NAC LURE
1.河童
木製手造り、2300円が、まさかの580円だったので、ついつい買ってしもうた。
↓中身は、実にショボい。
ファーなボディは、なんか頑張った感じだけど、甲羅と皿が、プラ板の様な不思議素材で出来てる。
色合いがブラウンなのも不思議だが、もしかしたら、ラインナップとしてちゃんとグリーン系があったのかもしれない・・・かな?
とにかく、一目で河童と思える外観ではない。
なぜ、コレを河童としたかったのか?
それとも、河童ありきで作ったのに、このレベルだったのか?
真相は定かじゃないけど、バブル期には、こういった迷走系ルアーも数多く出回ったのだよ。
それなのに、ハンドメイドという肩書だけで、この値段で売れると思っていたのだから、よっぽど美味しい市場だったのだね。
そういったルアーを取り扱うお店側としても、色々と大変な時代で、大損害したというお店も少なくない。
そういう意味では、色々とイヤな事というか、教訓として活かさなきゃいけない事が多い時代だったんだね。
2.ちゅうじ
まったく同じ形状のルアーが、ルアーテックという会社から、ALYというルアー名で売られたりもしてる。
ただ、このルアー名も妖しくて、バーコードラベルには、小さく「チュウチュウ」とも書かれてる。
果たして、何が正解なのかね?
NAC製だと、ルアーの腹部にNACと書かれているのだが、ルアーテックタイプは、未確認。
おそらく、バブル期に転々と社名(ブランド名?)を変更して、渡り歩いていたんじゃないかな?
まあ、そこいら辺の事情は分からんので、あくまでもオレの妄想です。
ルアーを、こういう風に動かしたいから、こういう形状で、こういう素材で、こんな風に作りました・・・、
というのが、オレ的には、良質なハンドメイドルアーのコンセプトじゃないかと思ってる。
コレは、ルアーアクションについてのコンセプトを無視して、量産しやすい形状から、キャラっぽくする事に特化してる。
キーホルダーや、BOXでの癒しとするならば、コレでもOK
使う事を前提として作られていないから、使う必要性は無い。
仮に、まぐれで釣果を生み出せても、継続する能力は無いよ。
そんなルアーは、使うに値しない。
まあ、そういうルアーが溢れた時代ってのが、ルアーフィッシングバブル。
今では、泡となって消えてしまったのだから、一時代を示すルアーとして、1個位持っていても損じゃないかな?
3.ペンシルポッパー?
ルアー形状を見る限り、ペンシルポッパーかと思えたんで、そういう風に名付けときました。
メーカーサイドから、ルアー名に関する情報ってのは、発信されていたのか?
その辺から、なんも分かってましぇん。
そもそも「NAC」ってメーカーも、どこにあって、何をやってる会社なのか?
まったく分かりましぇん。
群馬に、リールとかルアーフライ用品を取り扱ってるナックという会社があるみたいなんだが、
そことの関連性も、まったく分かってましぇん。
このルアーのパッケには、ルアー名やメーカーに関する情報が何も記載されてましぇん。
書かれているのは、木製手造りと・・・。
サイズ的には、ZEALのチマチマ。
顔つきも、ZEALに似てるね。
4.ムツゴロウ
先に紹介してるルアーに、目玉を後付けしたと思われるルアー。
↓まぎれもなく、後付けの目玉だね。
鼻先の穴は、わざとなのか・・・ワカランなぁ。
↓ちゃんと、Nacの記載がある。
コイツは、先に紹介してるモデルと違って、ちゃんと「ムツゴロウ」という名のルアー名がある。
どゆこと?
どっちが先に発売されたのかも、ワカランなぁ・・・。
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