ULTRAMAN LURE


1.ウルトラマンプラグ

1998年だったかな?
このルアーの登場は、衝撃的だった。
当時はバブルの真っ只中で、アライくんが大人気を博してた市場で、次なる起爆剤を皆が模索してた。
そんな時、ついに・・・といってもエエのかな?
魚型ルアーとは一線を画すモノとして、色んなルアーが登場してたけど、ついにココまでやったのか・・・と、ビックリ仰天だった。
でも、単にウルトラマンのフィギュアに針をつけただけ・・・じゃなくて、こだわりがあったのがウケた要因。
↓リップがあるし、ジョイントボディ。

つまり、泳ぎは達者。
それが、おもちゃとは違うのだ!という証明となり、一時は売れまくったのだが、
コレがありなのか!と閃いた色んな会社が、続々と新たなるキャラルアーを生み出して、
市場が荒れまくった結果、コレも特売要員として叩き売りされるようになっていった・・・。
それが20年も経つと、ちょっとレアもの的な扱いに変わるのだから、面白いもんだよ。


2.ウルトラマンプラグ 冬期限定

冬季限定で売り出されたモデル。
おそらく、ノーマルタイプの売り上げに陰りが見え始めた時、ラストオーダー的な在庫を、
限定カラーにして一掃処分を図ったんじゃないかと・・・、まあ、あくまでオレの妄想ですがね。
それほどまでに、作り過ぎたのは、想像をはるかに超えた需要だったのだと思うよ。
監修したメーカーこそリョービだが、製造元はメガハウス。
釣り業界じゃ馴染みないかもしれないけど、食玩界じゃ有名な会社。
しかも、バンダイグループ。
このルアーが売れたのがキッカケで、色んな会社がルアー界に参入して、ブーム終焉と共に消えていった。
ホントに、一時代を作ったとも言えるルアーだったね。


3.ウルトラマンプラグ 特別キャンペーン限定ルアー

確か、ウルトラマンルアーやウルトラマンワームとかを買って、何かに応募すると当たったモノだった気がする。
当時、TVで懸賞生活とかが流行ってたこともあって、我が家もそれに乗り、色々と応募してた。
意外と当たるもんで、コレもその一つ。
金色で、キーチェーン仕様なだけだけど、特別感はあるよね。
おそらく、フックを搭載すればルアーとして使えるのだろうけど、絶対に使うことは無いね。


4.バルタン ミノー

クランクベイトかと思っていたんだが、ミノーと表記がある。
邪魔臭いハサミには、ラトルが入っている。
つなぎに、ボールチェーンが使われているのが、ちょっと気になるね。
意外と弱いんだよボールチェーンって、ボールの間のワイヤーは、それほど太くないからね。
とはいえ、つながってるのはハサミだから、ファイト中に切れても問題は無いか。
このハサミに、けっこうな浮力があるから、思いの外潜らない。
だもんで、ミノーとしたのかな?


5.バルタンミノー 冬期限定

なぜか、こんな緑色に・・・。
同じく冬期限定のウルトラマンは、リアルな感じの色合いになったというのに、
なぜ、バルタンは、こんなきたねぇー色してんのか?
メーカー表記では、チャートリュースとあるけど、メタリックグリーン感が強い。
カスミ水系では、釣れそうだね。
ちなみに、冬期限定モデルは、オレが知る限り、ウルトラマンとバルタンの2種だけ。
ピグモンが無いのは、なぜかワカラン。


6.ピグモン

これぞ、釣果度外視の外観重視ルアーの極み。
もはや、ピグモン作って、針を付けたに過ぎない。
アクションなんて、全然しないよ。
ロッド操作でも、限界がある。
使うだけ苦痛なんで、家に飾っておくべきなルアー。
でも、ピグモンは愛されキャラだからね。
ウルトラマンファンにとっては、絶対に外せないだけに、買うべき使命を背負ってしまってる・・・。
そういう売れる壺を心得てるあたりは、さすがおもちゃ会社だと言えるね。
ルアー会社だと、どうしても下手なプライドが邪魔をしちゃう気がする。


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