RYOBI SPINNING REEL
1.DynaFight3000
ハンドルにドラグがある、ちょいと珍しい機構を搭載した珍品。
こんなところにドラグがあったら、超便利???じゃなかったみたい。
とっても素晴らしい構造だとオレは思うが、この構造は姿を消してしまった・・・残念。
でも、こういうアイデアが、具体的に商品となってるってことが、ホントに素晴らしい時代だったんだなーって思う。
現代だと、なかなかこういうアイデアは商品化されない、利益追求型の姿勢になってしまったね。
つまらん時代というか、チャレンジ精神がまったく伝わってこないアイテムばかりが並ぶ、
なんとも日本らしい状況になっちゃったなー・・・、なんて思う。
2.Catcher No,0
某中古屋さんで、たったの220円だった。
ずいぶんと小型のリールだね。
↓逆側に、ちゃんとラベルが残ってた。
リョービのキャッチャー、No,0になるみたい。
↓スプールは、ABSだね。
当時は、コレが主流だった。
今は、ABSのスプールなんて、存在しなくなってしまったなぁ・・・。
↓ハンドルが、カッチョイイ!
ミッチェルを彷彿させるかのような・・・、1960年代のダイワのパンチとかも、このタイプのハンドルで素敵だった。
↓コッチ側には、何も無いのがスゴイね。
何か貼ってあったラベルが剥がれてしまった・・・、っていう感じじゃないよね。
↓もちろん、日本製です。
なんか、控え目な刻印だなぁ。
もっと、誇って良いのに。
3.Catcher No,1
タックルベリーで216円で、GETしました。
↓ルアーフィッシングには、ちょっと大きめサイズかな?
↓RYOBIのロゴが古い!
1960〜70年代のリールでしょう。
「ENJOY FISHING」が、シールじゃなくて刻まれている・・・って、スゴイセンスだね。
現代のリールにゃ、絶対にあり得ないでしょ。
↓ハンドル側。
コッチにも、「ENJOY FISHING」が、刻まれている。
ダイキャストボディだから、金型そのものに、この文字を刻んでいるのだね。
近代のリールと比べたら、高性能な部分は一切無いが、近代モノには無いタフさがある。
そこが、オレの壺。
釣り方や対象魚によっては、フルキャストすることも無く、そこそこ投げれるだけで、
十分に楽しめる釣りというのが多彩にある。
そんな時、ウン十万もする高級リールを使う必要性なんて無いのだよ。
コレで、十分。
オレ的には、アメナマ釣りを、堪能してみたいと思う。
防波堤で、サビキもイイね。
4.Powerful DX No,3
ステラの3000番より、ちょっと大きい感じ。
某中古店で、お値段は、なんと378円。
安過ぎでしょ。
↓ハンドルのノブにまでRYOBIとある。
イイねぇ。
↓金のエンブレム!
この時代は、ホントにABUを参考にしたであろうエンブレムを搭載したリールが多い。
ちなみに、このエンブレムには「Powerful DX No,3」と「RYOBI」書かれてる。
リール名と社名ですな。
↓スプールは、アルミ製。
パーツには、ほとんど樹脂が使われていない時代のリール。
オレが、一番愛した時代(1970〜1980年代)のリール。
ベールのローラーが、赤いのは高性能なセラミック製の証。
コレが、摩擦軽減やら、糸ヨレ防止とか、そういった効果がある・・・と当時はされて、
色んな会社のリールに採用されていたのに、今じゃ、消え去ってしまったパーツだねぇ・・・。
↓守谷では、たったの110円で売られてた。
↓先に紹介してるのと、大した違いはないが、売られてた時期としてはコッチが後期だと思う。
↓一番違う個所は、製品銘板。
先に紹介してるヤツだと、この銘板は金色のプレートなのだが、コレはシンプルに銀文字・・・。
後に、安い版的なモデルチェンジでもしたのかね?
↓赤いローラは、セラミック製。
このパーツは、高級タイプにしか使われなかったのだよ。
なので、廉価版としたワケじゃないね。
↓ドラグの上のシールが、赤になってる。
とはいえ、パーツが変わってるワケでない・・・と思う。
シールだけを、赤く変えた意味は、なんだべな。
5.POWERFUL MINI
1980年代のリールじゃないかな?
パワフルシリーズは、1970年代からあるんだけど、このミニは1980年代だったと思う。
もちろん、ダイキャスト製なんで丈夫。
MADE IN JAPANなんで、品質は最高ですよ。
ただ、ラインキャパは、2号で200m 3号で140m 4号で90mと少な目。
細いラインでのルアーフィッシングになら、使い道があるかな?
でも、ボディにキズ一つないから、使うのをためらっちゃいそうだなぁ・・・。
6.RX10(RX−10)
コレは、RX−10
某中古屋さんで、たったの216円で買った。
古くて、多少使い込んだ感があるとはいえ、安過ぎるね。
シルバーカラーのダイキャストボディで、ステラだと、3000番位のサイズ。
ただ、がっつり重いんで、バス釣りよりも、投げ釣り向きな気がする。
アメナマにも、エエでしょ。
↓昔のリョービマーク。
このマークの時代は、1970〜80年代かな?
↓コッチは、RX10
↓先のモデルとは、リール名が、びみょーに違う。
今回のは、「RX10」
某中古屋さんで、まさかまさかの108円でした。
↓コレが、先のモデル。
コッチは、「RX−10」と、ハイフォンが入るね。
同じシルバーボディだけど、プレートの配色も違うし、ボディ形状も若干違うから、モデルチェンジしたのでしょう。
オレ的な見解では、RX−10の方が古いモデルだと思う。
↓昔のリョービマークは、シールタイプ。
劣化して剥がれやしないか・・・、ちょっと心配です。
7.RX2000
タックルベリー岡山本店にて、540円でお買い上げでした。
サイズ的には、バスフィッシング用として最適なサイズだと思える。
1980年代のリールとしては、まずまずの機能性で、ボディには樹脂が多用されてるから軽量化につながってる。
↓四角いテールが、イカスでしょ。
↓ハンドル側
↓リールフットには、こんなシールが貼ってありました。
ボデー・・・って、イイね。
8.CARBO STAR 2000RD
タックルベリーで、まさかの299円でした。
相当古い代物だが、それほど使い込んだ感じじゃない。
当時、ルアーフィッシング専用として販売されてモノじゃ無いだろうけど、サイズ的にはバスフィッシングにマッチしてる。
↓リアドラグは、オレの壺。
このマークが、実に神々しい。
ABUを、ちょっとオマージュしてる感がイイね。
このリールは、1980年代のモノだから、信頼と実績のある日本製。
現在市場に溢れている安いリールってのは、ほとんどが中国製なのだよ。
そんなモノを使う位なら、古くても高性能な日本製を、中古で安く買う方が賢明なのさ。
性能も、昔のモノなのに、明らかにコッチの方がイイぜ。
ダイキャスト製丈夫だからこそ、いまだにキレイな状態で中古市場に出回るのだからね。
樹脂だと、とっくに破損して使えなくなってしまっていると思う。
現代販売されてる樹脂製のリールは、数十年後の中古市場を賑わす存在にはなれないのだね。
使い捨ての時代ってヤツかな?
イヤなもんだね。
9.CX−3P
1980年代のモノじゃないかな?
タックルベリーの港北で、お値段、なんと!250円でした。
↓ネームプレートが、剥がれてしまっているね。
当時のリールは、安いボンドでネームプレートが取り付けられていたこともあり、
経年劣化で剥がれ落ちてしまってる場合が多い。
前オーナーがモノを大事にしてくれる人だった場合には、最新の優秀なボンドで再接着してくれてることもあるけど、
大抵は落ちたまま・・・。
まあ、だからこそ250円で売られているのだけどね。
↓スプールもベールもハンドルも、昔の王道タイプ。
当時は、コレがスタンダードといっても、いいんじゃないかな?
↓この角度で見た時だけ、なんかかっちょいい・・・。
安モノとはいえ、1980年代じゃ、それなりの評価を得てたリールだと思う。
現代のリールには無いダイキャストが持つ頑丈さが、オレのお気に入りな要素。
それほどキャストを必要としない、アメナマ釣りで大活躍してくれることでしょう。
10.MX20
金のボディが、なんだか神々しくてエエ。
某中古屋さんで、これまた激安だったからついつい買ってしまったが、サイズ的にもバスフィッシングに最適なんで、
あまり飛距離を必要としない、ピンポイントでのネチネチワームとかで使えそうかな?
↓ココいら辺の装飾を、もっと凝ってくれたら、なお素晴らしかったね。
↓矢印マークのリョービなんで、1980年代のモノかな?
イマドキのタックルと組み合わせても、イイ感じになるほどデザインとカラーが最高。
コレは、良いリールや。
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