1.ちびくろ・さんぼ
正価では、1冊1100円するのが、半額の半額になっていたんで、まさかの275円。
一応、中古扱いだが、未使用らしく状態がすこぶる良い。
昨今、ジェンダーレスが浸透し始め、人種差別がイケナイ事だという認識も強まってきている。
結果、黒人が出ているだけで、人種差別だと過剰な反応をし始めるようにもなってしまった。
まあ、はだしのゲンが教科書から消える世の中なんだから、モノの本質を見極めることが出来ない人が増えてしまったのかね?
良い事と悪い事との区別すら、まともに出来ないからこそ、ノリだけでバカをやる事が、イケナイ事だけど「面白い」と考えるだけじゃなくて、
それを実行してしまうのだから救いようがない。
そんな時代だと、この本がワケのワカラン理由で今後消え去ってしまう可能性は、極めて高い気がした。
↓なので、2巻も買っときました。
↓もちろん、3巻までフルコンプです。
地球上には、色んな人種がいて、色んな肌の色がある。
その事実を覆す必要は無いし、差別する必要もない。
みんな同じ人間なのだから、みんながストーリーの主人公になれる可能性はある。
ただ、その主人公になれる確率が、肌の色によって違うというのが、現代の人間の愚かさの象徴なのでしょう。
アメリカのディズニーランドからは、そういった事への配慮から、スプラッシュマウンテンが消えた・・・。
スプラッシュマウンテンは、1946年に公開された「南部の唄」が原作となっている。
相当古い映画で、日本では1951年に公開されたみたい。
正直、生まれる前の話なんで、オレは見た事も無い。
ただ、大雑把なオレの知り得る情報によると、そもそもは、黒人のおっさんによって作られた「おとぎ話」。
この黒人のおっさんは、農場で下働きしているのだけど、そこに移住してきた少年を元気にするために話していたのがストーリーとなってる。
だが、その農場のオーナーが白人で、下働きしている大勢の人間が黒人だったので、映画公開直後から人種差別の問題がアメリカでは起きてたらしい。
当時のアメリカでは、黒人への差別は今以上に凄惨で、奴隷制で農場で働いていたにすぎないのを、まるで美化した話・・・と、受け止められた。
それが問題となり、現在では「南部の唄」を視聴する事は不可能だと思う。
なんで、そんな問題作をアトラクションに採用したのかは謎だけど、おそらく設置当初は問題を軽視していたんじゃないかな。
それが、現代では無視できない問題にまでなってしまい、アメリカではアトラクションを別のお話にリニューアルすることになってしまった・・・。
似たような理由で、カリブの海賊もリニューアルされたからね。
おそらく、日本も右にならえ・・・だと思う。
日本では、南部の唄を見た事ない人の方が圧倒的に多く、そんな問題がアメリカで起きていたことも知らない人が多い。
スプラッシュマウンテン=人種差別とは思われていない日本で、果たしてリニューアルする必要性なんてあるのかな?と思ってしまう。
だが、リゾートラインが走る、リゾートゲートウェイ・ステーションでは、南部の唄の象徴的な歌「ジッパディードゥーダー」のBGMが消えた。
かつては、パーク内やパレードでも採用されていた馴染み深い曲なのに、スプラッシュマウンテン以外では流れなくなってしまってる気がする。
それは、スプラッシュマウンテンを撤去する準備段階に入ってる事を意味してる気がするのは、オレだけかな?
ウチの息子は、純粋にスプラッシュマウンテンをアトラクションとして愛してる。
パークへ行って乗る事を、なにより楽しみにしてる。
それが、くだらない大人の事情で消え去ってしまうのだけは、止めて貰いたいなぁ。
なんでもかんでも、アメリカの右にならえが、正しい事じゃないんだよ。
アメリカに従って無難に生きるんじゃなくて、日本で決断力と実行力を持って行動できるようになって欲しい。
スプラッシュマウンテンは、何も悪くないよ。
2.ゴム銃大図鑑
こんな面白そうな本を、220円で発見!
オレの時代は、割りばし鉄砲というのがあったけど、それがまさか・・・こんなに進化してるとは!
そのクオリティ、完成度には、度肝を抜かれるほど。
よくぞまあ、ここまでのモノが作れるもんだ・・・と、感心するというよりも、もう完全に脱帽だね。
もはや、本物の銃よりもスゴイとさえ思う。
アートと、言ってあげたいほどの完成度。
あまりにもビックリしたんで、動画でも紹介しとりますから、良かったらYouTubeの方も見てみてね。
3.黒猫は泣かない。
寺田浩晃さんという漫画家の方の短編集。
漫画自体は、YouTubeにもUPされているので、無料で読むことも実は出来ちゃう。
それでも、オレはこういう本が手元にある事は、財産だと思うんで、是非ともお買い求めして頂きたいと・・・。
この方は、難病を患っていて、命を削りながら一筆一筆を描いてる。
その労力は、健常者からは想像も出来ないほど、計り知れない苦労なのを妄想すると、また違った見え方もしてくる。
内容も素晴らしく、3本書かれてる中では、「くろいりんごときいろいそら」というお話が、オレは大好き。
他にも、この本には掲載されてはいませんが、世にも奇妙な物語で実写化された、「三途の川アウトレットパーク」など、
色んな漫画を描かれております。
この本は、書店に並ぶ・・・という状況に今は無いので、ネットで手配するしかないと思われますが、
取り扱ってる書店が徐々に増えている状況にもあるので、今後は簡単に買えるようになると・・・エエね。
4.川っぷち生きもの観察記
著者は、若林輝氏。
川歩き・・・と聞かされると、オレはついつい上流のイワナやヤマメ釣りの為の沢登り的なのを妄想しちゃうんだけど、
この本で紹介してるのは、身近に流れてる、そこいら辺の川で日常的に起きている事なのだけど、
人間目線では、全く気づけてない世界を紹介してくれている。
その上で、探求心が底無しな上、かなりの変態な領域にまで突入してるので、読んで勉強になるだけじゃなくて、
単純に面白いのだよ。
大都会であっても、川は流れていて、そこには人間の知らない未知の世界と自然が広がっている・・・なんて夢のような話が、
実は現実的に、こんなにも身近にあったのか・・・と、再認識させてもらえる。
この本は、なかなか書店に並ぶような本ではない状況ですが、アマゾンで買えますので、皆さまポチっとやって下さいませ。
ヨロシク!
5.船の科学館
2011年9月に、船の科学館を訪れた際に買った本。
この後、船の科学館は本館の展示を休止してしまう・・・。
何らかの改修工事を行って、数年後にリニューアルオープンするのかと思いきや、
12年経過した2023年になっても、何ら動きは無し・・・。
別館や宗谷こそ展示しているが、本館はいつまでも休止中。
船好きには、タマラン内容の展示物があったり、かつて昭和の頃の異常な賑わいの写真には、驚きしかなかった。
当時は、プールも併設されていて、イモ洗いなんて状態を超越してた。
今のディズニーよりも、混んでたんじゃないかな?
それが、衰退してしまうなんて・・・、当時は誰も予想できなかっただろうなぁ。
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