13.コケシグリップ
↓フリーマーで、100円で買ったコケシ。
よく見ると、↓須川温泉と書かれてる。
調べてみたら、岩手県一関の辺りみたい。
我が家は、行ったこと無い地域ですな。
さらに調べてみると、このコケシは、この地域の名物「雪焼けこけし」。
昭和30年頃まで、須川の名湯まで、荷物を運んでくれる「強力さん」がたくさんいて、
その強力さんの夫婦がモデルのコケシらしい。
だもんで、本来このコケシは夫婦であることが絶対条件だと思われるのだが、フリーマーに流れて来てたのは奥さんのみ。
あれ・・・、まあ。
しゃーない、須川へ行って、旦那買ってくるか・・・?
いやいや、オレの手により、グリップにしちゃうべきでしょう。
↓作者名。
コケシにまで詳しくないんで、知らんです。
ただ、現在では1名しか、この雪焼けコケシを作ってる職人さんはいないんだとか・・・。
↓このラベルから、相当古いモノであろうと思えるね。
この当時は、もっと職人さんがいたのかな?
さて、まずは、ロッドのブランクの方を製作。
今回は、手抜きバージョン。
某中古屋さんで買った安い竿を、グリップのトコでチョン切って、
↓このパーツで、連結させる。
↓左をブランク側、右をコケシに埋め込む。
↓ブランク側は、こんな感じ。
↓竿は、1980年代のダイワ製。
トラウト用の、ウルトラライトアクションのフニャフニャ竿。
今回の竿は、根魚と遊ぶ用に作るので、掛けた後楽しめるフニャフニャなトラウト竿にしてみた。
根魚相手だと、小さ目のジグヘッドとかを使うから、硬いブランクの方が良いと言われてる気もするが、
オレは、掛けた後に楽しむ事しか竿に求めてないんで、軟らかい竿が最高なんす。
ブランクが出来たなら、グリップの製作に取り掛かりまひょ。
↓我が家にある、リールシート色々。
一番上にある、黒いのをチョイス。
↓使う工具。
リューターと、電動ドリルね。
リューターは、リールシートに穴を開けるために、電動ドリルは、グリップにロッド装着用のパーツを取り付ける穴を開けるために使います。
↓リューターには、ダイヤモンド製の小さいビットを使う。
↓多彩なダイヤモンド製ビットを使用して、穴を開けまーす。
↓上下だけじゃなくて、真ん中の凹み部にも穴を開けてある。
↓お次は、ドリル。
↓刃は、取り付けパーツの外形サイズで開ける。
↓このコケシ・・・、想像以上に堅い!
全然、ドリルが入っていかない・・・。
それでも、頑張って開け続け・・・、
↓やっとこさ、開きました。
ついつい力が入り過ぎて、想定よりも深くまで掘ってしもうた・・・。
まあ、ノー問題ですよ。
↓リールシートも取り付け。
↓SUS製の木ネジで、3ヵ所止め!
本来は、スレッドで巻いて固定するのだが、それだとコケシの美しさが損なわれる気がするんで、オレはネジ止めを採用したのさ。
↓3ヵ所止め高さが、ちょっと不揃い。
↓でも、ちゃんとリールを搭載出来る。
↓思ってる以上に、堅いコケシだから、けっこうタフに使える。
画像のリールは、1980年代のダイワ製リールだから、クソ重いんだけど、
イマドキの軽いリールを搭載したら、手返しも良くて使いやすいかもしれん・・・、そんなリール持ってないけどね。
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