開けてしまったが為に、アクションが死んでしまった駄作・・・。
↓そんなのが、まさかの大量ストック!
箱のまんまあって、その状態で売ってるってことが、なんとも素晴らしい・・・。
そんで、1個も減ってないのがねぇ・・・、グレイトでしょ。
↓相方が愛する、ファーDEちゅ
今では考えられないが、マジ毛皮を使用してる。
1990年代に登場したのだけど、おそらく・・・、ギリだよね。
その後だったら、動物愛護団体に、ガンガンに叩かれたと思う。
そういう意味では、今後絶対に出てこないタイプのルアーと言えるので、激烈珍品といえるよなぁ。
↓ウッディベルのダーター。
箱入りの、神々しいシリーズだね。
この形状のルアーは、ヘドンのが有名。
ただ、こんなに小さいサイズは、本家には無かったかね。
↓50ベイドンを、大量発掘!
入数6で、カラーはフロッグとあるが、中身はレッドヘッド2、イエローコーチドッグ2、コーチドッグ2だった。
↓イエローコーチドッグは、オレの好きなカラー。
色合いと仕上がりが、実に素晴らしい。
↓復刻モノのバルサマック7
昔は、「バルサマック6」ってのもあったけど、7しか復刻されてないのかな?
2005年に復刻されたんで、もう、11年も経過してるのかぁ・・・。
う〜ん・・・、時は流れているのだなぁ・・・。
↓棚に、タバコとルアーが一緒に入ってるのは、この店だけでしょう。
ホントに、無造作だよねぇ。
↓BALSA50関係もいっぱいあった。
↓木目が見えるカラーは、オレの壺。
バブル期だったら、悶絶絶叫してた人も多かった事でしょう。
↓このコーチドッグも、イイ感じ。
BALSA50は、とにかく塗装がキレイ。
そのクオリティの高さは、ホントに素晴らしかった。
↓こんなスミスさんもいたのだね。
知らんかった。
さてさて、コレにて終了!
↓ラスカルを買ったら、こんなん貰った。
こんなコアな店に、何度も来るヤツ・・・いるのか?
↓スゴイのは、スタンプの点数に応じて素敵なプレゼントをあげるという・・・。
素敵なプレゼントの内容も気になるが、点数に応じて・・・って、曖昧なのもイイね。
さすが、仙人兄弟だ。
とにかく、バブル期の遺産的なアイテムが満載で、すんごくおもろかった。
なるべく、人気なアイテムを選りすぐったもんだから、トップウオーター系ルアーが多いのだけど、
実はマニアが喜ぶであろう、リョービのハイドロクランクや、50ベイドンじゃないザウルスのスピナベとか、
スプラッシュクラブのルアーなどなど、売れ残ってもしょうがない・・・的なルアーが、ホントに多かった。
仕入れが、あまりにもてきとーなら、店に並べるのもてきとーという、実に素晴らしい商売スタイルだからこそ、
ココまで無駄なルアーで溢れ返ったのでしょう。
バブル期の遺産がココまで無駄に多い店は、他に存在しないと思う。
スゴイ店だったなぁ・・・。
最後に寄って、ホントに良かった。
相方とウチの奥さんから、「あと1軒なんだから寄れ!」と言われてなかったら、スルーした恐れもあっただけに、
2人には大感謝だね。
でも、ある意味、我が家のリアルえぐり旅が、ホントに忠実に再現できた気もする。
前記してるけど、今まで5Pロケの時には撮れ高を気にして、ちゃんと下調べした上で、アポと取ってからロケに行ってたのだけど、
今回は、ホントに下調べもアポも一切無し。
だもんで、ピックアップしてた店が全滅して、急遽ナビから拾ったお店だけで、まさかの逆転満塁ホームラン!
W杯予選の山口蛍のロスタイムの決勝ゴールみたいだと、相方からは言われ、さらに、出来ることなら、今日の予定は逆回りにしてくれ・・・と。
そうしたら、2軒でロケ終了だったのにぃ・・・みたいな。
確かに、ラスト2軒前までは、愛知までえぐりに来たってのに、もはや5Pは成り立たないから、別の企画を・・・なんて、相方はマジで考え始めてたほどだった。
それが、ホントに、よくぞこんなお店に辿り着けたもんだ。
エエもん持ってるね。
そんじゃ、ホテルへ行って、飲みまくりまひょ!
ホントは、ホテル前にご当地スーパーで、色んなご当地アイテムをえぐりたかったのだけど、もはや20:00過ぎなもんで、
ご当地スーパーは皆、閉店ガラガラ・・・。
そういう時、つおいのは「イオン」。
場所によっては、24時間営業なのも珍しくない。
さらに、イオンは地域密着を謳ってることもあって、ご当地食材や総菜も売っていたりするから、全国チェーンとはいえ、侮れないのだよ。
今回は、時間的なこともあって、特売に変貌した惣菜関係や100円程度の第3のビール仕入れてきた。
濃い1日だっただけに、最高の宴になるぜよ!
↓ホテルは、和室でした。
宴会するには、和室が最高っす!
↓相変わらず、机に色々と・・・。
↓なぜか、エビがいっぱい!
↓ご当地モノの天むすもあるぜよ!
メインカットで写せ・・・って感じだよね。
↓一番左のは、ご当地モノの味噌カツ!
これまた、メインカットで写せや!って感じですわ。
なんだかんだと、濃い1日に乾杯!
とにかく、色んな意味で助けてもらった仙人みたいな兄弟のお店にも乾杯!
酒が、めちゃんこ美味いぜよ!
話は・・・、尽きるはずがないよね。
↓ホテルからの景色。
大垣の街でーす。
高いビルが、ありませーん。
それで、いいんだよね。
東京が異常なんだよ。
ではでは、せっかくなんで、大垣の釣具屋もえぐってみるとすんべ。
まずは、たかはし釣具店。
行ってみると・・・、お店には多彩な小鳥が・・・。
どうやら、小鳥屋さん兼釣具屋さんの様なのだが、
8:2位で小鳥が多い・・・。
ちょっとある釣具は、渓流やヘラといったリールを使わない釣りのアイテムが、極々少量あるだけ。
これじゃあ・・・、えぐりようが無い。
次へ行きまひょ。
お次は、たきたろう釣具。
名前からして、幻の魚だから、超期待して行ってみると・・・。
潰れとる!
お店も幻と化してた・・・残念。
そんじゃ、大垣の釣具屋さんはスパッと諦めて、
↓飛騨牛買いに行くとしまひょ。
岐阜で飛騨牛買うなら、養老ミートが我が家の鉄板!
↓なんせ、良質な飛騨牛が安い!
切り落としだと、532gで1489円。
100g280円なのだよ。
↓もう1パックも、536gで1500円。
焼くよりも、関東風のすき焼きにしちゃうのが最高!
肉じゃがも、最強なのだよ。
↓良質な飛騨牛も買いました。
100g800円のタイプ。
500g買ったんで、4000円っす。
おそらく、東京で買うと倍以上で売られるレベルの肉質。
コレは、もちろん焼肉ですよぉ!
↓タレは、コイツに決まり!
飛騨牛喰うなら、この店のタレが鉄則なのさ。
↓もろに豚足!
↓まんま・・・だね。
コレで200円って・・・、なんか、つまみというよりも、ファストフードみたいな感じ。
歩きながら、豚足喰ってる学生とか・・・なんだか、居そうな気がするぅ。
↓地元の農業高校生たちが売ってた野菜。
ルッコラとカラーピーマン。
1つ100円と激安!
ルッコラは、おもわず3つも買ってしもうたよ。
コレが、不思議な胡麻風味で美味いんだ。
↓岐阜の山は、絶賛紅葉中!
ここいら辺は、ホントに空気が良くて、居るだけで気持ちイイ。
そりゃ、お肉も美味しく育つはずだよ。
お次は、近所にあるご当地スーパー「トミダヤ」へ。
↓このソーセージが、我が家のお気に入り!
298円(税別)と、安いのに美味いんだよコレが。
↓懐かしく美味いスパゲッティー。
いつの間にやら、パスタと呼ぶ方がふつーになってしまったね。
オレらがガキの頃は、みんなスパゲッティーだったのに、不思議なもんだ。
↓良質なシイタケ、お買い上げ。
焼肉やる時に、必要不可欠でしょ。
↓昨日のまぜそばが美味かったから、ついついお買い上げ。
昨日行ったお店「はなび」の生めんタイプも売っていたが、1人前で350円位だった。
コレは、5人前入って298円だし、ご当地メーカーの寿がきや製だからね。
間違いないっしょ。
↓ご当地チップス?
東京じゃ、見ること無い「カニチップ」。
メーカーの「ハルヤ」ってのも、知らんがな。
↓ウチの奥さんが、外の屋台で買ってくれた粉モノ。
まさかの、1パック300円!
東京の夜店じゃ、500円〜700円もするのに、信じられんね。
あとで、みんなでランチの時に突っつくとしよう。
お次は、愛知県内の珍スポットを目指してみる。
そこは、桃太郎神社というスポットで、実に味のあるスポットでありながら、
前回我が家が訪れた時には、他に誰もお客居ません・・・状態。
それほど不人気でありながら、撮れ高抜群なのだから、ちょいと寄ってみるか・・・と。
だが・・・、現地に近づくと、全く動かない大渋滞発生!
神社への道は行き止まりだから、みな神社方面へ行く事になる・・・なぜじゃ?
あとで調べてみたら、紅葉の時期だけは異常に混む事が判明!
寂光院というのが近くにあって、そこが県内じゃ有名な紅葉スポットなんだとか。
この時期は、無料バスまで運行されるほど大賑わいなんだと。
う〜ん・・・、まさかまさか、釣具屋で手間取るのは仕方ないが、サブコーナーの撮れ高の為に、
どんだけ掛かるかワカラナイ大渋滞を堪能するわけにはイカーん!
Uターンして、次なるスポットを目指すとしまひょ!
↓釣具屋を目指すつもりが・・・、釣り場に到着。
県内じゃ大人気の釣りスポット「入鹿池」。
ココでオレが釣りをするシーンを・・・、撮りましぇーん。
まあ、オレは、釣り雑誌に連載してるのに、釣りのシーンは必要無しと言われてるんでね。
過去に、アメナマの記事とか載せたら、編集部から「チャーリーに釣りさせんな!」と大クレームだったらしい。
そう、オレは、釣りしないのに釣り雑誌に登場してる、不思議なおっさんなのだよ。
なので、ココでも釣りはしましぇん。
扉絵に出来そうなカットの撮影で、バックが映えそうな場所・・・ということで来たのさ。
まあ、ホントは、桃太郎神社の予定だったのだがね。
アッチがダメだったんで、急遽寄ったのさ。
目的は扉絵の撮影だけなんで、それが終わればピューっと大移動。
次なる目的地は、岡崎なのだが、腹が減ったんで上郷SAでランチにしまひょ。
↓オレとウチの息子は、きしめん。
やっぱし、ご当地モノが喰いたくなってしまうのだよ。
↓ウチの奥さんは、天ぷらそば。
蕎麦も、汁も、意外な程美味い。
↓相方は、天ぷらうどん。
これまた、美味かったらしい。
うどん自体は、東京でもよく見かけるタイプだね。
讃岐の様なコシが強い感じでも無く、博多の様にやわらかいタイプでもなく、ふつーな感じだったと。
↓さらに、五平餅が美味い。
コレは、入鹿池の湖畔で、ウチの奥さんが買ってくれてた。
メッチャ美味いぜ。
五平餅も、ここいら辺の名物ではある。
中部地方の山間部の名物なんだよね。
長野〜飛騨〜愛知〜富山〜静岡〜山梨に跨る地域で、色んな五平餅がある。
↓ネギだらけの、お好み焼き。
薄い広島焼きの様な生地の中に、これでもかー!と、ネギが大量に入ってる。
それが、妙に美味い!
こうやって、みんなでシェアしながらワイワイ食べるのって、イイよね。
不思議なご当地モノが、いっぱい味わえて、超楽しい。
さて、次に目指したのは、岡崎にある有名な釣具店「マンボウ」へ。
残念ながら、人気店だけに、イマドキ物が多い。
↓リサイクルコーナーに、こんなんあった。
1980年代に発売されたであろう、コーモランのスプーンセット。
↓正貨は、1200円だったようだが、リサイクル品ということで380円だった。
超ラッキー!
お次は、豊川まで移動。
1号線沿いにあったポイント釣具に寄ってみたが・・・、海系が中心。
↓ナス型シンカー買ってきました。
2.5号は、オレのお気に入りサイズ。
ベイトでダウンショットやる時には、この重さがちょうどイイのだよ。
お次は、豊川稲荷を横目に、中村釣具さんへ行ってみるも・・・、
おばちゃんから、「ルアー関係は、みんな処分しちゃったのぉ・・・」と言われ玉砕!
もはや、タイムリミットなんで、コレにてお終い!
〆に、狐の前でガッカリなポーズを撮れたなら、東京へ帰るとすんべ。
帰りは、御殿場まで順調そのもの。
↓日本平のPAでは、こんなん買ってみた。
648円(税込)
日本のチーズとあるが、喰ってみたら、無味無臭・・・。
食感も悪くて、なんじゃこりゃ?
けっこう、残念なアイテムでした。
さて、その後は、御殿場から先が大渋滞。
最初30kmと表示されてた渋滞は、我が家が辿り着く頃には60kmになっとる!
何じゃ、その距離?
お盆かGWにしか、ありえない渋滞でしょ。
なぜに、そんな混む・・・。
しゃーないので、御殿場で落ちて、箱根の山を越え、小田原から西湘バイパスへ。
コッチのルートも、それなりに混みはしたが、60kmに比べたら楽勝でしょう。
無事、帰ってくることが出来ました。
撮れ高は・・・、まあ、ある意味、リアルなえぐり旅になったんじゃないかと。
ホントにね、「えぐり」って、甘くは無いのだよ。
何十軒周っても何もえぐれずに、「ナス型シンカー」が山の様に貯まるなんて、よくある事なのさ。
ましてや、ヤフオクみたいのが浸透したおかげで、色んな人がちょっとでも古いモノは根こそぎ買っていってしまった時代もあって、
現代では、えぐれる事なんて稀なケースなのだよ。
ましてや、そんな稀なお店を何軒か集まった地域でロケして、5ページ分の撮れ高を確保するのは、至難の業なのさ。
今回は、初日にオレがチョイスしてたお店が壊滅してしまった時点で、相方が別企画を考え始めちゃうほどのピンチだった。
なんで、これほど何のアテも無い「愛知」を、なぜチョイスしてしまったのだろうか・・・?と、相方はずーっと首を捻っていたしね。
そんな中、バブル期の珍ルアーが中心になってはしまったが、オモロイのが残ってる2軒を、何のアテも無い状態で、
偶然ナビから拾えて行けたのは、ラッキーだったとしか言いようが無いね。
やっぱ、オレも持ってるよなぁ・・・と。
出来ることなら、翌日にも使えそうなお店に巡り会えたらよかったのだけど、愛知はそれほど甘くはなかったね。
でも、色んな事があって、色んな方々とも巡り会えて、すんげー楽しかった。
やっぱ、えぐり旅は最高だぜぃ!
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