MEGABASS LURE


1.Z−CRANK 旧型

メガが売れていない頃、メガの社長がハンドメしてたWOOD製のクランクベイト。
ラインアイが横向きだったり、リップの形が独特だったり、当時珍しいタイプのグラスアイを搭載してたりと、
当時から、どこかしらに独創性を盛り込もうとしてた姿勢が窺える。
このリップの形状は、その後のルアーに採用されていないことから、
まあ、無意味であったんだろうと思う。
そういう所って、オレは好き。


2.BAIT−X 初期型

ウッド製「Z−クランク」の血を受け継ぐ形で、発売されたんじゃなかったかな?
ケツが、細くなって曲がってる部分に、独創性を感じる様な・・・、わざとらしい様な・・・。
曲がってる事の意味は、よくワカラン。
使っても、お尻が曲がってて良かった・・・なんて思う事は無い。
ただ、当時クランクベイトとしては、珍しい長めのボディなのは眼を引いた。
球体みたいなボディのクランクベイトだらけだったんで、斬新ではあった。
↓リップ形状は、2種ある。

小さい方は、サスペンドモデルで、大きい方はフローティング。
ただ、大きいリップにも、サスペンドモデルは存在してる。
逆に、小さいリップは、サスペンドモデルだけ。
発売当初は、メガバスが異常人気とはなってない時代だったから、色んなお店で売れ残ってた。
それが、ブームと共に、このルアーも店頭からは消え去った。
後に、進化したBAIT−Xが発売されたから、それなりに人気はあったのかね?


3.LIVE−X

このLIVE−Xが登場するまで、この手のダイビングミノーというのは、種類が少なく、
レーベルのスプーンビルミノーが代表格で、国産は皆無だった。
そこに登場したのが、このLIVE−X
だが、市場的な評価は、当時それほど高いものでも無かった。
後から発売された、ラッキークラフトのステイシーの方が、突然爆発的な人気を博してたね。
その後、このLIVE−Xは、リヴァイアサンへと進化を遂げると、ちょうど発生したブームにも乗って大ブレイクし、とんでもなく入手困難なルアーになった。
コレは、その進化前のLIVE−X達。
せっかくなんで、オレが持ってるモノのカラーを紹介してみるとしまひょ。

ホットタイガー

この色が、オレは一番好き。
カスミ水系で、効くのだよ。

おケツに斑がある金黒

この斑点に、なんの意味があるのか・・・は、ワカラン。

メガバス金黒

先の金黒と分ける為なのか、メガバス金黒というネーミングになってる。
おケツ側の斑点模様がなくなって、金も鮮やかになってる気がする。
その違いだけで、なぜに2種類の金黒を作ったのか・・・、ワカランなぁ。

テネシーシャッド

日本に居ない魚を採用してるという事は、アメリカ進出を、この時から狙っていたのでしょう。
まあ、市場を考えたら、アメリカでこそ勝負すべきだもんね。



国産ルアーの中で、一番愛されてるといっても過言じゃないアユカラー。
ただ、この時代は、アルミフィニッシュが主流なんで、現代ほどアユカラーを崇めてはいなかった気がする。

グリーン鮎?

やっぱり、この頃からアユカラーの人気が出始めてたのか、2タイプも用意されてる。
ただ、樹脂を透明化する技術がなかったのか?
透明の樹脂が高価だったのか?
LIVE−Xに、ゴースト系は無い。
逆に、手間が掛かるであろう、アルミフィニッシュが主体。
昔のラパラみたいで、オレは大好き。

↓オイカワ♀

メガは、オイカワを♂♀に分けて塗った、最初のメーカーなんじゃないかな?
それまで、オイカワカラーというのは、♂しか存在してなかったと思う。


4.VIBRATION−X
メガのバイブは、ジャラジャラタイプ、サイレントタイプ、ちょっと珍しいフローティングタイプの3種がある。
バス釣りだと、全種使う傾向にあるけど、海水で出番があるのは、99%サイレントタイプ。
ジャラジャラってのは、海だと効果ないのかね?
うるさ過ぎるのかな?
ジャラジャラじゃなくて、ソフトな音のカラカラ・・・とか、そういうのだと、どうなの?
ラトル音ってのは、魚にとって、どう響いているのかね?
不思議だよなぁ・・・。

フローティングバイブは、カスミ水系の様なスポットだと、抜群に効いたりもする。
浮くのは、便利なんだよね。
不思議なトップウォータープラグとして、水面直下でフラッシングする様に使うのもイイ。
でも、海水だと論外。
そこまでシャローを攻めるのだったら、バイブじゃなくてミノーの方が、海水に限っては抜群だと思う。
まあ、環境やフィールドの状況によっては、そうじゃない可能性もあるのかもね・・・?

海水でサイレントが効く理由は、ワカラン。
オレは、ラパラのカウントダウンをメインで使っていた流れから、ラトル音を嫌っただけだし、
それで釣れちゃったから、サイレント最強となったのだよ。
実際には、他のタイプを海水で使った事が無いから、ホントの意味での釣果比較ってのは出来てない。
面倒臭いから、今後も、やるつもりは無い。
そういうのは、本の企画でやって貰えるとエエよね。
素人さんにサイレント使って貰って、上手い人にはジャラジャラで、どっちが釣れるか?みたいな。
面白そうじゃね?
海水でのメインな使い方としては、断然テクトロ。
遠投性能もハンパ無いから、フツーにキャスト&リトリーブもイイとは思うが、オレの実績ではテクトロが一番。
一度底まで沈めてから、ただ歩くだけ・・・。
でも、浮き上がってきた感じがしたら、また底まで沈める。
コレの繰り返し。
特に、陽が出てる日中、底まで落とす事が、メチャンコ重要となる。
底まで落としてから、ちょっとのウォーキングで釣れた場合、シーバスは底に近い位置に居ることになる。
それが分かれば、効率的に居る層を攻める事が出来るのだよ。
このバイブに出会うまでは、メタルジグでやってた釣方なんだけど、初めてメタルジグを超えた釣果を叩き出したのがコレ。
このバイブがスゴイのは、フォールでもごく稀に釣れる事。
それほど滅多に起きる事じゃないし、なんでそれが効いたのかもオレにはワカランが、フォールで釣れた事がある。

↓我が家のバイブを、集めてみました。

もっとあるとは思うけど、とりあえず、シール目時代のモノや、珍しそうなの、写りが良さそうなのをチョイスしてみた。

↓シール目時代のモノが、オレは好き。

オレが最初に釣ったのは、このカラー。

↓レッドヘッドも定番。

でもオレは、この色のバイブでは釣ったこと無いっす。

↓この色は、実績アリ!

タナゴカラーなんだけどね、キラキラがイイ時には抜群なんす。

↓コレも、同じく釣れるカラー。

タナゴの一種、カネヒラだね。
完全に、淡水魚なカラーなんだけど、妖しい色合いのキラキラは、海でも効くのだよ。

↓ブルーバックのサイレントも、日中に良く釣れるカラー。

ちょっとブルーというよりも、ブラウンの混じった感が強いけどね。

↓コッチは、鮮やかなブルー。

ラパラじゃ、ど定番な色だよね。
まあ、ラパラの様な2色感は無くて、めちゃんこキレイに塗れてるけど。

↓鮒っぽい、ブラックバックもある。

コレは、ジャラジャラなんで、カスミ水系専用。

↓縦縞の入ったチャートもあった。

今だと、こんなカラーは、メガじゃ採用されないよね。
コレ位、どギツイ色の方が釣れるんだけどなぁ。
アメリカンなルアーには多いのだけど、日本じゃウケないのかな?

↓シール目時代だけど、ロゴ入り。

しかも、フローティングタイプなので、顎に「F」と入ってる。
入ってないフローティングタイプもあるので、ちょっと珍しい気がする。

↓派手目な、ライムチャートもある。

コレは、イイ色だよねぇ・・・。
カスミ水系じゃ抜群なんだけど、意外とナイターでのシーバスにも効くのだよ。
でも、入手困難過ぎるので、
↓コッチを、使う。

ホットタイガーね。
いまや、コレも手に入らんけどさ・・・。
ラパラにもあるカラーで、カウントダウンやシャッドラップのホットタイガーが、ナイターでのオレのシークレットカラー。
一時期、艶消しの「マットタイガー」が狂ったように流行って、ちょうどバブル期だったこともあって、
プレミアも付きまくって1個数万円と、高値で取引されてた時代もあったが、オレ的には、艶々してるホットタイガーの方が釣れる。
マットタイガーは、何がイイのかワカラン。

↓まだ、年号が入ってないロゴ。

シール目時代の途中から、ロゴが入る様になったね。
年号が入る様になったのは、いつ頃かな?
オレの手持ちのバイブだと、1996年のがあるなぁ。

↓ちょっと珍しい、レッドヘッド。


↓YAMAHAカラーってヤツね。

同じ静岡・・・ってことで提携して、ヤマハカラーのルアーを数種セットとして販売された中のひとつ。
もちろんオレは、中古屋でバラ買いだから、他のルアーでのヤマハカラーは持ってない・・・。


ホームページのTOP  えぐりタックルのTOP  NEXTタックル